よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

活かすを生きるか、生きるを活かすか。

2007年04月11日 | Weblog
武田鉄也のラジオ番組で聞きかじった内田樹氏の言説。

子どもに教育を受けさせる義務が親にあり、子には教育を受ける権利がある。
今の子どもたちは、この権利を放棄しているだけのことであって、教育そのものには何の落ち度もない。

勉強して何になる。その答えがもうない。
なるほど。

これとまったく同じ説を見つけた。

日下公人氏である。
「債権大国日本がたどるべき七つの道」

日本の若者は、勉強してもどうにもならない、働いてもどうにもならないことにもうとっくに気がついている。

さらに、戦後経済成長を続けて来た日本の位置は、かせいだ金を国連やODAでほかの国に回して、誰からも感謝されず自分にも恩恵がめぐってこない袋小路に入り込んでいる。
 国連の常任理事になり世界に貢献する立場で、貸す金は返せと物申すには軍隊と核が必要。

 そして、防衛省が簡単に出来、国民投票法が成立し、まばたきしているうちに憲法が改正され、もうすぐそのとおりになる、と。

ああ、そうなのか、合点はいくが、うれしくもない。

東京に遅れて高知でも、桜が散り始めた。




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