オランダ観光を終え、ベルギーへと国境を越えます。
まずは、ベルギー北部の魅力的な都市アントワープ(Antwepen)へ。
ロッテルダムから1時間ちょっと電車に揺られると到着です。
アントワープの中央駅は19世紀末に建てられたアール・ヌーヴォー様式のもので、
とても重厚な雰囲気です。
街から駅を望んで。
オフィスビルやデパートが並び、賑やかです。
アントワープの歴史は古代ローマ時代まで遡ります。
ヨーロッパの地理的中心であり、港や交通網に恵まれていた地理的利点もあって、
15世紀からは商業や金融の中心地として栄えていきます。
17世紀には、画家ルーベンスが活躍しています。
中央広場には、大聖堂をバックにルーベンスの像が。
彼はフランドル(フランダース)の外交官でもありました。
看板ねこちゃん?
まるで置物のようにちんまり座っています。
アントワープといえば、のフランダースの犬の記念碑。
日本での人気ぶりから、日本語のものが作られていました。
「フランダースの犬」
この物語は
悲しみの奥底から見出す
事の出来る本当の希望と友情であり、
永遠に語り継がれる私達の宝物なのです。
アニメはハウス名作劇場?だったかと思うのですが、
放送時に小さかった為か、フランダースの犬はほとんど記憶がございません。
トラップ一家物語やロミオの青い空なんかは覚えているのだけど。。
歩き疲れたら、ベルギー名物チェリービール(Bellevue Kreek)で乾杯!
綺麗なチェリーレッドでほんのり甘くて爽やかで、、
夏にぴったり。美味しい~
夕食後、シュヘルド川沿いをぶらぶら散歩しました。
だんだんと夏の日が暮れていきます。
アントワープの名前は、巨人アンティゴーンと英雄ブラボーの伝説に由来するといわれています。
川岸の城に住む巨人が城付近を通り過ぎる船からアコギに通行料をとっていたところ、
ローマの兵士ブラボーが巨人を倒し、手を切り落として河へ投げ捨てたことから、
手(hand)+ 投げる(werpen)→アントワープ(Antwerpen)だそうです。
巨人の像がそびえています。
(ちなみに市庁舎の前には、ブラボーが今まさに巨人の手を
投げ捨てようとしている場面の彫刻が設置されています。)
おまけ。
アントワープはダイヤモンドの街でもあります
世界中のダイヤモンドが集まり、研磨され、取引されています。
本物は買えないな~、ということで、
ベルギーの有名チョコレート店、デル・レイのダイヤモンドチョコレートでゴザイマス
写真を
フォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみくださいませ。