乙姫の気まぐれ日記

アメリカのおせち

ボランティア

2009年05月12日 08時31分00秒 | 日記
五月十一日。

*(晴れ)*何んと爽やかな一日だったことか。 今日は気候も、心も、身体も三拍子揃って調子が良かった。*(笑顔)*心は空に近い。ここまで軽やかな心は滅多にない。
そこで何時ものボランティアをすることにした。相手は長年の友人だが七年年ほど前の訪日中に脳梗塞で倒れ一年間こちらに戻ることが出来なかった。*(ショック)*一年後に戻っては来たが重症な言語障害が残ってしまった。*(泣く)*最初は発声の練習など毎日やったのだがこれは倒れてすぐに始めないとだめらしい。とうとう何も話せなくなってしまった。*(泣く)*家族の居ない一人暮らし、ただ、アウアウ、と涎を流している。電話をよこすのだが何も聞き取れないから直ぐ駆けつけなければならない。行ってみると大した用件がない。そこでコンピューターを習ったら良いのではないかと勧めてみた。 頭のほうはまだ大丈夫だから手伝ってみようと思って始めてみた。 これが良かった。*(笑顔)*
今ではメールで用事が足せる。
画像の添付も出来るし、手紙も書ける。
ここまで来るのには私のほうが何回根を上げそうになっただろうか。
この病気の特徴ですぐ怒る、*(激怒)*彼女の云いたいことが中々分からないと地団太踏んで起こる。
ボランティアしながら何回怒られたことだろう。でも、私は彼女の辛さが痛いほど解るし、彼女の優しい本性が解るので根気よく手伝って居る。今日も迎いに*(車)*行って連れて来て手伝ってあげたが、ある所が私にも解らない。
彼女の頭と指の神経が繋がって居ないのか、指が勝手に変なところを押して訳のわからない状態にすることしきり、今日私に出来なかったことを明日コンピューターの専門の処に連れて行く事にした。
ここまで頑張った彼女にも、根気よく手伝って居る乙姫にも乾杯!*(カクテル)*
これからもずっと続く事と思うが出来る限りの事はしてあげたい。
だって彼女は怒りもするが泣きながら抱きついて感謝の想いを私に伝えてくれ
るから。*(アメリカ)*