『バブルの逆襲ー現役ソープ嬢舞子のウサ晴らし』 片桐舞子

バブルの逆襲―現役ソープ嬢舞子のウサ晴らし 価格：￥ 1,365（税込） 発売日：2000-05

ソープ嬢もデパガも、接客と言う部分では「そう！そう！」と頷くところがあって面白かったです。

よくわからない『専門用語』が出てくるんですが（笑）、肉体労働なんですね！

以前、担当していたフォーマルウェアでは、お水の業界で接客をされている人たちが、パパと一緒に仕事用のドレスを買いに来られることもありました。二人の間に漂う怪しげな空気を観察するのが面白かったですよ。

品の良い紳士って感じのオジサマが、二十歳くらいの大人しそうな子に、清楚なドレスを選ぶことが多かったですね。目立つ美人じゃないけど、なかなかやるやん。人は見かけによらないってことを、勉強させていただきました。

現金や他社クレジットカードで支払いをするお客様には、お店が発行しているクレジットカードを作るように勧めるのもデパガの仕事なんです。現金で払おうとしているパパに、カードを作るメリットを延々と説明してる販売員さんがいたんですよ。パパはもう、ウンザリとした表情。あのさ～、カードで払って、奥さんに請求書の明細見られたら面倒やん。空気、読もうよ。

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後日談

ビールを飲みながら、ダルビッシュがどうのこうのと言ってるテレビを見ている旦那に、「ヘルスとソープの違いって何？」って聞いたら、何のことかと一瞬、キョトンとした表情。

すかさず娘が、こんなことも知らんのかと言うように大きなため息をついて「ヘルスは健康！ソープは石鹸！」はい、さすが英語の先生です。　　

改めて旦那に聞くと、何やモゴモゴ言うてたけど、「そんなとこ行かんし知らん」

「ほな、どんなとこ行ってんの？」って聞くと、ビールを噴出した。

どんなすごいとこ行ってんねん