久々蔵を開けてみました
古文書と見事な漆器が出てまいりました
これは直径一尺あまりのものです
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たしかにそのとおりですね。
現在古文書は大津歴博で読んでいただいてります 配置もデジカメで撮影等しておくように致します m(_ _"m)ペコリ
ところで、私は、大学と大学院で日本史を専門に学び、史料管理学も一応の心得がある者なのですが、老婆心から、ご注意して戴きたいことを申し上げたいと思います。
古文書や伝来の什器等、蔵の中での配置をなるべく変えないよう、何卒ご注意下さい。また、長櫃などの容器から古文書を取り出されたら、必ずその容器内の元の配置で戻されるようになさって下さい。そして、古文書をご覧になるために、古文書をくくってあるこより紐を解いたり、包み紙から出されたりされた後は、必ずその古文書は同じ紐で結びなおし、また、同じ包み紙に包みなおすようになさって下さい。
史料の配置自体が情報源になる場合があるのです。具体例は言い尽くせませんが、例えば、年号が記されていない文書でも、関係史料が一括して保管されていることにより、いつ作成されたものか分かる場合などが多々あります。
以前、ある旧家へ史料調査に入った際、既に、そのお宅のご当主が古文書学習のためご自宅の古文書を手当たり次第に取り出されて、史料の原秩序を完全に破壊なされてしまった後で、途方に暮れてしまった経験があります。
もしどうなされたらよいかお困りになった場合は、博物館や文書館の学芸員の方にご相談下さるようお願い致します。
伝来の什器や古文書等、何卒ご大切にお守り下さい。