鈍感な繊細さん

私は自閉症で他人の思っている事を汲み取ったり意図した事に気がついてあげられない鈍感なところがある、しかし他人の機嫌に非常に敏感だ。

どれほど敏感かと言うと、音だけでも足音や物を机に置く強さ、ため息、ドアの開け閉めなどでその人が不機嫌かもしれないと想像してしまいます。

多分これはHSPの分類なのかなと思います。

仲のいい人もそうで無い人も、気になるともうどうしようもなくオロオロしてしまいます。

以前、仲間外れにされたと勘違いしたのもこの過敏さがフルに発揮された産物なのです

子供の頃は気を使う事が出来なくて何度も失敗し、優しい人間になりたくて一生懸命でした。

他人の期待も落胆も、勝手に身体が感じとるのです。

マイナス思考なのも足されてさらに悪化していきました。

本当は、相手は何にも思っていないのに私が勝手に嫌われたと勘違いして離れる事が何度も何度もありました。

人に嫌われないように生きてきました。

自分に自信が無いので、ボヤボヤ生きてられません笑笑仕事はしてないくせに！笑

しかし前回嫌われたと思った時は、会社じゃないのだから嫌われてもいいじゃない、私には関係ないと思う事が出来ました。

結局、心の中は傷ついているので日記で愚痴ったりしてしまいますが、考え方が少しだけ前向きになりました。常に"嫌われた"と最悪の状態を想像しておかないと、いざ本当に嫌われていた時に心へのダメージが少ないように保険をかけるのです。

しかし、それ以前に過敏に反応し過ぎてしまうこの性質が良くもあり悪くもあります。

今日はこんな事がありました。

活動場所へ向かう車が定員5人の所7人乗ることになったのです。

いい大人3人が男女構わずギュウギュウなんて最悪だと思った私は、一人でバスで帰宅する事をスタッフに伝えました。

その方が、他のメンバーが楽に座れるし私は私でお散歩してストレス発散できるので良かったのですが、スタッフは私を助手席にするから車で帰ってと強く進めてきました。

口を挟む隙もなく私だけ特別扱いになってしまった事、本当に申し訳なく思ってしまいました。

他のメンバーも真ん中に座るのは嫌だとか、男女隣にくっついて座るのは嫌だとか思っているかもしれない。スタッフへの伝え方を間違えてしまったな。。と反省しました。

でも、これも考えすぎかもしれません。だれも私を責めたりしていません。自意識過剰だといつも思っています。

ですが鈍感で空気が読めなくて他人を傷つけた事も確かにあるのです。

それをカバーするためにこんなに他人に気を遣って悩んでしまうのかもしれません。

仲のいいオンラインゲーム友人達に言わせればきっと、私は悪くない、定員人数を把握しておかなかった施設が悪い！だから気にするな！というかもしれません笑

その言葉を他人に言われてやっと許されたような、自分をいつまでも戒めている鎖のようなものが解けるのでしょう。

自分が思っている事は他人も思っているかもしれない。

そんな思考も、できるだけやめようと思います。

他人の不機嫌に振り回されない、思い込みの激しい思考回路、他人と自分の感じ方や考え方は違うと言う事を改めて考えて、スタッフさんに相談したり対策をしていきたいと思います。

敬愛する講師がSNSにこの様な事を書いていました。

「その人は本当に不機嫌？不機嫌な顔が普通の人かもしれませんよ？」

うーん、その通りです。

話してみるまで分かりません。

考えすぎる事は、いい面も悪い面もありますが今の私には悪い方にしか働いていないようです。

日記に書いて少しスッキリ致しました。

こんな悩みしか書いてない日記ですみません。

明日も頑張ります！

一緒に頑張りましょう！