ベルギー名物、ムール貝です。
貝が大きく、身はぷりぷりとして堪えられません。
フランス語でムール(moule)、
英語では、マッスル(mussel)です。
写真のように、白ワイン、ネギと蒸し煮にした
ムール・マリニエール(Moules Marinière)をよく食べました。
ここで書いているレシピは、
ロンドンに滞在していたとき、
お世話になっていた家のマダムから教わったものです。
イギリスの料理はちょっと心配…ですか?
心配ご無用!
彼女のご両親はフランス&イタリア出身で、
お母様から伝わるレシピだそうですよ。
【材料】
・ムール貝 700g
・玉ねぎ 1/2個
または、ポロネギ(リーキ)や長ネギ適量でもよい。
・セロリ 1/4本文
・バター 50g
・白ワイン 200cc
・水 100cc
・塩コショウ 少々
・あればパセリ 適量
【手順】
1、ムール貝は、殻を擦り合わせて洗い、よごれを落とす。
玉ねぎとセロリは薄切りにする。
2、鍋にバター半量を溶かし、中火で玉ねぎとセロリを炒める。
3、2の鍋に塩コショウをして、ムール貝を加えて混ぜる。
4、白ワインと水を加えて蓋をし、蒸し煮にする。
5、ムール貝の口が開いたら、
バターとみじん切りにしたパセリを入れ、
少し沸騰させて出来上がり。
スープに貝のだしがよく出ているので、
ぜひパンを添えて一緒にどうぞ。
味付けは、このレシピ通りのシンプルな塩コショウのほか、
ガーリック&生クリームやカレー風味も美味しいです。
〈ムール貝の旬について〉
貝というと、冬が旬のように思えますが、
ヨーロッパでは、7月中旬から年をまたいで
4月初旬がシーズンになります。
あまり流通していないものの、日本でも養殖が行われていて、
広島や三重産のものは6月から9月、
三陸海岸のものは9月から11月が旬だそうです。