気ままぶらぶら

世間の片隅に住む、おじーさんのブログです。 嫁とのバトル、絵手紙紹介、ランチの紹介などジャンルは無節操。

蕎麦を食べに行くのだ

2011年08月05日 | はがき絵

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蕎麦を食べに行くことになった

地元、いや福岡は圧倒的な「うどん圏」である

博多のお寺には「うどん発祥の地」の碑があるくらいだ

よって蕎麦を食べるときは

「よしっ! 蕎麦を食べに行こう!」

と、勢い力(ちから)が入るというか、構えてしまうというか

うどんを食べる時とは心の準備が違うのである

我が家など、うどんを食べるときは

クルマに乗り、ひとつ目の信号に差し掛かった時に

「どこのうどん屋に行く?」

などと相談を始めるくらいのゆるさなのである

蕎麦を食べに向かったのは 飯塚市小正の「やまし」

ここは知る人ぞ知る、人気の蕎麦の店らしい

嫁も俺もここは初めて

土曜日の昼間、店内は満席だ

嫁は、お店おすすめの「三彩膳そば」

おろし、天ぷら、やまかけの三種の蕎麦だ

俺は、絵のざるに天ぷらのついたセットだ

なるほど人気のある店だけに

蕎麦のボリュームもいいし、美味しい

器もそれなりの趣がある

ネットで場所を確認し

クルマで一時間近くかけて来た甲斐があった

蕎麦湯も、さりげなく出てくる

〆の蕎麦湯をいただきながら

昔、地元の人気のうどん屋でのことを思い出した

隣の席に座ったサラリーマン風の男性が、

ざるそばと蕎麦湯を注文したところ

お店のおねえさんは

「メニューに載ってないものはありません」と応対

「えぇー! なぜ蕎麦湯が無いの? ふつう蕎麦湯はメニューには載ってないでしょ!」と

言葉は柔らかいが、厳しく詰める男性

あわや険悪な雰囲気になったことがある

なるほど関東など「蕎麦文化圏」ではざると蕎麦湯はセットのようなもの

だがこちら「うどん圏」の地元では

蕎麦を食べても蕎麦湯を注文する客は極まれなのである

もしかしたら、このおねえさん蕎麦湯を知らなかったかも(汗)

この場は店長が機敏に対応し、

そのサラリーマンは無事、蕎麦湯を飲むことができた

今では、そんなことは無いと思うが

やはり地元では、

蕎麦はちょっと特別なのだと思ってしまいます

はい

蕎麦、おいしゅうございましたばい