田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

【インタビュー】『劇場版 アナウンサーたちの戦争』森田剛

2024-08-15 08:02:50 | インタビュー

 戦時下における放送と戦争の知られざる関わりを題材に、プロパガンダの先頭に立ったアナウンサーたちの葛藤や苦悩を実話を基に描いた『劇場版 アナウンサーたちの戦争』が8月16日から全国公開される。本作で、開戦ニュースと玉音放送の両方に関わった伝説のアナウンサー・和田信賢を演じた森田剛に話を聞いた。

「この役を通して、言葉をどう伝えるのか、表現するのかということを探っていたような気がします」
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1443344


NHKスペシャル「アナウンサーたちの戦争」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4d999ab78e8f8d54362f27663c2efab8

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「BSシネマ」『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』

2024-08-15 07:01:03 | ブラウン管の映画館

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(89)

やっぱり映画は楽しく、面白くなければダメなのだ
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/eb96bbaf421200c455587aab28f33161

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「名前のない馬」「ヴェンチュラ・ハイウェイ」(アメリカ)

2024-08-14 14:45:46 | 映画いろいろ

 ある映画の試写(情報解禁前)を見たら、冒頭でアメリカの「ヴェンチュラ・ハイウェイ=Ventura Highway」がカーステから流れてきてびっくりした。

https://www.youtube.com/watch?v=dAUUy7NMnaY

 というのも、先日パリオリンピックのブレイキン女子決勝で、DJがかけた曲がアメリカの「名前のない馬=A Horse With No Name」だったからである。

https://www.youtube.com/watch?v=09YKl-06JYQ

 「名前のない馬」は、最近では『コヴェナント 約束の救出』(23)『ナイス・ガイズ』(16)でも流れていた。昔「あぶない刑事」でも使われた回があったような覚えがある。
 
 今アメリカが来てるのか…。だとすれば昔よく聴いていた者としてはうれしい。


『コヴェナント 約束の救出』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/af382b715262ed7f9d3dc422e6170651

『オズの魔法使』とミュージシャン
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8bea5b048a5b828b840ec0ce505ea92c

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オリンピック記録映画

2024-08-14 07:27:05 | スポーツ

 パリオリンピック閉幕。1924年のパリ大会は『炎のランナー』(81)の舞台となった。今回は誰が記録映画を作るのだろうか。

『東京2020オリンピック SIDE:A』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b2bac75b18633c0c86e00a100831c530

オリンピック記録映画 オリンピック関連映画
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e40b5779b822179355c603c5666e0f5d


パリオリンピック開幕
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/43c5ccd9052d0b3798984ba719ead224

堀米雄斗の金メダルで思い出した『ロード・オブ・ドッグタウン』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6e7f495a30aab9c429a35f5b0be86b41

「巴里の空の下」とトム・クルーズ
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/08c790c493a7e5951eab213543af3032

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パリオリンピック閉会式「巴里の空の下」とトム・クルーズ

2024-08-13 09:04:47 | スポーツ

 パリオリンピックの閉会式の冒頭で聴いたことのある歌が流れた。この歌は「巴里の空の下」というシャンソンで、ジュリエット・グレコやエディット・ピアフの歌唱が有名だが、元はパリの下町の庶民の暮らしをいくつかの物語を織り込むようにして描いたジュリアン・デュビビエ監督の『巴里の空の下セーヌは流れる=Sous le ciel de Paris』(51)の主題歌。

 ルネ・クレール監督の『巴里の屋根の下=Sous les toits de Paris』(30)もあるので紛らわしいが、どちらも歌が印象的なパリへの愛に満ちた名作だ。

 トム・クルーズの「ミッション:インポッシブル」のパロディのような登場の仕方は面白かった。ただ、開会式もそうだったが、事前撮りしたものと合成して流すところはちょっとしらけた。


『巴里の屋根の下』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4df5bf76ed512a279dcc818d084df689

 

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「午後のロードショー」『ジュラシック・パーク』

2024-08-13 06:57:27 | ブラウン管の映画館

『ジュラシック・パーク』(93)

「BSシネマ」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1e5ce19243d54cd81f2225ff65f16ca9

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「BSシネマ」『麗しのサブリナ』

2024-08-13 06:49:48 | ブラウン管の映画館

『麗しのサブリナ』(54)

「こんないい映画を放っておくなんて許せない」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/daa52abd1afd750f5fc20a355a6e666c

「ちゃんと観たことありますか?」オードリー・ヘプバーン
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f64acdf38588e036985f3da44701ca89

「特集・オードリー・ヘプバーン」
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/df39b65ecc69f64009108c45f2c24ea9

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「BSシネマ」『フィールド・オブ・ドリームス』

2024-08-12 07:48:03 | ブラウン管の映画館

『フィールド・オブ・ドリームス』(89)

野球が生む奇跡とは
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6479aefb9806925cdcd8a354a58538b3

「ここは天国かい?」「いや、アイオワさ」『フィールド・オブ・ドリームス』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a48b2e38bd226790df17b00b55bd9b87

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『ボストン1947』

2024-08-10 13:27:01 | 新作映画を見てみた

『ボストン1947』(2024.7.22.オンライン試写)

 1936年、ベルリンオリンピックのマラソンで日本は世界新記録を樹立し、金メダルと銅メダルに輝いた。だが、メダルを獲得したのは、日本名の孫基禎と南昇竜として参加した朝鮮人のソン・ギジョンとナム・スンニョンだった。

 第2次世界大戦の終結とともに朝鮮は日本から解放され、韓国と北朝鮮に分かれたが、メダルの記録は日本のままだった。ある日、荒んだ生活を送っていたギジョン(ハ・ジョンウ)のもとにスンニョン(ペ・ソンウ)が現れる。

 2人は「第2のソン・ギジョン」と期待される若手選手のソ・ユンボク(イム・シワン)を1947年のボストンマラソンに出場させるためにチームを組み、数々の試練に立ち向かっていく。

 『シュリ』(99)『ブラザーフッド』(04)のカン・ジェギュ監督が、祖国への思いを胸にボストンマラソンに挑む選手と監督の姿を実話に基づいて描いたヒューマンドラマ。ギジョンの屈折と再生、スンニョンとの友情という縦糸に、ユンボクの活躍という横糸を絡めて描いている。

 ギジョンとスンニョンについては、レニ・リーフェンシュタール監督の『民族の祭典』(38)などを通して知ってはいたが、ユンボクのことは知らなかったので興味深く見た。

 そのユンボクは、韓国を代表して出場しているのに、祖国から満足な資金援助が得られないばかりか、当時の韓国は“難民国”扱いだったのでアメリカ代表として登録される。これでは、日本がアメリカに変わっただけで、たとえ勝ったとしてもベルリンオリンピックの時と同じことになる、というのがレース前の大きな問題となる。

 それを、日章旗、星条旗、太極旗という国旗にまつわるエピソードとして象徴的に描いている。ユンボクが「たとえ日章旗や星条旗を付けて走っても朝鮮人であることに変わりはない」と語るのが印象的。こうした韓国人としてのアイデンティティを見失うなというナショナリズム的な主張は、いかにも韓国映画らしいと感じた。

 クライマックスのマラソンのシーンは“スポーツ映画”として盛り上がる。ソンウとシワンは相当走る練習をし、体形の維持に努めたと思われる。ジェギュ監督にインタビューした際、「劇的なレース展開だが、フィクションはほとんど入っていない」と語っていた。

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「エイリアン」シリーズ

2024-08-09 10:14:53 | 映画いろいろ

『エイリアン:ロムルス』公開に先駆けてシリーズを復習

『エイリアン』(79)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b85a56c2fda85004ad3662997d8f607f


『エイリアン2』(86)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c4953c2f2c041b52c9f6c8c7dceac0e4


『エイリアン3』(92)(19992.9.27.日劇プラザ)

 思えば、このシリーズとも随分と長い付き合いになる。オリジナルが公開されたのが79年だから、かれこれ13年もたっているのだ。その間“エイリアン”という聞き慣れなかった言葉は一般化し、オリジナルと2を監督したリドリー・スコットとジェームズ・キャメロンはヒットメーカーになり、最初はB級扱いだったオリジナルが今やこの手の映画の古典になっている。

 そうした13年という年月の中で、唯一変わらなかったのが、シガーニー・ウィーバーがエレン・リプリーというキャラクターを引きずり続けてきたことだ。これは俳優としては大きなマイナスだとも考えられる。結局、どんな役をやっても、彼女の影には常にリプリーのイメージがつきまとう。

 少し前の例でいえば、あまりにも『エクソシスト』(73)で演じたリーガンのイメージが強過ぎて結局消えていってしまったリンダ・ブレアの悲劇が思い浮かぶ。

 だが頭のいいウィーバーは「私はそんなのごめんだよ」とばかりに、またまた作られることになったこの映画で、わざわざ共同プロデューサーという形を取って、自分なりの決着を付けることにしたのだろう。そしてそれは、ラストのリプリーとエイリアンとの“心中”という形で表現される。

 つまり、フランシス・フォード・コッポラとアル・パチーノが『ゴッドファーザーPARTⅢ』(90)でマイケル・コルレオーネを抹殺したように、次々とシリーズ化される傾向が強い今のハリウッドにおいては、そのキャラクターを作り上げた者が自らそれを亡き者にしなければシリーズの呪縛からは抜け出せないのだ。

 そうしたウィーバーの強い覚悟と、慣れ親しんだ役を抹殺するというしょく罪の念が反映されたのか、この映画は宗教色が強く、リプリーとエイリアンへの鎮魂映画の趣すら漂うのである。

 そして、ここまでやれば、たとえ4が作られるようなことがあっても、ウィーバーはそれを笑って受け流せるのではないかと思う。まさしくタフな女性。その根性はすてきだ。

 デビッド・フィンチャーという27歳の雇われ監督。よくやったと思う半面、アップやぼかしを多用して少々遊び過ぎたところが難点か。ただし、スコットやキャメロンのように今後大化けする可能性も感じさせる。

 『クロコダイル・ダンディー2』(88)のコミカルな演技に注目したチャールズ・ダットンが今回は渋い演技を披露してくれた。期待のブラックアクター登場の感がある。

【今の一言】と書いたが、ウィーバーはクローン再生されたリプリーとして、ジャン・ピエール・ジュネが監督した『エイリアン4』(97)にも出た。予想通りフィンチャーはこの後ヒットメーカーになった。


『プロメテウス』(12)『エイリアン:コヴェナント』(17)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6f3c7e34d74f09898c23e0cbb2ea8a9f

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