田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

【インタビュー】『白日青春-生きてこそ-』アンソニー・ウォン

2024-01-27 13:41:38 | インタビュー

 「インファナル・アフェア」シリーズなどで知られる香港の名優アンソニー・ウォンがタクシー運転手を演じ、香港を舞台に、難民の少年と心を通わせる姿を描いたヒューマンドラマ『白日青春-生きてこそ-』が、1月26日から全国公開された。公開を前に来日したアンソニー・ウォンに話を聞いた。

「大嫌いなキャラクターを演じるのが結構好きなんです」
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1420625


『白日青春-生きてこそ-』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1913e604bfd923e6cdb1db657790d7bb

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【ドラマウォッチ】「不適切にもほどがある!」(第1話)

2024-01-27 12:47:32 | ドラマウォッチ

「昭和を小ばかにするドラマかと思っていたら逆だった」
「市郎の『こんな未来のために頑張って働いてきたわけじゃない』って言葉がずっと頭から離れない」

https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1420617

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「BSシネマ」『コーダあいのうた』

2024-01-27 07:02:40 | ブラウン管の映画館

『コーダあいのうた』(21)

女性監督による2本の佳作
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/26f5bd475228c178aab790f79b810599

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SCREEN ONLINE「シルヴェスター・スタローンが演じた情熱たぎる男たち」

2024-01-26 17:13:17 | SCREEN スクリーン

「SCREEN ONLINE」に「シルヴェスター・スタローンが演じた情熱たぎる男たち」がアップ。
https://screenonline.jp/_ct/17676181


本誌はこちら

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b827d4c9b8a41ad58a127f52702c34fa

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【ほぼ週刊映画コラム】『哀れなるものたち』『白日青春 生きてこそ』

2024-01-26 07:24:07 | ほぼ週刊映画コラム

共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は
もしこの映画がアカデミー賞の作品賞を得たら…『哀れなるものたち』
孤独なタクシー運転手と難民の少年の交流を描いた『白日青春 生きてこそ』

 

詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1420175

 

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「午後のロードショー」『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』

2024-01-26 07:09:15 | ブラウン管の映画館

『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』(66)

「BSシネマ」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c3d6beec2bee86507c4f1146b3a57e8b

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『白日青春 生きてこそ』

2024-01-24 22:12:47 | 新作映画を見てみた

『白日青春 生きてこそ』(2024.1.23.オンライン試写)

 パキスタンから香港へやって来た難民の両親の間に生まれ、香港で育った少年ハッサン(中国名:青春)は、家族と共にカナダへ移住することを夢見ていた。

 ところがある日、父が交通事故で亡くなり、その夢は奪われてしまう。ハッサンは難民のギャング団に加わるが、警察のギャング対策に巻き込まれて追われる身となる。

 一方、1970年代に中国本土から泳いで香港に密入境したタクシー運転手のチャン・バクヤッ(白日)は、警察官として働く息子との関係がうまく行かずに悩んでいた。

 バクヤッはハッサンの逃亡を手伝うことを決心し、2人の間には絆が芽生え始めるが、やがてハッサンはバクヤッこそが父の命を奪った事故を引き起こした運転手だったと知る。

 香港を代表する名優アンソニー・ウォンが主演し、孤独なタクシー運転手と難民の少年の交流を描いたヒューマンドラマ。映画初出演となるパキスタン出身のサハル・ザマンがハッサンを演じ、本作が長編第1作となる香港の新世代監督ラウ・コックルイ(中華系マレーシア人4世)がメガホンを取った。

 香港と中国本土との関係の難しさ、パキスタン難民の厳しい生活という二つのテーマを、二組の父と息子の物語に仮託して重層的に描いている。コックルイ監督は「この映画は、父の愛を渇望する息子と、息子を理解しようともがく父親の物語。自分の移民としての経験や思いを注ぎ込んだ作品を観客に見てほしかった」と語る。

 主演のアンソニー・ウォンは「ここまでとことん自分勝手で無責任な偏屈野郎の役は初めてだ」と言いながら、喜んで演じたという。そんなウォンが発する「俺はより良い場所に住みたいだけなんだ」「俺はいい人になりたいだけなんだ」というせりふが、不器用なバクヤッの正直な気持ちを伝えて心に残る。ウォンの風貌がちょっと勝新太郎に似ていると思った。

 ちなみに、劇中に登場する、中国・清代の詩人・袁枚(えんばい)の「白日不到處、青春恰自來」という漢詩が、本作のタイトルの基になっているようだが、2人の主人公、白日と青春とのダブルミーニングになっているのも面白い。

 本作は、コックルイ監督の長編デビュー作ということで、多少、粗削りなところはあるが、静かなパワーを感じさせる作品に仕上がっている。

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ノーマン・ジュイソンの映画 その6『ザ・ハリケーン』

2024-01-24 17:01:45 | 映画いろいろ

『ザ・ハリケーン』(99)(2006.9.5.)

 帰宅したらデンゼル・ワシントン主演の『ザ・ハリケーン』をテレビでやっていた。無実の罪で投獄された黒人ボクサーが、知り合った黒人少年や弁護団と協力して無罪を勝ち取るまでの闘いが真摯に描かれた力作で実話の映画化。

 ワシントンの熱演に加えて、ジョン・ハンナ、デビッド・ペイマー、ハリス・ユーリン、ダン・ヘダヤなど、結構渋い脇役を揃えていると感心していたら、クライマックスでは判事役でロッド・スタイガーも登場してきた。

 ノーマン・ジュイソン監督はカナダ出身だから、こうしたカナダを舞台にした人種問題が撮りたかったのだろうし、そこにスタイガーを出すことで、黒人問題を描いた自作の『夜の大捜査線』(67)を、観客に意識させたかったのかもしれないと勝手に解釈した。


ボクシング映画
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5b4913b2abfae24ae7fccf8a21622a43

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ノーマン・ジュイソンの映画 その5『僕のボーガス』

2024-01-24 07:55:31 | 映画いろいろ

『僕のボーガス』(96)(1998.9.12..WOWOW)

 『天使にラブ・ソングを』(92)に続いて、これまた何の気なしにつけたテレビに、タイミングよく映ったウーピー・ゴールドバーグ主演作。ニセ親子が、真の親子へと変化していく様子を描いたハート・ウォームものだが、実はこの映画の主役は、子どもにしか見えない想像上の仲間ボーガスであり、演じるジェラール・ドパルデューの不器用な演技が、この映画の味であるルーズさと意外にマッチしていて、独特の魅力を感じさせた。

 いわば、不透明なボーガスの存在を通して、家庭回帰ドラマ内に子どもの精神的自立を描いた映画だったのだ。監督のノーマン・ジュイソンの演出には少々老いを感じたが、全体の出来は平均点内に収まっていた。

 

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ノーマン・ジュイソンの映画 その4『オンリー・ユー』

2024-01-24 07:13:11 | 映画いろいろ

『オンリー・ユー』(94)(1997.7.22.WOWOW)

 この映画は、マリサ・トメイ演じる主人公と義姉役のボニー・ハント(最近注目の助演女優)のロマンスが並行して描かれるので、若者の偶然の恋を描いた『ローマの休日』(53)と中年の不倫を描いた『旅情』(55)を足して二で割ったような話だなあと思いながら見ていたが、もっと似ていたのは、ローレンス・カスダンの『フレンチ・キス』(95)だった。

 あちらはパリ、こちらはローマ。どちらもアメリカ人が夢見る外国での甘いロマンスが描かれる。おまけにこの映画は、占いで名前が出た見ず知らずの男を追い駆けて、はるばるローマまで…というのだから、乙女チックにも念が入っている。となると『めぐり逢えたら』(93)的なところもあるか。さすがは女性脚本家(ダイアナ・ドレイク)である。

 ところが、この一見ばかばかしい非現実的な話を、ベテラン監督のノーマン・ジュイソンがそつなくまとめているものだから、半ばあきれながらも、恋愛に恵まれぬ中年男としては、見事に術中にはまってしまった。 

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