風に乗って飛んでいるものに願い事をすると叶う
* * * * * * * * * *
大学時代からの友人ジンコ(宮崎あおい)と素子(安藤サクラ)は、
共通の友人ミキ(吹石一恵)が自ら海に飛び込んだと聞き、
6年ぶりに彼女に会いに行くことにします。
ドライバー役をジンコの新たな友人・原木(忽那汐里)が務めることになり、
女3人の北への旅が始まる。
冬の空、海、風。
こうした灰色の背景の中、
はじめのうち彼女たちの思いは沈み気味。
自殺しようとした友に、どのような言葉をかければいいのだろう。
どうしてそんなことになってしまったのか。
彼女は私達に会いたくなどないのではないだろうか。
私達にできることなんてあるのかな。
そんな思いが渦巻きます。
ミキを直接知らない原木も、
最近親しかった友人が「私なんかいなくなってしまったほうがいい」とつぶやいた後、
どこかへ行ってしまったことを気に病んでいます。
どうしてあの時もう少し真摯に話を聞いてあげられなかったのかな・・・と。
ペタルダンスの「ペタル」というのは、「花びら」の意味だそうです。
なるほど、冷たい冬風景のなか、
特別若くはないですが、女達が
それぞれの思いを言葉少なに表出させながら輝いて風に舞うイメージ。
みずみずしく、鮮烈です。
これが思春期の少女たちでなく、それぞれに自分の生き方がみえつつあり、
しかしまだ固まりきってはいないという年代なのもいいですね。
まだまだ修復可能な彼女たちの若さと絆が、
ミキと彼女たち自身の表情をも明るく変えていきます。
「風に乗って飛んでいるものに願い事をすると叶う」という。
「願う」というよりも「祈る」ですね。
なんだか真似してみたくなりました。
「ペタルダンス」
2012年/日本/90分
監督・脚本:石川寛
出演:宮崎あおい、忽那汐里、安藤サクラ、吹石一恵、風間俊介
自然さ★★★★★
満足度★★★★☆
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大学時代からの友人ジンコ(宮崎あおい)と素子(安藤サクラ)は、
共通の友人ミキ(吹石一恵)が自ら海に飛び込んだと聞き、
6年ぶりに彼女に会いに行くことにします。
ドライバー役をジンコの新たな友人・原木(忽那汐里)が務めることになり、
女3人の北への旅が始まる。
冬の空、海、風。
こうした灰色の背景の中、
はじめのうち彼女たちの思いは沈み気味。
自殺しようとした友に、どのような言葉をかければいいのだろう。
どうしてそんなことになってしまったのか。
彼女は私達に会いたくなどないのではないだろうか。
私達にできることなんてあるのかな。
そんな思いが渦巻きます。
ミキを直接知らない原木も、
最近親しかった友人が「私なんかいなくなってしまったほうがいい」とつぶやいた後、
どこかへ行ってしまったことを気に病んでいます。
どうしてあの時もう少し真摯に話を聞いてあげられなかったのかな・・・と。
ペタルダンスの「ペタル」というのは、「花びら」の意味だそうです。
なるほど、冷たい冬風景のなか、
特別若くはないですが、女達が
それぞれの思いを言葉少なに表出させながら輝いて風に舞うイメージ。
みずみずしく、鮮烈です。
これが思春期の少女たちでなく、それぞれに自分の生き方がみえつつあり、
しかしまだ固まりきってはいないという年代なのもいいですね。
まだまだ修復可能な彼女たちの若さと絆が、
ミキと彼女たち自身の表情をも明るく変えていきます。
「風に乗って飛んでいるものに願い事をすると叶う」という。
「願う」というよりも「祈る」ですね。
なんだか真似してみたくなりました。
「ペタルダンス」
2012年/日本/90分
監督・脚本:石川寛
出演:宮崎あおい、忽那汐里、安藤サクラ、吹石一恵、風間俊介
自然さ★★★★★
満足度★★★★☆