先日地域の体育祭でK山さんとお話していたら、なんとK山さん大連の引揚者でお父さんは満鉄に勤めておられたということです。いやーびっくり、そしてあの有名なアジア号にも乗られたことがあるとか。
おまけに甘粕大佐の甥はクラスメートだったそうな。甘粕大佐ってのは満州帝国の事実上の支配者映画ラストエンペラーで坂本龍一がやってた役ですよ。
すごい!こんな御近所に歴史の証言者がおられたことに感動!!
当時の大連の街は全舗装で下水が発達し、ほとんどの家が水洗。なにからなにまでピカピカだったとか。
とかく批判されがちな日本の植民地支配が。実は資本移動だけに関しては、基本的に持ち出しで、ちっとももうかってなかったとか。大陸経営にかける意気込みが感じられるお話じゃないですか。
そうこう話していると、戦後に海外に赴任したという方もまたたくさんおられて、昔兵隊今企業戦士で日本の男たちはがんばっているのだね とまた妙に感動したわけです。