ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

過疎化対策案

2024-05-11 | 世相感


写真はストックホルム郊外のホテルの隣で
見たクラインガルテン(以下KG)です。
それ以来、山荘のある青野原はKGに最適
だと思い続けている。
クラインガルテンとはドイツ発祥の市民農園
で、日本にもKGと称するものがあるが別物。
貸農園に宿泊可能な小さな建物(ラウベ)が
あることが日本の貸農園と大きく異なる点で
建物のある日本のKGは長野、新潟など
遠距離で、気軽に利用するには遠すぎる。
青野原地区は都市部から1時間前後であり、
都市住民が自然に触れ合う環境があるが、
この環境が今、耕作放棄地として荒廃が進み
若者が離れた過疎地となりつつある。


こんな荒れ地して放置することは許されない
と思うのだが、土地は個人の所有であり、
「どうしようと勝手でしょ」が所有者。
こんなことなら、中国資本に買われて、
利用された方がいいとさえ思ってしまう。

農水省は都市型市民農園として、利用推奨
しており、兵庫県の多賀町がKGのモデル
施設(フロイデン八千代)となっているが、
神戸周辺の利用者で満杯の人気だ。
相模原市も、過疎化対策と掛け声だけで
何もしないのではなく、都市と自然の調和
を進めてほしいと願っているのだが。
相模原市は政令指定都市、多賀町のような
山間地とは違うからそんなこと必要ないと
考えているとしたら大間違い、
3年前に発足した「青和学園」の今年の
新入生は4人だけ、山の分校です。


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