HOND GOLDWING all fan book
変わることなき世界観/初代GL1000から最新型まで36年間の進歩と歩み
「北米市場におけるオートバイとは何か、それをまったくのゼロから考えろ」。 初代となるGL1000(’75)の開発に際し、そんな命題を与えられた当時のGL1000開発責任者の野末壽保さんは、それならば「当時北米で人気を博したカワサキZ1とまったく違う発想から考えたモーターサイクルを造ろう」と開発チームと試行錯誤を繰り返した。「4輪高級サルーンのようなフィーリングの多気筒水平対向エンジン、大船のような安定性の車体……」どれもが唯一無二の個性を上質に主張、“ゴールドウイング””が1800となった現在でも、ほかに代わるもののないグランドツアラーとして君臨しているのは周知のとおりです。希代の名車と称えられ、専門本が数多く出された単独機種はほかにいくつもあります。しかし、不思議なことにホンダ・ゴールドウイングをまとめた専門本は、日本では見たことがありません。それならば、日本の熊本製作所で新型ゴールドウイングの生産が開始されたのを機に、その軌跡をまとめてみることにしました。別冊モーターサイクリストスタッフの編集・制作による本書を、唯一無二のゴールドウイングの保存版。[A4判変形・132ページ]
先日の「GLオーナーズミーテイング」の様子も掲載されています。
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