いろいろなうどんを
食べてきましたが
やっぱり
香春うどんは美味い!
のだ
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香春うどん
うどんつくっているのは結構な
お年のおばちゃんだ
たこ焼きを焼いているのは
さらに結構なおばあちゃんだ
が
それ以外の従業員は
若い!
なおかつ
「可愛い!」
のだ
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たこ焼き買うのに
5人6人客が並んでも
この若い女の子達は
悠然とした手つきで
ばあちゃんの焼くたこ焼きを
横でさらに焼き上げていく
(オジさんだったら 2人並んでもパニクルだろう)
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そして
注文を聞くと
ピックで鉄板のたこ焼きを
3個一度に刺し
それを発泡の器に移すと
次はピックに2個刺す
つまり 器の中
一列にたこ焼きを「5個」並べるのだ
15個の注文には
この一連の作業を
3回繰り返す
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次は缶に入った特製の
ソースをたっぷり刷毛で塗り
「青のり 魚粉は大丈夫ですか?」と
聞きながらも
青海苔がたこ焼きのソース上に
ふりかかり始めている
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「450円です」
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客が財布から千円札を
取り出したときには
器のふたを止める
輪ゴムのはじける音とともに
たこ焼きのパックは
レジ袋に収まってゆく
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速い動作ではないが
遅くでもない
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列の中で見ていると
まったりとした
時間がそこに流れていることに
気づき
ほっとする
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彼女達のその動作は
気短な筑豊人から見ると
「はよせんか!」と文句のひとつも
出そうなぎりぎりの一歩手前だろう
が
逆にその動作が
妙に心地よい
並んだ列の中で
いつまでも 眺めていたい
気持ちにさせてくれる
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この暑い中
タオルで流れる汗を
ぬぐいながら
たこ焼きに青春をささげる
彼女達を
オジさんは
「たこ焼きガールズ」
と呼び鯛。
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