Truth Diary

市議会議員の通信簿

  先日の新聞で、仙台市議会の議員の議会での質問や議席での態度(居眠り、雑談、関係のない作業、長時間の退席など)について、「議会ウォッチャー」の方々が独自に採点した通信簿と言われるものが公開されたとのことで、傍聴してみた。
  4月10日の投票の参考にしたいと思ったからである。
  議会傍聴席には、「議会ウォッチャー」の方々がバインダーに綴じた席次表を基に割り当てられた議員の動静を注視して採点チェックしていた。議員も傍聴席が気になるのか、度々後を振返り傍聴席を伺う人が数人いた。
  さすがにニュースで採りあげられた直後の議会とあり、わたしの見た目では完璧に居眠りしている人はいなかったように見えた。
  しかし、各議員の一般質問は、暗に市側で説明したい事項を、質問という形で採りあげ、各部局の長が説明するいう、事前に調整された事柄を単に読み上げる、いわゆる「小学生の学芸会」そのままで幻滅を覚えた。
  野次もなく、質問者には決まって拍手。議場は整然としていて気味悪いくらいだ。緊張感はまったくなかった、これだから居眠り、途中退席者が出るのも当然と合点がいった。
  40年、10期勤めた議員が質問に併せて議会の皆様に退任の挨拶をしていたが、サラリーマンなら解かるが、少なくとも市民の代表として選ばれ、年間2千数百万の税金を要している議員なのだから、そんな個人的なことは、貴重な議会の席でなくしてもらいたかった。

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