新潮文庫。
いつもこのひとの本を読み終わると、ひとつの旅を終えた
ような気分になるが、ふっと現実の生活が横たわっている
ことに気づき、はっとさせられる。結局、ボクは野田さん
みたいに旅には出られんだろうことが分かっているから
なのかもしれない。ボクはなにもしないだろう無力感に苛
まれつつ、日々の生活の中に埋没する自己を見つめるしか
ないのだ。きっと、野田さんと根本から考え方が違うのだ
ろう。この本で、母上のことが出てきたので、病気と言う
ことだったが、安心できた。こういうひとは家族さえかえ
りみないのではないか、と思っていたからだが。
南方指向と言うが、北方指向のひとかと思っていたので、一
般のひとと同じく、過ごしやすい方がやっぱりいいのか、と
これまた安心した。
まあ、実際、やろうとは思わないけどねえ。
いつもこのひとの本を読み終わると、ひとつの旅を終えた
ような気分になるが、ふっと現実の生活が横たわっている
ことに気づき、はっとさせられる。結局、ボクは野田さん
みたいに旅には出られんだろうことが分かっているから
なのかもしれない。ボクはなにもしないだろう無力感に苛
まれつつ、日々の生活の中に埋没する自己を見つめるしか
ないのだ。きっと、野田さんと根本から考え方が違うのだ
ろう。この本で、母上のことが出てきたので、病気と言う
ことだったが、安心できた。こういうひとは家族さえかえ
りみないのではないか、と思っていたからだが。
南方指向と言うが、北方指向のひとかと思っていたので、一
般のひとと同じく、過ごしやすい方がやっぱりいいのか、と
これまた安心した。
まあ、実際、やろうとは思わないけどねえ。