tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

ルーヴェン Leuven 8月13日

2012年09月15日 | ベルギー




北方ルネサンスの面影を求めてルーヴェン(Leuven)へ。
織物産業の恩恵を受けて興隆し、15世紀には力のピークを迎えた都市です。




美術品もさることながら、
15世紀半ばに建設された市庁舎は、
フランボワイヤン(炎の)・ゴシック様式と呼ばれ、
その名前の通り、まるで建物が炎に包まれているように見えます。

精緻の極地。。
華やかで繊細な宮廷文化を体現しています。


街並みをフォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみください。

ブリュッセル 1 Bruxelles 8月12日~14日

2012年09月15日 | ベルギー




アントワープからの車窓とダイヤモンドチョコレート(こちら)を楽しみ、
ベルギーの首都、ブリュッセル(Bruxelles)へ。
さすがに首都だけあり、街の規模が大きく見所がたくさんあります。

また戻ってくることを考えて、
この期間で、まずはざっくり街を観光することに。




街の中心の大広場、グラン・プラス(Grand Place)から出発します。

向かって左の、塔のある建物は市庁舎で、15世紀に建てられました。
正面の建物には、カフェや銀行が入っています。
右側の建物は、王の家(Maison du Roi)と呼ばれる建物で、
現在は市立博物館として使われております。

写真に鉄骨が見えませんか?

8月18日から、ここでフラワー・カーペットという催しが行われることになっていて、
その準備がされているのです。
広場がどう変身するかは、後の記事をお楽しみに!




この写真、何だか分かるでしょうか?
太陽光が強すぎて、画像が白飛びしています。
この日あたりから、ぐんぐん気温が上昇し、
戻ってきた時には、軽く35度超えになっていたという。。

聞くところによると、スペインでは47度をマークしたそうな




こりゃ~堪らんと、
ギャルリー・サン・チュベール(Gelerie St. Hubert)に逃げこみます
1879年に完成したヨーロッパで最も古いパッサージュ(アーケード)で、
とても雰囲気があります。




皆、避難してきて、お茶を飲んだりゆっくりしています。

ちょっと休んだら、こんなものも見ましたよ。



小便小僧(Manneken Pis)、通称ジュリアン君です。
すごい人垣ができていました。
自分ひとりであったなら、おそらく立ち寄ることはなかったと思われます。
夫に感謝…なのか、どうなのか


写真をフォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみくださいませ。

ゲント Gent 8月10日

2012年09月15日 | ベルギー

アントワープから日帰りでゲント(Gent)へ。


ベルリン旅行が迫っているため、
取り急ぎフォトチャンネルに写真をアップしました。
      ↑↑↑
リンクをクリックすると、「夏のゲント」へと飛びます。

フォトチャンネルを整理することだけでも終わらせたいものだ。。


この記事を書いている9月中旬は、
デュッセルドルフはもうコートが必要なくらい寒いくらいです。
9時を過ぎても明るかったのに、7時には暗くなるようになりました。

秋が足早にやって来て、すぐに過ぎ去ろうとするのを目の当たりにすると、
北国に暮らしているのだということが身にしみます。

アントワープ Antwerpen 8月9日~12日

2012年09月15日 | ベルギー


オランダ観光を終え、ベルギーへと国境を越えます。
まずは、ベルギー北部の魅力的な都市アントワープ(Antwepen)へ。
ロッテルダムから1時間ちょっと電車に揺られると到着です。




アントワープの中央駅は19世紀末に建てられたアール・ヌーヴォー様式のもので、
とても重厚な雰囲気です。




街から駅を望んで。
オフィスビルやデパートが並び、賑やかです。


アントワープの歴史は古代ローマ時代まで遡ります。
ヨーロッパの地理的中心であり、港や交通網に恵まれていた地理的利点もあって、
15世紀からは商業や金融の中心地として栄えていきます。
17世紀には、画家ルーベンスが活躍しています。




中央広場には、大聖堂をバックにルーベンスの像が。
彼はフランドル(フランダース)の外交官でもありました。




看板ねこちゃん?
まるで置物のようにちんまり座っています。




アントワープといえば、のフランダースの犬の記念碑。
日本での人気ぶりから、日本語のものが作られていました。

「フランダースの犬」
この物語は
悲しみの奥底から見出す
事の出来る本当の希望と友情であり、
永遠に語り継がれる私達の宝物なのです。


アニメはハウス名作劇場?だったかと思うのですが、
放送時に小さかった為か、フランダースの犬はほとんど記憶がございません。
トラップ一家物語やロミオの青い空なんかは覚えているのだけど。。




歩き疲れたら、ベルギー名物チェリービール(Bellevue Kreek)で乾杯!
綺麗なチェリーレッドでほんのり甘くて爽やかで、、
夏にぴったり。美味しい~




夕食後、シュヘルド川沿いをぶらぶら散歩しました。
だんだんと夏の日が暮れていきます。

アントワープの名前は、巨人アンティゴーンと英雄ブラボーの伝説に由来するといわれています。
川岸の城に住む巨人が城付近を通り過ぎる船からアコギに通行料をとっていたところ、
ローマの兵士ブラボーが巨人を倒し、手を切り落として河へ投げ捨てたことから、
手(hand)+ 投げる(werpen)→アントワープ(Antwerpen)だそうです。




巨人の像がそびえています。
(ちなみに市庁舎の前には、ブラボーが今まさに巨人の手を
投げ捨てようとしている場面の彫刻が設置されています。)




おまけ。
アントワープはダイヤモンドの街でもあります
世界中のダイヤモンドが集まり、研磨され、取引されています。
本物は買えないな~、ということで、
ベルギーの有名チョコレート店、デル・レイのダイヤモンドチョコレートでゴザイマス


写真をフォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみくださいませ。