Truth Diary

ネット化社会が民衆を蜂起

  20年ぐらい前はごく少数のコンピュータマニアのものだったインターネットは、驚くような進展をみせ、1995年のマイクロソフト社製の「ウインドウズ95」ソフトウェアーの発売以来爆発的普及をみせた。
  当初の情報発信アイテムとしてはウェブサイト(ホームページ)のみだったが、だんだん簡略化され、ブログになり、ツイッターになり、今はフェースブックになった。プログラム作成の面倒な操作なしで世界中に自分の考えや意見を発信し、しかも同志と共有できる便利なものだ。
  当初こうしたマルチメディアが、リビアのカダフィー大佐の退陣要求反政府デモや、エジプトの民主化運動への民衆蜂起の起爆剤になるとは誰も想像だに、なしえなかったであろう。
  共産党独裁政権が情報統制をして自由な閲覧を阻止している中国も時間の問題かと囁かれている。アメリカで当初は軍事目的で発祥したインターネットは今、皮肉にも本来の目的から反政府運動の重要なメディアにとって代わられた感がある。
  大きな意味で情報通信技術の進展が、平和に貢献するということは喜ぶべき事であろう。
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