和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

福知山 Tさんの作品。

2013-09-15 19:00:00 | 作家さんのお話
先日から うちの和紙を度々お買い上げ下さっている福知山のTさんが

『こんな物が出来ました!!』

と言って、今日 持ってきて下さいました





和紙で作られたのれんです


Tさんは、お仕事の傍ら 書道をしておられますが、

職場内の教養講座の書道の教室にも たくさんの生徒さんを持たれる書のご師範です


今回 お持ち頂いたのれんは、

例の『幻の和紙』で作られた物


幻の和紙を手でちぎり のれんの形にし、
レース状の『染落水紙(そめ らくすいし)』を部分的に貼っておられます。


染落水紙



『雅』の文字は もちろんTさんの手書き…


モミジとイチョウの形に切り抜き、散らされた色和紙がアクセントになっています


これからの季節にピッタリです


以前から 他にも何点か作品をお預かりしていて 伝承館ロビーの一角に飾らせて頂いています









素晴らしい作品ばかりです


和紙は、絵を描いたり 書を書いたりするだけでなく、


工夫しだいで、こんな風にして生活の中にも取り入れる事が出来るんですね


Tさん

勉強になりました


ありがとうございました




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