Truth Diary

サークル例会

 昨日は月一回の勉強サークルで日本近代文学の作品を読む会だった。宮城県図書館を退職され現在大学の講師をされている方を講師役に、元図書館ボランティア仲間で立ち上げた勉強グループである。
 県図書館の会議室を利用させてもらい、講師がグループメンバーの希望に沿った題材を準備してくださり、皆で輪読した後講師から解説があり、ほんのさわりの部分だが一通りシリーズで読破している会だ。
 学生時代に勉強をせずにクラブ活動に明け暮れた私にとっては初めての体験何とも読みが難しく舌を噛みそうになる。
 今日は閑吟集という1518年(永正15年)の小歌等を集めたものを習った。会の始まりに喉慣らしを兼ねて、その時季に合わせた歌を全員で合唱しているが、今日は”早春賦”だった、時折雪の舞う春浅い今日のように、春を待ちわびる気持ちを歌った名曲。いにしえの生徒時代を思い出した。余談では森繁久弥氏の知床旅情がこの作品の最初二行と似ていると評判になったことがあったとか。

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