今から2年前。
レフティが15歳の時、
ばあちゃんがステージ1の胃がんで、
とある病院に入院したが、
明らかに医療ミスで、
重体になった。
キヨ様は医者にキレて、
揉めていた。
ばあちゃんの知り合いのじいさんが、
お見舞いに、
釣り立ての魚を、
たくさん送って来た。
それで、
キヨ様の家は、
毎日のように、
焼き魚になるんやけど、
日頃から魚嫌いのレフティは、
ふて食いしていた。
そんなレフティに、
キヨ様は、
「魚食わんのなら、スケボー取り上げるもんね」と脅した。
ある日、
医者の対応の悪さから、
ばあちゃんが熱を出したので、
キヨ様は、
医者に文句つけると言って、
出て行った。
そしたら、
ちょうど、
魚を食ってたレフティが、
「こんなもん食ってたら魚人になる。捨てるぜ」と言ったので、
母親のサマーは、
「お父さんから怒られるわよ!」と注意した。
レフティはせせら笑い、
「今出て行った親父が帰ってくるかよ」と答えた。
そしたら、
キヨ様が戻って来て、
「ヤッパ、気持ち落ち着けて行く」と言った。
レフティは、
美味しそうに魚に箸をつけた。
サマーが訝しげにレフティ見ながら、
「あんまり怒っても意味ないもんね」と言った。
キヨ様は頷いて、
再び出て行った。
同時にレフティは、
焼き魚の皿を押しやって、
「体にウロコが生える」と言った。
サマーはキレて、
「お父さんに言いつけるから!」と大声出した。
レフティは、
「え😦❓親父どこいるの😏❓」と冷やかした。
そしたらまた、
キヨ様が帰って来て、
「何か、落ち着かない」と言った。
サマーが何か言おうとしたら、
レフティが涙ためてサマーの手を取った。
サマーは、
「うっとうしい❗️」と叫んで手を払った!
そして、
「あんた、今、体にウロコが生えるとか言って、皿を押しやったよね!」と怒った。
レフティは、
「ごめんなさい。ばあちゃんのことを考えたら、頭に来て---」と小声で言った。
キヨ様は、
「うん。ヤッパ、頭に来ても仕方ないよな。お袋の熱が下がる訳じゃねぇし。もっぺん行くぜ」と言って、
出て行った。
同時にレフティは、
「焼き魚とかさあ、ジジくせえんだよ!!」と言って、
魚を流しに捨てて、
ツバを吐いた!
サマーはガチギレして、
「あんた、お父さんの前じゃ人格変わるのね!舐めてるわ❗️絶対にお父さんに言いつけてやる‼️」と叫んだ!
レフティは、
「あのさぁ!もう帰って来ねえぜ。常識で考えなよ」と言い返した。
そしたら、
キヨ様が帰って来て、
「ヤッパさあ、感情的にきちゃうんだよな」と言った。
レフティは、
流しの魚拾って、
「父さん。釣り立ての魚すげ〜ね。流しまで飛んだぜ!」と言った。
サマーはキヨ様に顔を近付けて、
「あんた。今度は行くか行かないか、ハッキリさせてもらいます。でないと、あたしのメンタル保たないから」と凄んだ。