手に乗る?かわいい子スズメ、実は恐怖の表情
薪ストーブの煙突でガタゴトと音がする、見るとストーブの前面ガラスからかわいい子スズメがこちらを見ている。
写真を撮ろうとするとぷいと隠れる。仕方がないので、釣りで使う、玉網と言われる直径40センチの袋状ナイロン網を準備してガラス扉を開けると、網を巧みにかわし飛び出て、部屋中を飛び回る、玉網を持って追いかけるがなかなかすばしっこくて捉えることができない。カーテンレールに止まった所を見計らって網をかぶせようとすると、間一髪でかわし、サイドボードの上に逃げ、また、網を近づけると網をかいくぐって冷蔵庫の上にと、散々部屋の中を駆け巡ること数分間。うまく網にキャッチしたものの、掴もうとして逃げられること2回。室内運動会も疲れてきた。勝手口の扉の前でようやく取り押さえたと思ったとたん、また逃げられ、姿を見失ってしまった。部屋中探しても見つからない、神隠しとはこのことかと一瞬思ったが、台所のワゴンに下に「ヤツ」に小さな尾っぽが見えた。テキも疲れて一休みしているらしい、「頭隠して尻隠さず」だ。かわいそうだと思ったがそこでとうとう御用に。捉えてみると子スズメだ。記念写真を撮らせてもらい、「今度は煙突から入るなよう、ウッカリすると焼き鳥になるから」と言い聞かせて庭から放したら元気に飛んでいった。以前入ったのスズメは、煙突の煤にまみれて、まっ黒だったので天井のクロスなどが黒く汚れてカミサンにお小言を頂戴したが「この子」は灰が少しついた程度で汚れていなかったので神さんに 気づかれる心配なし。今、鳥エンフルエンザが大流行とのことで、慎重にウガイと手洗い殺菌をした。大捕り物一件落着めでたしめでたし。