田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

【ほぼ週刊映画コラム】『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』

2020-10-08 10:02:56 | ほぼ週刊映画コラム

共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は
ハリウッド映画とは一線を画する、新たな映画の真骨頂
『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』



詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/?p=1245294&preview=true

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『眠狂四郎 殺法帖』

2020-10-08 06:56:25 | ブラウン管の映画館
『眠狂四郎 殺法帖』(63)(1983.3.11.)
 
 
 加賀藩の奥女中・千佐(中村玉緒)から、命を守ってほしいと依頼された狂四郎(市川雷蔵)は、密貿易に絡む争いに巻き込まれ、やがて少林寺拳法の使い手である陳孫(城健三朗)と対決することになる。
 
 シリーズ第一作というのは、当たり前のことだが最も出来がいい。この映画も、その例に漏れず、ストーリー的にも、狂四郎のキャラクターが生きている点でも、シリーズ最高の出来だろう。
 
 ニヒルで世をすねているくせに、同じような境遇の人間に対しては限りない優しさを示す狂四郎は、最近もまた片岡孝夫主演でテレビドラマ化されたが、誰がやっても決してこの雷蔵を超えることはできない。いい役者には必ず「これ!」というはまり役があるものだ。当時は城健三朗を名乗っていた若山富三郎演じる陳孫もはまり役で、確かこの後のシリーズ作にも登場したと思う。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする