論語はビジネス書である、との前提から読み直すなら、組織論・マネジメント論・コーチング・・現代のビジネス書の中で語られるようなものとほとんど同様なものが+2500年も前から語り継がれているのだから古臭いとバカにしたものではない。
子路曰く「其その身正しければ、令せずして行わる。其の身正しからざれば、令すと雖いえども従われず」
部下は上司の行動原理を意識的に・無意識的に真似るものだ。上司の日ごろの行いが正しいなら、部下に指示を出さずとも、部下はおのずと正しい行動をとるものだ。上司の日ごろの言動が正しくなければ、いくら命じても部下が正しいふるまいをすることはない。
確かに尤もだなぁと思う。
師の曰く「上 礼を好めば、即ち民 使いやすし」
上司が常に礼節を持って部下に接するなら、部下は上司を慕い仕えるものだ。
・・確かにそうかもしれん。気を付けよう。
等と思ったりした。
論語もたまに読み返してみるのがいいだろう。