小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

曼珠沙華

2007-09-25 23:37:26 | 小さな気付き

彼岸花

 

彼岸花の根には毒があるので、お墓や田んぼの畦に、もぐらやねずみ除けに植えられたそうです。

別名、法華経の梵語から「曼珠沙華」天上の花の意。
韓国では「相思華」

花言葉は「想うはあなたひとり」「また会う日まで」
お彼岸にぴったりのお花。

 

 

「葉不見花不見」(はみずはなみず)の別名も。

花がすっとのびてきて、咲き終わると、青々した葉が土の中から出てきます。

葉は花を知らず、花は葉を知らない。

何ともロマンチックというか、悲しいというか・・・。

 

 

このお花、別名が方言を含めると1000以上あるそうです。
この花くらい、好き嫌いがわかれる花もないでしょうね。
嫌いな人の方が圧倒的に多い。

でもこの花の咲くのを毎年心のどこかで待っている。

本当に不思議なお花です。

 

 

曼珠沙華   北原 白秋

GONSHAN、GONSHAN、何処へゆく、
赤い、御墓(おはか)の曼珠沙華(ひがんばな)
曼珠沙華(ひがんばな)、

けふも手折りに来たわいな。

GONSHAN、GONSHAN、何本か、
地には7本、血のやうに、
血のやうに、
ちやうど、あの児の年の数。
GONSHAN、GONSHAN、気をつけな。
ひとつ摘んでも、日は真昼、
日は真昼、
ひとつあとからまたひらく。
GONSHAN、GONSHAN、何故泣くろ。
何時まで取っても曼珠沙華、
曼珠沙華、
恐や、赤しや、まだ七つ。

 

GONSHAN(ごんしゃん)は白秋のふるさと、柳川の言葉で良家のお嬢さんという意味。

子供を亡くした悲しさを歌った歌だとか。

山田耕作さんが作曲しています。
白秋の詩も暗いのですが、曲も暗いです。

米良美一さんがベストアルバムの中でこの歌を歌っています。
↑少しだけ試聴できます。


その他にも、色んな方が歌っているようです。

 

今日の私の小さな幸せ

 

コンディショナーがなくなったので、「白い椿」にしようと買いに行ったら、赤い椿よりも200円も高い。

だからやっぱり赤い椿にしました。

 

コメント (26)
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