小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

たまたま?

2006-05-22 23:26:18 | スポーツ

大相撲夏場所は白鵬の優勝で終わりました。

途中、綱とりをかけていた栃東の休場で、気が抜けましたが、やはり今場所もおもしろかったです。

金髪のお相撲さん、把瑠都。

岩木山との取組「はりま投げ」、あれにはびっくりしました。

豪快です。まるでブルトーザーみたい。

お国では、「酒場の用心棒」だったんですって。

 

結局のところ、栃東が好きだから相撲が好きなわけではなく、相撲が好きだから栃東が好きなんだと思ったりしたわけで。

まあ、そんな事はどうでもいいのですが、どうでもよくないことがあったのです。

これは、たまたまだったのか・・・・。

 

昨日、日田から帰る途中、天ヶ瀬、湯ノ釣、少し中に入れば、壁湯、宝泉寺、川底と沢山の温泉地があります。

で、その中の一軒で汗を落として帰ることにしました。

すっきりして、お風呂から出ると、夫が

「決定戦になったらしいよ」

「え?ここテレビ置いてあるの?」

今日は生で相撲中継観る事をあきらめていただけに、喜び勇んでテレビの前に直行。

あたりを見回すと、数人のおじさんたちもテレビを観ていました。

女性は、お風呂に入ると、あれもこれもするので、男性よりずいぶんお風呂から上がるのが遅くなります。

そのおじさん達も、テレビを観ながら奥さんを待っているようです。

しばらくすると、奥さん達が次々に出ていらしたのですが、な、なんと、決定戦が今からというのに、観ないで奥さんと一緒に駐車場にむかうじゃないですか!!!!!!

 

「え?、観ないんですか?今日、千秋楽で、もうすぐ決定戦ですよ~!」

さすがに口に出しては引き止めませんでしたが。

なんせ見ず知らずの人ですし・・・・・。

でも、一組のご夫婦だけじゃないんです。

次々に、み~んな帰って行かれるんです。

相撲観ないで。

奥さんが、たとえ相撲に興味がなくても

「ちょっと待って、今から決定戦だから」

って言って観て欲しかったです、私。

 

だって、私よりみんな年上に見えたあのおじさんたちは、野球、相撲、プロレスで育っていて、相撲の面白さ絶対知っているはずなのに。

やっぱり外国人力士ばっかりだから?

でも外国人力士だって、日本人力士以上に努力して精進していて好感が持てる力士もいるし。

旭鷲山が、決定戦前の白鵬に、お風呂にも入らず、目を見て真剣にアドバイスしている姿なんか、胸がジーンとして、下手なドラマ観るよりよっほど感動しました。

 

一時より、相撲人気が持ち直してきたと思っていたのですが、どうやらまだまだのようです。

それとも今日はたまたまだったのでしょうかね?

 

帰りの車の中で、

「ねぇ、どうして?どうして?そんなに相撲面白くない?」

と夫に詰め寄ると

「ところで、帰って夕飯何作るか決めてるん?」

と、見事にうちゃられてしまいました。

 

今日の私の小さな幸せ

 

 

宮崎産のマンゴーと大分県杵築のハウスみかんをいただきました。

マンゴーなんて、買って食べたりしない我が家です。

だからうれし~い。

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天領の町、日田

2006-05-22 00:50:09 | 小さな気付き

内野 聖陽さんで検索されてきてくださった方が沢山いたようです。

いつになくアクセス数が上がっているのにびっくり。

昨日は更新もしていないのに・・・。

で、今日もそういうネタかな?ってお立ち寄りくださったかた、ごめんなさいね。

今日は、全く別ネタです。

 

松本清張著 「西海道談綺」とういう本、読まれたことがありますか?

私もずいぶん前に読んだので、うろ覚えなのですが。

 

時代は江戸。

妻の密通を知り、その相手の上司を斬り、妻も廃坑に突き落とし逐電。

以後、九州の経済、政治の中心となっていた西国、日田の郡代の手附としてこの地へ。

廃坑に突き落とされた妻は、一晩で髪が真っ白になり、執拗に復讐の鬼となる。

先のW杯のとき、夜中になってやっと来た、カメルーンをあたたかく迎えた、中津江村。

そこにある鯛生金山が事件にからんでくる・・・・・

 

というようなあらすじ。

ははは・・・これじゃあ、わかりませんね。でも7巻までありますから。

今日は、その天領の地、日田に行ってきました。

鮎漁解禁にあわせて、日田川開き観光祭。

その歴史的町並みは、国の重要伝統的建造郡保存地区に選定されています。

 

掛屋(幕府の直轄地からあがってくる税金を取り扱い、諸藩に貸付けもしていたので、全国的でも屈指の経済的繁栄をしていた)

 

この商家の一軒の草野本家では、ひな祭りの時は、商いで京や大阪に行ったさいに買い求めたひな人形が178体も飾られます。

今日は、おひな様の変わりに端午の節句の飾りが展示されていました。

この商家の一つ広瀬家に儒学者 広瀬淡窓が生まれたんですね。

     

 

お昼は「日田まぶし」をいただきました。

 

       

 

「ひつまぶし」と同じなのですが、ここ日田の千屋さんは「日田まぶし」。

これは、柳川のせいろ蒸しと違い、家でも作って楽しめます。

まず、薬味を用意。

小ネギ、わさび、柚子胡椒、大根おろし。

ウナギは、1センチ弱に切る。

炊き立てのご飯をお櫃はないから、大き目の丼に盛る。

ウナギをのせ、たれをかける。

最初は、たれのかかったウナギとご飯をお茶碗にとり、それだけをシンプルに食べる。

 

次は、小ねぎとわさびを混ぜ、食べる。

 

次は、柚子胡椒と大根おろしを混ぜ、食べる。

 

最後に、お茶をかけ、お茶漬けで食べる。

 

ここのお店の割り箸の紙にこう書かれていました。

 

日田に生まれし千屋のまぶし、

縁あり、故あり、三河の地にて、

旅の疲れをいやしたる、

旅篭の夕げに食せしまぶし、

これはうまし、と感嘆するも、

天領日田の米、水、薬味を用ふれば、

さらなる美味ならんと膝を打ち、

豆田のまぢにて、工夫をめぐらせ

人を得、風を得て、思ひとほりのまぶしの御馳走、

遠き三河と日田の地を結びしこの味、

縁の不思議、

千客の夢、

千代に八千代に

                        店主敬白

 

又、一週間はじまります。

頑張りましょうね。

 

今日の私の小さな幸せ

 

道に面して咲いているわが家の黒種草を、シャッター音が「ガシャ」っとするような重そうなカメラを持った女性が撮影していました。

あの子達が、エビちゃん気取って、ポーズとってるような気がして可笑しくなってしまいました。

 

 

 

コメント (6)
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