11日に起きた大震災で、
亡くなられた方のご冥福をお祈りし、
被災された方に心からお見舞いを申し上げます。
早く安定して、少しでも過ごしやすい環境になりますように。
亀友さんはじめ、ご心配いただいた皆様、ありがとうございました。
どんなに心強く思ったか、言葉では表せません。
皆さん、ご家族、お友達、亀さんたち、
ご無事で、お元気でありますよう、
心からお祈りしております。
そして、
余震は続いていますが、今後これ以上の被害がありませんように。
一日も早い復興に、私も協力していきたいと思います。
そのためには自分もこの状況を乗り越えていかなければ。
元気で不自由のない生活なのに、
不安のせいか、眠れなくて体が疲れているせいか、
PCの前で文章を書く気持ちになりませんでした。
頭がちっとも動かなくて。
11日 地震があったときには都内の職場、4階にいました。
私の職場には危険物や大きな機械も多いので、それらを確認心配しつつ、廊下にとりあえず避難。体験したことの無い長くて大きな揺れでした。
廊下から部屋の中をみると、大きな機械が部屋の中でユラユラとゆれているのが見え、思わず押さえに入ろうとしたら、
入らない方がいい!と声を掛けてくださった方がいて、はっと我に返りました。
それまではどこか、他人事のような、夢のような感覚でいたように思います。
実際にこんなことがおこるはずがないと。
とてもとても怖かったけれど、ひとりではなかったので、心強かったです。
外に避難したり、中に戻ったりを様子を見ながら繰り返しました。
外に出ると、隣のビルがまるで木のように揺れていて。それでも周りには倒壊しているような建物は見当たりませんでした。
てっきり自分がいた東京が震源地だと思い込んでいましたが、あとで東北だったと聞いて、震源地付近の揺れと被害を思うと恐ろしくなりました。
その後の時間の経過ははっきりしなくて、
気がついたら電車が動かなくて自宅に帰れなくなり、職場で夜を明かすことになっていました。携帯はずっと繋がらないし、メールも送れなくて、初めて災害伝言板を使いました。
家族と連絡がなかなかとれず、不安でした。
早く家に帰りたいとそればかり思っていました。
6時間以上たってから、ようやく家族の無事が確認できました。
みんなでネットで見ていたニュースはあまりにショックな映像・事実ばかり。どんどん悪い想像ばかり膨らんでしまって。
津波で被害のあったすぐ近くにご家族がいらっしゃる方もいて、全く連絡が取れなくて憔悴しているご様子を隣で見ているしかなかったのも切なかったです。
そんな時に不謹慎かとも思いましたが、
やはり家にいる亀達のことが心配で心配で。
ライトやヒーターがどうなっているか、火事になりはしないか、亀達が何かに潰されるようなことになっていないか、外に飛び出していないか~考えても仕方ないと自分に言い聞かせていましたが、それでも、、、やはり一睡もできませんでした。
このまま何日も帰れなかったらどうしよう~
家が生活できない状態になっていたらどうしよう。。。
そんなことをあれこれ考えていた、次の朝、早い時間に、携帯に着信がありました。
すぐ隣で寝ている人がいたので出られなかったのですが、関西の亀友さんでした。
『メールが届かなくて心配しています。落ち着いたらでいいのでご連絡いただけますか?』
私、携帯のアドレスを地震の前に変えてまだ家族以外には連絡していなかったのでした。夜遅くまで毎日お仕事をされているのに、きっと何度もメールをしてくださったのだと思います。メールが届かないことで、一晩中ご心配いただいて、朝早くにお電話くださったのだと思います。ありがたくて、申し訳なくて、ブルブル震えながら真っ暗な中でメールでご連絡をしました。
幸い、次の日の昼には電車を乗り継いで、家に帰ることが出来、亀達も。。。元気でした。
ヒーターやライトは普通に作動していて、床だけ~水がこぼれてびしょびしょになっていました。物が落ちたり、お皿が割れていたりはありましたが、生活に支障のあるようなことはありませんでした。
亀吉がすぐに『ご飯頂戴』といってこちらに歩いて来たのには笑ってしまいました。ほっとしてまた涙が出ました。
その後フラフラになりながらも亀達の水交換をし、床を掃除して、
夕方にようやく寝ましたが、余震で熟睡できないし、
あれこれ、連絡したり、情報が回ってきたり、回したり、
疲れていても気持ちが興奮していて、眠れません。
仕事は地震以降、自宅待機。
時間的には自由。
もったえないと思うのに、何も手に付きません。
計画停電や電車の運行、ライフラインがどうなっているのか、情報を得るためにテレビを見、ネットを見、その度、信じられない被害状況を目の当たりにして、心が痛みます。
外出しても、空の棚が目立つスーパー、照明を消しているお店、ガソリンを入れるために行列を作っている道路の車の列。
頑張ろう!助け合おう!協力しよう!
できることを、こんな時こそ!
そんな気持ちの反面、グルグルと不安な気持ちが襲ってきます。
余震が来ると気持ちが張り詰め、おさまっても、体が揺れ続けています。
まだライフラインが復活していない場所に住んでいる家族が居て、それもとても気になります。同じ県内でも場所によって随分と被害も復旧状況も違うようです。
私など、何不自由の無い状況なのに、こんなことではいけない。
節電、
買い物は必要な分だけ、
募金、
あと何ができるか・・・
毛布、タオルと缶詰を被災地に送るという会社があって、そちらに協力しました。
無事に早く、必要な場所に届いてくれることを祈っています。
地震があってから、亀達が落ち着かず、
やはり何か感じるものがあるのかな?と思っていたら、
亀吉とデカ、産卵のようです。
夜中にバタバタと部屋を歩き回りホリホリしています。元気です。
陸場にいる時間が長くなっています。
亀吉も、デカも、
保温強化のために姐さん達の衣装ケースから移動したこぶも、
今朝はご飯を全く食べませんでした。
こぶ 549g
デカ 1313g
亀吉 1308g
亀なんて、、、という状況だと思いますが、
ここでは『亀のことが心配』と
自分の気持ちを言ってもいいのでは?といってくださった亀友さん、
ありがとうございました。
みんなで助け合っていかれたらいいなと思っています。