昔、仕事でお豆腐屋さんとお話をする機会に恵まれました。
木綿と絹ごし……同じ量をつくるのに、どちらが大豆を多く使うでしょうか?
答えは木綿豆腐なのです。
木綿豆腐は中に空間があるので、個体が少なそうなのですがなぜでしょう。
木綿豆腐は豆乳を固めたあとに木綿にくるんで重しをして圧縮、水分を取るのですね。
絹ごしは、豆乳を固めただけです。
従って、同じ分量の豆腐を作るのに木綿の方が大豆をたくさん使うのです。
もちろん、栄養も濃いということになります。
どっちでもいいよ。どっちも好きだよ。という人は、迷ったときは木綿を選ぶとお得です。
もちろん、絹ごしのなめらかな食感も捨てがたいので、そちらを選んでも損はないですよ。
さて、今日は十六夜。
十五夜の次の日は少しだけ月の出が遅くなり、迷っているように見えるので、いざよいの月と言うのですね。
山の背にいざよう月の図。