京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

2007 中国旅行1 北京

2007-08-04 08:32:41 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

北京 7月11日(水)①

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
  8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国

さぁ、今日からいよいよ中国の旅へ出発です。
朝、9時半発のJAL便なので、2時間前の7時半
関空に着くため、空港行きMKタクシーのお出迎えは、
な、なんと朝5時。。。はっきり言って眠い~。
でも、前日のようなじゃじゃぶりの雨の日の出発でなくよかった~。

北京空港

関空は曇りでしたが、北京はお天気
日本との時差は1時間なので、11時45分(日本時間、12時45分)
北京に着きました~。



北京空港ターミナルには、飛行機を降りてから
シャトルバスで向かいます。



ここは、荷物受け取り所。

上の看板には、北京オリンピックのマスコット達が
描かれています。

左から、魚、パンダ、聖火、チベットカモシカ、ツバメの
ちびっ子人形のマスコット達。
かわいくて、思わず写真を一枚。



今回の旅行は、主人と二人専用車で観光地を周ります。

元々、母と3人で行くつもりだったので、
82歳の母のペースに合わせるため専用車にしたのですが、
母が今回は旅行をやめた為、私達とガイドさん運転手さんの
4人のツァーに。。

ちょっともったいないかな~とも思いましたが、たまにはいいかと。。
気兼ねせず自分達のペースで動けるので
とっても気楽な旅になりそうです。



北京でお世話になる車。緑のTシャツの人がガイドさんです。

世界遺産 頤和園(いわえん)

広さはなんと約300万平方mで庭園としては北京最大。
昔は皇室の避暑地として利用されていたらしいのですが、
英仏連合軍の攻撃を受け、ほぼ壊滅状態に。
その後西太后が自分の還暦を祝う為軍費を流用し
修復再建したそうです。西太后の権力ってすごい~
頤和園東宮門(正門)



来年のオリンピックに合わせて至る所で、修復塗り替えが
行われているらしく、色彩がとてもきれいです。



杭州の名勝西湖を真似して人工的に造ったという昆明湖。
ここで、杭州人気の西湖の風景が見れるとは。。
西湖にも行ってみたかった私としては、
なんだかとっても得した気分でした。 Lucky~



昆明湖を掘った土でできた万寿山には、
八角形の華麗な三重の塔、仏香閣があります。



世界最長の絵付き回廊としてギネスにも登録されている長廊。
その長さ728m。その間、ずっと細かな彫刻が彫られ、
さまざまな絵が描かれていて、驚き~。        
ずっと、上を向いて歩いていたら、終る頃には首が痛く
なっていました。



ピンクのとってもかわいい花が咲いていました。
でも、名前はガイドさんも知らないそうです。
(どうも、百日紅・さるすべりのようです。
      naomiさんが教えてくださいました。



長さ36mの石製の船・清晏舫(せいあんぼう)
水が動いても動かない石船は、皇帝権力の強さを
表しているということらしい。。



頤和園を訪れた記念のメダルに名前や日付を彫ってもらった後、
北宮門から出て、待っていてくれた車に乗り込みます。

北京は暑いし、とにかく一つ一つが広い。
これは想像以上にハードな旅になりそうな予感。。

北京オリンピックメインスタジアム

途中、2008年、北京五輪開会式が行われるというメインスタジアムを
見ました。この姿から、愛称は「鳥の巣」らしい。
来年、北京五輪開会式を見る時、きっと思い出すんだろうな~



土産店回り

気がねなしの、気楽な二人旅ではありますが。。
でも、土産店回りをする時は結構大変でした。

団体旅行の時は、誰かが買うだろうからと
こちらは買わないことを決め込めるのですが、
二人に、店員さんが常に付いて回り説明してくれるので
かなり断りにくいのです。。

それでなくても、人に物を頼まれると
断りにくいタイプの私達夫婦。

それでもいつもは断り役に回ってくれる主人も、
若くて、かわいい店員さんが、いっしょうけんめいに説明して
「どうですか~。。」と主人に尋ねると
「じゃあ、記念にちょっと買っておこうか。。。?」だって。

ということで、結局、シルクのお店では
シルクの夏用肌蒲団やスカーフなどを買ってしまいました。
もちろん、そんなに高いものではありませんが。。。


                シルクのお店の店内

次は、翡翠のお店。

初めは、ここでは何も買わないぞ~と覚悟を決めて入店。
でも、店員さんがずっと二人に付いて回り、
私がちょっと足を止めると、止めたところの商品の説明を始めるのです。
そういう意味で止まったんじゃないんだけど。。



でも、色々見ているうちに、結構安くて、かわいいペンダントを見つけ、
これならちょっといいかな。。。と。

「思い出に買っておけば。。」という、
やさしい主人の言葉に後押しされ、
結局、お餞別を貰った母へのお土産と二つお買い上げ。

「早くここから出たいという思惑があった。。?
という、私の問いかけに、主人は
「そ、そんなことないよ~

でも、ここでは、元々買う気はなかったのだからと、
かなり頑張って値切りました。
3分の一とは言えないけれど、その近くまで頑張りましたよ。


そして、最後のお店、高価な飾りや置物のお店です。

ここでは、待ってましたとばかりに通された部屋には
豪華な棚に並んだ高そうな置物がずらり。。



色々説明したあとで、店員さんが言うには、
「この棚の中の置物9点全部で98万円でいかがでしょうか」
だって。。。
「この棚も3万円でお付けしておきます」と。。

まさか。。ご冗談を。。。

ということで、お決まりの買い物ツァーも終わり、
ホテルへ向かいます。

ホテル ペニンシュラ

さて、北京でのホテル、ザ ペニンシュラに到着です。
このホテルでは、ほとんど日本人の宿泊客を見かけず
西洋の外国の方ばかりでした。
せっかく海外に来たのに、周りは日本人と日本語だらけで
ちょっとな~。。という事がよくありますが、
このホテルは海外を充分に感じる事ができて、ワクワク。



                    ホテルのロビー


部屋に荷物を置いて、少しだけ休憩。
もうすでに足が疲れている~~

でも、この後、すぐ近くの王府井(わんふうちん)や、
東安門夜市の屋台街へ歩いて観光に行くのです。
さぁ、もう一頑張りしましょう~


   2007 中国旅行2 北京 に続きます。


2007 中国・北京・上海・烏鎮(うーちん)目次

        1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
        3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
        5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
        8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
        10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国

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2007 中国旅行2 北京

2007-08-03 00:54:39 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

北京 7月11日(水)②

旅の始まりはこちら  2007中国旅行1 北京

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
  8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国


王府井(わんふうちん)

ホテルでしばらく休憩した後は、王府井(わんふうちん)や、
東安門夜市の屋台街へ。

王府井は北京で最も賑やかな繁華街で、路の両側にはデパートや
ショッピングセンターが立ち並んでいます。




   
中国の人に人気のデパート。
入ってみましたが、ちょうどセール中ですごい熱気。
中国女性の争奪バトルの真っ最中。
圧倒されて何も買わずに出てきました。。フゥ~。


      中国でもマクドナルドは人気のよう。



これは王府井(わんふうちん)という地名の起源になったという井戸跡。
王府井の撮影ポイントということなので、とりあえず一枚。カシャッ。

東安門夜市の屋台街

王府井のすぐ近くに東安門夜市の屋台街があります。
屋台では、果物、肉、臭豆腐。。。色々売っていますが、
ここでは何も食べないようにとガイドさんから言われています。
日本人のお腹には合わないらしい。。
おいしそうなのになぁ~。。






屋台街の場所によっては、臭豆腐の臭いが結構きつくて。。
この臭いだけは、なかなか慣れる事ができません。

それにこんなものも売っています。



げてものの屋台。。。サソリ、タツノオトシゴ、セミの幼虫、虫。。。
結構カルチャーショックでした。

夕食 大三元酒店

今日の夕食は、広東料理の大三元酒店。



店内には古代家具が置かれ、いかにも中国っぽい雰囲気



魚介類と野菜をわりとあっさりめに
味付けしてあるので、おいしかったです。 初めての食事にカンパ~イ

 


 

足つぼマーッサージ

予定の観光も食事も終わった後、ガイドさんに
「足は疲れていませんか?足つぼマッサージ、行きますか?」
と誘われ、すでに足がくたくただった私達は
「行きます~」と即答。


                 マッサージ屋さん

とっても綺麗なお嬢さん二人が、足つぼだけでなく、
肩や背中もマッサージしてくれます。
私は絶対に強くしないでねと頼んでおいたので、
とっても気持ちよかったです。

主人もちょっとは我慢していたものの、至極ご満悦な様子。
おかげで、足はずいぶん楽になりました。



ホテル ペニンシュラのバー

ホテルに帰ってから、一階にあるジャズの生演奏のバーに
入ってみる事にしました。



初めての中国を祝ってカンパイ



主人はアップルマティーニ。
私のこれはシンガポールスリリングです。

これで北京初日は終わり。初日から結構ハードでした。
でも、明日もまた頑張って歩きましょう~

(2007 中国旅行3 北京へ続きます)

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2007 中国旅行3 北京

2007-08-02 09:27:46 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

北京 7月12日(木) ①

旅の始まりはこちら  2007中国旅行1 北京

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
  8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国




今日は午前中、天壇公園や胡同、午後からは万里の長城へ
出かけます。出発は8時半。
ゆっくりと、朝食を取る事ができます。

昨日、ガイドさんに水筒の事を話したら、
「ペットボトルのお水はどこでも買えますよ~。
水筒は、まず、使う事はないですよ~。」

 
と言われてしまいました。
そんな。。あんなに大騒動して探したのに。。

このままでは悔しいので、貰えるものなら紅茶をもらおうと
袋に水筒をそっとしのばせて、
ホテルの朝食ブッフェに行きました。



「え。。ここで、お茶を水筒に貰うの。。?」と主人。
「だって、せっかく水筒持ってきたんやし。。
貰えそうやったら、やってみる。。」
と私。
「へ~。。。」と、俺は関係ない振りしとこかなって様子の主人。

でも、ここの紅茶、本当においしかったのです。
で、思い切って、紅茶を注ぎに来たウエイトレスさんに
水筒に紅茶を入れて貰えますか?と頼んでみました。

にこっと笑ったウエイトレスさん、ちゃんと水筒に紅茶を
いっぱい入れてくれました~。
でも、やっぱり恥ずかしかったので、今回限りにしようっと。。

世界遺産 天壇公園  

明・清代の皇帝が五穀豊穣を天に祈った場所で、
今、公園そのものは北京市民の憩いの場となっていて、
色々なグループが、それぞれ好きな事を楽しんでやっています。
音楽や踊りを楽しむ北京市民と、各国からの観光客が混じって
とっても活気のある場所。


     リボンを使って踊る人達


     太極拳をするグループ。


     
インドからの観光客。インドの民族衣装を着た団体は、
みんなの注目を浴びていました。素敵~


   
中国土産の屋台。かわいいものがいっぱいで
ゆっくり見たかったけど、ガイドさんが
「はい。こちらですよ~」と呼んでいます。。

祈念殿

3層の白い大理石の上にそびえたつ祈念殿は、
皇帝が正月に五穀豊穣を祈った場所で、
天安門と並んで北京のシンボルだそうです。



祈念殿は、釘や梁を使わずに建てられた木造の建物。


            祈念殿前の広場

祈念殿を出ると、次は輪タクに乗って胡同巡りです。


胡同(フートン)巡り 什刹海(シーチャーハイ)

胡同(フートン)とは地名のことだとばかり思っていたら、
北京の街に縦横に走る碁盤目状の細い路地の事でした。

昔の北京のローカルな生活を営む風景を今も残しているのが
什刹海(シーチャーハイ)で、ここを輪タクにのって
胡同(フートン)巡りするのです。



懐かしい雰囲気が漂う町並み。
そこを行くおじさんの乗り物もとってもレトロです。



家の前でおじさん達が休憩。
ゆっくりとした時間の流れを感じさせてくれます。



四合院造りのお宅の玄関。
四合院造りとは、中庭を囲むように建物を配する家の建て方で、
昨今の中国、建設ラッシュのせいでその多くが取り壊されて
しまったらしいのです。
だから、四合院造りの家を訪ねる胡同ツァーは、
北京で結構人気が高いんですって。



四合院住宅の内部。
色々な時の流れを越えてきた家具達が、
今はひっそりと静かに佇んでいます。    



最後は、運河。前海と呼ばれるこの界隈は、
夜になるとおしゃれなレストランやバーで賑わい
人気のスポットとなっているらしいのですが、
残念ながら、私達はタイムアウト。。

私達はこれからお昼ご飯です。



四川飯店

「辛いお料理は大丈夫ですか?」とガイドさんに聞かれて
「結構好きですが。。」と連れてきてもらった
四川料理の四川飯店。



店内には水墨画や豪華な刺繍幕が飾られ、
中国らしい内装です。



でも。。。辛いのは大丈夫と言ったものの、
ここまで辛いとは。。
口の中がひりひりして。。
 
このプチトマトが、まるでフルーツトマトのように
甘~く感じられました。



お昼ごはんもとりあえず済んで、
さぁ、これから万里の長城に出発です

         2007 中国旅行4 北京 へ続きます。

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2007 中国旅行4 北京

2007-08-01 10:39:32 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

北京 2007.7月12日(木) ②

旅の始まりはこちら  2007中国旅行1 北京

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
  8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国





朝、ホテルを出る時、ガイドさんが自信ありげに
「今日の北京は晴れですよ~」と言い、
「よかったね~」と、私達も喜んでいました。
だって、今日は万里の長城に行く日なのですから。。

日本にいる時から、今日のお天気だけは何回もチェック。
いつ見ても出ている、お天気マーク
ほっとしていました。確かに今日北京は晴れです。

万里の長城に向かう車の中、お昼ごはんも食べて
ついつい眠くなり、ちょっと寝てしまった私。
しばらくして目を覚ましたら、なんと車の周りが真っ白。

え。。なになに。。なになに。。
今日は晴れではなかったの。。
ガイドさんは、
「晴れですが。。、霧です。」だって。

確かに雨は降ってないけど、
霧は普通晴れとは言わないだろう。。
突っ込みたくなったけど、我慢。でも、うそでしょう。。~

霧の万里の長城 八達嶺長城

今から約2500年前の春秋戦国時代、
北方民族の侵入を防ぐ為に、
各国々が独自に城壁を築いた。
紀元前221年に中国を統一した秦の始皇帝が
それをつなぎ、完成したのが万里の長城で、
全長6350キロメートルもあるらしいのです。

今日行くのは、八達嶺長城(はったつれいちょうじょう)で
ロープウェーで北八楼まで登ったあと、高さ1015メートルの
頂上を目指します。




ロープウェー乗り場も、薄い霧がたち込め、少し寒いくらい。



ロープウェーも白い霧の中を登っていきます。
本当なら、ロープウェーからの眺めは最高のはずなのですが。。

「ロープウェイの高度が高くて、すっごく怖かった~という人が
 結構多いのですよ。でも、今日は怖くありません」とガイドさん。

そりゃまぁ、あんまり周りが見えないし怖くはないけど。。
でも、そういう問題かぁ?。。

とりあえず、ロープウェーは北八楼に着きました。
ここからは、歩いて頂上を目指します。



いよいよ万里の長城です~。
ま、よくは見えないけれど、それはそれなりに感激~
でも、結構勾配はきついし、階段の高さもばらばらで、
段差のきついところもたくさんあります。



霧の中の万里の長城、見方によっては幻想的かも。



本当に先が見えません。
まるで、雲の中にいるみたいです。



でも、一つよかったことは、涼しかったおかげで、
なんとか頂上までたどり着いた事。

涼しかったとはいえ、頂上にたどり着いた時は
汗でぐっしょり。。
二人ともふうふう言いながらの登頂でした。

こりゃ、かんかん照りの真夏日だったら、無理だったかも。。
と、思う事に。



登長城記念に、メダルに名前と月日を彫ってもらい
記念の賞状ももらいました。


 
登長城記念の賞状の中の写真。
これが、晴れた日の八達嶺長城です。 


  
八達嶺長城出入り口辺りにはお土産やさんがいっぱい。



車で尾根に沿って続く万里の長城を見ながら帰ります。
が、これも霧に霞んでいますね~。

ちなみに、こちらが果てしなく続く万里の長城です。



万里の長城に少し思いを残しながら、北京市内へ。
「また今度、万里の長城に来てください。」とガイドさん。

中国には桂林、九塞溝など行ってみたい所は
まだまだあるのですが、
いつか万里の長城にもリベンジできるかな~

鴨王 北京ダック

万里の長城から帰ってきたら、夕食。
今日は、北京ダックで有名な鴨王(こうおう)。
毎日200羽以上の北京ダックの注文が入るらしい。



鴨王(こうおう)店内。
中国らしい雰囲気の、きれいなお店です。



私達のテーブルのそばで、北京ダックを切り分けてくれます。



ネギやキュウリといっしょに、みそだれをつけ、
皮(薄餅)にまいていただきます。



パリパリとした北京ダックはおいしかった~。
でも、今日はちょっとお疲れぎみの私達。
こってり料理はちょっときつい。。
ほとんどお料理に手がでません。。
あっさりと、おいしいお漬物でお茶漬けが食べたいなぁ。。。



京劇鑑賞 湖広会館

夕食後は京劇の鑑賞。



湖広会館は清代に建てられた、古風な建物で、
風格のある京劇の劇場です。



強烈なインパクトの京劇メイク。
けたたましいドラの音や、甲高い歌声も初めて聞くもので、
独特の世界に圧倒されます。



世界中のいろいろな国の人が、京劇の鑑賞に来ています。



ホテルへ向かう途中、明日行く天安門のライトアップをみました。



さすがに今日は疲れました。。
荷物の整理をしたら、早く寝ようっと。

明日は、午前中天安門、故宮を見た後、上海へ飛びます~

   (2007 中国旅行5 北京へ続きます。)

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2007 中国旅行5 北京

2007-07-31 10:45:14 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

ここ3日ほど、久しぶりに息子が帰ってきていました。
色々な話を聞いたり、お昼をいっしょに食べたり、
買い物に行ったり、皆で焼肉をしたり。。
忙しかったけど、楽しかった~。

それで、2日ほどブログを書く暇がありませんでしたが、
今日は前回の続きを。。

北京 7月13日(金)①

旅の始まりはこちら  2007中国旅行1 北京

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
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  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国



北京最終日。今日は天安門と故宮の観光です。

北京の観光地一つ一つの大きさは、日本とは比べ物にならず
中国という国の大きさ、そしてそこに住む人の多さを
充分に感じさせてくれました。

ホント、観光で歩く量が半端ではありません。
北京へ行こう!と思ってられる方は、健脚な間にどうぞ。
階段や石畳が多い上、スロープなどの配慮がないので
車椅子を使う事などができません。

たま~に、車椅子での中国のお年寄りを見かけましたが、
階段などは、周りの皆で持ち上げて、とっても大変そうでした。

車椅子用に舗装された道や、スロープ、エレベーターなどが
整備されれば、もっと色々な人がこのすばらしい世界遺産を
見る事ができるのに。。と思います。

今日の朝食ブッフェは、中華。
とりあえずしっかり食べて、今日も頑張って歩きます。



天安門広場

1989年6月、この広場に集結していたデモ隊が
「人民解放軍」によって武力弾圧された天安門事件の
舞台としてよく知られている天安門広場です。

結構人は多いのに、空いている感じに思うのは
ここになんと、100万人もの人が収容できるからでしょうね。

長安街通りを隔てて天安門が見えています。



これは、人民英雄記念碑。
毛沢東、周恩来の自筆が刻まれているらしい。



天安門

世界遺産・故宮(紫禁城)への入り口にある3階建ての大門。
毛沢東の肖像画が、まん中に飾ってあります。

「へぇ~これが天安門なのね~」と見あげたり、
写真を撮ったりする事に夢中。



そのまま、ガイドさんの後をついて歩き、
故宮の最初の門である午門を通り、10分くらい歩いた頃、
旅行日程表によると天安門に登る事になっていたのを
ふと、私は思い出してしまいました。

その事をガイドさんに告げると、ガイドさんは
あわてて書類を調べて
「そうでした。。すみません。大変なことです。戻りましょう。」
と、また天安門まで戻る事になったのです。
え。。戻るの。。?。。ということで、
この暑い中を、追加で歩くこと往復30分。。

「どうせなら、もうちょっと早く思い出してほしかったなぁ。。」
と、主人。
ごめんね~でも、私だって、たまたま思い出してしまったのです。

でも、戻って登った天安門から見た天安門広場は広大で、
頑張った甲斐あり


     天安門から見た長安街通りと天安門広場

主人も私も、この見晴らしに
「すごいね~」と、やっぱり戻ってよかった~。
ガイドさんは、
「すいませんでした。。」と、しきりに謝っています。

ま、仕方ないよね~。これも旅の一つの思い出です。

故宮(=紫禁城)

明の成祖永楽帝から、清朝最後の皇帝宣統帝(溥儀)まで
24人もの皇帝が約500年に渡って君臨してきた故宮。
皇帝の居城(紫宮)に庶民が出入りするのを禁じて、
紫禁城と名づけられていたようです。


              

    皇帝へ挨拶をする家臣の為の待合所の弘義門
    修復が終ったばかりできれい~。

       

 
皇帝主催の宴会の会場として、また科挙の最終試験の会場
ともなった保和殿後部からの眺め。

この赤い城壁、金色に輝く屋根の下で、どんな王宮物語が
繰り広げられていたのでしょう。
優雅で、豪華絢爛で。。 でも、それだけではなく
陰謀や暗殺が渦巻く世界でもあったのでしょうね~。



故宮には多くの宮殿があって、その中を正面のせまい入り口から
覗く事ができるのですが、正面前は人、人でもう、いっぱい。
しかも中国人のパワーは恐るべしで、
なかなか勝てず、正面まで行く事が難しい。。

とにかく中国人は我先なのですね~。
遠慮していると、いつまでたっても前へ進まないのです。
ガイドさんに「遠慮してはダメです。もっと中へ行って
と、叱咤激励されながら、ようやく撮れた写真です。
黄金に輝く玉座がきれいです~



保和殿の後方にある雲龍彫石は、故宮内最大のもので、
一枚の石で彫られているそうです。


          雲龍彫石
すごいですね~。でも、これはどんな風にして運んだんだろう。。


宮殿群の北にあり、皇帝や皇后、妃たち、
それに、溥儀も幼い頃に遊んだという御家園。
    


日本に帰ってから、ラストエンペラー
清朝最後の皇帝宣統帝であり、時代の波に翻弄された
溥儀のビデオを主人と二人で見ましたが、

ロケに使われた故宮の映像を見るたびに、
実際に見た故宮を思い出し、一気に見てしまいました。



確か、前にも一度借りたことがあるのですが、
そのときは二人とも途中で寝てしまったような。。


ところで、中国人のマナーについて少し。。
先ほども少し書きましたが、中国には
順番に並ぶとか、譲り合うとか、そういった感覚が
ほとんどないように思いました。
我先のどこが悪いという感じでした。

我々日本人が失いかけている生きていく上での
強さや逞しさという点では、中国人はすごい~

自殺が増え、生きる事を諦めてしまう人が増えている日本。
今、日本人にはマナーや品格を大切にするとともに、
中国人のような、人間的な強さも必要なのかな~
と思ったりもしました。

でも、やっぱりマナー面で言うと、
中国人はまだまだこれからのように思います。

ついでにびっくりしたので言ってしまうと、
大きな通りに面するお店の玄関前で、
平気で子供に(しかも女の子です)おしっこさせていたり。。
だからトイレで、大人になっても平気でドアを開けたまま
用を足している女の人を、何人も見かけたりしたのかもしれません。
これも、正直言ってかなりびっくりでした。

中国当局も「オリンピック」を迎える上での「マナー向上」を国民に訴え、
中国のイメージアップを計ろうとする活動が始まっているようで、
目指せ文明人のようなスローガンが各地に張ってありましたが、
後一年で、どこまで中国が「マナー文明国」に変われるのか、
ちょっと心配やな~という気がしました。

          2007 中国旅行6 北京 へ続きます。




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2007 中国旅行6 北京

2007-07-30 10:34:44 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

北京 7月13日(金)②

旅の始まりはこちら  2007中国旅行1 北京

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
  8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国



北京最後の食事 金鼎軒

北京最後の食事は金鼎軒(きんていけん)での昼食、
飲茶(ヤムチャ)です。





金鼎軒店内カジュアルな感じの店内です。

ここの天心はおいしかった~。
中華粥もおいしかったし、今人気の中国版カスタードプリンも
 おいしかった。小籠包も餃子もいけます~





北京最後の食事も終り、北京空港まで送ってもらい
いよいよ運転手さんとはここでお別れです。

すごい交通量の北京。
しかも人も車も自転車も
マナーが良いとは、とても言えず、
人や自転車は横断歩道以外の所でも、
平気でどんどん渡ってきます。

でも、どういうわけか車優先なので、
そういう人達を見ても、車はいっさい止まりません。
人が車を避け、車と車の間をすり抜けるのです。

初めはいつ事故が起こるかとはらはらし通し。
でも、運転手さんは慣れたもので、
時々、じゃまする車や自転車を大声で怒鳴りながら
無事、北京各地を回ってくれました。

初めはちょっと怖そうだったのですが、
最後に「シェーシェー」と言って握手した時、
優しく人懐っこい笑顔で笑ってくれた運転手さん。
本当にありがとう~。

ガイドさんは、空港での手続きを手伝ってくれ、
空港内で握手してさようなら。
私達が見えなくなるまで、手を振り続けていてくれた彼。
いろいろお世話になりました。ありがとう~。

今日も彼は、あのちょっと早口の日本語で頑張って
ガイドしていることでしょう。これからもがんばってね。
   
   運転手さん             ガイドさん
 

北京空港で、2008年北京オリンピックの
オフィシャルグッズをお土産に買って、
上海行きの国内線に乗り込みます。

北京は、とにかく歴史遺産が多く点在し、
しかもその一つ一つが広く、疲れたけど
栄華を極めた王朝の華やかさと共に、
時の中で変貌した姿も見せてくれ、
中国の時代の流れを体感させてくれました。

さて、次の上海はどんな街でしょうか。。
1時40分離陸予定が、すでに1時間近く遅れています。
北京、上海路線では、この位は当たり前らしいのですが。。


  北京で買った小物達。

  (2007 中国旅行7 上海へ続きます。}

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2007 中国旅行7 上海

2007-07-27 11:20:21 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

上海 7月13日(金)

旅の始まりはこちら  2007中国旅行1 北京

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
  8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国


北京、1時40分離陸予定は、1時間以上遅れ2時45分やっと離陸。
飛行機の中で待たされる事1時間以上でした。
約2時間のフライト後、5時ごろ上海空港へ着陸。

上海空港に来てくれたお迎えの車。
この車で、上海と烏鎮(ウチン)を回ります。
ガイドさんは、とても親切な若い男の子で、
年を聞いてみると、長男と同い年でした。



上海では車のナンバープレートを貰うのに、
60~70万円かかるそうで、車を所有するには
車両代の他に、プレート代がかかり、
相当のお金持ちしか、車を持てないという事でした。
確かに、走っている車は高級な日本車や外車が多い。。



お洒落な高層ビルが立ち並ぶ上海。



東洋一の摩天楼と言われるだけあって、本当に素敵~。

洋館レストラン 席家花園

予定を変更して、東方明珠タワーを明日に回し、
まずは、夕食。洋館レストラン席家花園で上海料理です。



北京の中国、中国した雰囲気とはちょっと違う、
西洋的な雰囲気も漂う店内。お洒落~



毎日、毎日、昼夜中華料理ばっかりで、またか。。
思いましたが、ここはシーフードが多くておいしく、よかった~
でも、それにしてもこの量。。とても二人では食べきれません。



お食事も終って、上海の街に夜のとばりが。。
これから、上海雑技団を見にいきます。



上海雑技団

鍛え抜かれた身体と、想像を絶する柔らかい体が生み出す
アクロバットな演技。



少女達の絶妙なバランスの演技。



この状態で、各帽子が次々隣の人に回っていきます。
楽しくて、おもしろいパフォーマンスに拍手いっぱい。



お皿を回しながら、優雅に踊ったり、激しく動き回ったり。。
お皿と棒がくっ付いているんじゃないかと思ってしまいました。
でも、最後には全員が舞台上にお皿を落として、
お皿と棒がくっ付いていない事を証明。へぇ~と驚きでした。



大きな球体の中を5台のバイクが交差して走る
生死を賭けたアクロバットでは、観客の誰もが
固唾を呑んで、その演技を見守っていました。
でも、余りにも怖くて私はじっと見ていられない感じ。。

実際に少し前、公演中に事故が起こり、
一人亡くなられたんですよとガイドさんに聞き、
命を賭けた演技に、一層のすごさと恐怖を感じました。



1時間半の公演を、充分に楽しませてくれた
上海雑技団のメンバー。
とっても、かわいいお嬢さんですね~

オークラガーデンホテルシャンハイ(花園飯店)

上海でのホテルです。ここに3連泊。
このホテルには日本人スタッフがおられて、日本語も充分に通じ、
回りにもたくさんの日本人が。。



上海で活躍する日本の企業戦士達も、多く泊まってられるようで
エレベーターの中で、彼らの話を聞くともなく聞いていると、
「明日はゴルフで、次の日は接待で○○ですね~。。」と、
なんだか楽しそう。。
いやいや、本当は大変なのでしょうが。。


               ロビー横のホール

お洒落なピアノラウンジもあります。



ピアノラウンジを2階からカシャ。
お客さんは誰もいなかったのでね。。



さて、明日は上海の市内観光です。
東方明珠タワーから始まって、豫園(よえん)、豫園商場、
南京東路、新天地、夜にはナイトツアーにも行く予定です。

では、おやすみなさい~

  (2007 中国旅行8 上海へ続きます。)



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2007 中国旅行8 上海

2007-07-26 08:36:31 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

上海 7月14日(土)①

旅の始まりはこちら  2007中国旅行1 北京

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
  8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国


今日は上海市内観光の日です。
今日の朝食は、和食を選びました。
ホテル内にある和食レストラン「山里」です。



久しぶりのお味噌汁に、う~~んおいしい
やっぱり、日本人ですね~。



東方明珠テレビタワー

上海のシンボルと言われている、
アジア一高いテレビ塔です。(468メートル)
朝一番に来たので、並ぶ事もなくすんなりと入れました。



混んでいる時は、この順路が人でいっぱいになるそう。
ガイドさんによると、5月の連休の時は、7時間並んだとか。。
それは。。なんとも。。私なら絶対に諦めるだろうな。。



球体展望台からの眺め。
上空は、曇っていて、ちょっと見にくいのが残念。。



豫園(よえん)

上海の代表的な観光スポット、
中国式庭園の豫園(よえん)へ行きます。
反り返った屋根が中国建築を表しています。



荷花池にかかる九曲橋を渡って、豫園入り口へ。




入り口を入ると、まず三穂堂(さんほどう)です。
清代には、ここでさまざまな祝典が催されたらしい。



石を積み上げた築山が有名。
築山と池とが造る豫園を代表する景観です。



これは、樹齢200年以上のガジュマルの木で造られた
机や椅子。
「建物よりも、この家具が有名です。」という、
ガイドさんの言葉に写真をとりあえず一枚。



豫園でも特に景観が楽しめるという意味合いからつけられた
会景楼(かいけいろう)からの眺めです。
水と緑と石が、すばらしい景観を織りなす庭、
池にはたくさんの鯉が泳いでいました。



歴史的庭園の豫園、1時間ほどかけてゆっくり回り、
楼閣や、回廊、池を配した中国らしい庭園の美しさを
充分に満喫しました~

豫園茶葉博物館

豫園を出て、すぐ近くの豫園茶葉博物館へ。
お茶の歴史や、茶器などが展示されています。



個室で、ウーロン茶や、プーアール茶、ジャスミン茶を
頂きました。


        おもしろい形の茶器や飾りの数々。

本当は、私達に高いお茶を買って欲しいのだろうけど、
以前、台湾に行った時に、ダイエットにいいとかうまく乗せられ
高いプーアール茶を買ってしまっているのです。
26000円程するプーアール茶が、あれも、これも付けて17000円、
しかも限定10名限りとか言われ、
「いる人~?」という声かけに、思わず
「は~い。。」と手を挙げてしまったのです。

でも、私だけではありませんよ。
その時は結構たくさんの人が手を挙げ、
限定10名限りのはずが、突然追加OKになっていましたもの。。
うちは、私だけでなく、弟も手を挙げていましたが。。

ま、そのとき買ってしまったプーアール茶が、
まだほとんどそのまま残っている訳で、
今回は絶対に乗せられない覚悟で中国に来ています。

それで、家用に安いジャスミン茶と、記念に茶器を
少し買って終わりに。よかった~ほっ。。

緑波楼

今日のお昼は、クリントン元大統領も訪れたという
上海料理の名店、緑波楼。期待が高まります~。



荷花池湖畔の緑波楼。



店内は中国人や、外国の観光客でいっぱい。



料理は上海点心料理で、味付けは濃くなく上品でやさしい感じ。
疲れている胃には、嬉しい味付けです。

でも、クリントン元大統領は、こんなお料理では
なかったんだろうな。。

ここでどんな料理を食べたのでしょうね。
メニューや食材がちょっと気になります。。



小籠包はとってもおいしかったです~



豫園商場

食事の後は、豫園商場で買い物。
下町雰囲気のお土産屋さん街。
ずらっ~と、お土産やさんが並んでいます。
ここでは、フリータイムを貰って、主人と二人でウロウロ。
値切るのがおもしろかった~。
半額以下にはなるみたいですよ。



主人は画商で、絵を買っていました。
もちろん、頑張って値切ってましたが。。
でも、あとで、
「もっと値切れたかな~。。」と。。



上海老街

豫園のすぐそばに広がる明~清代の建物を再現した
レトロな骨董品街。

骨董品店の他、筆専門店、藍染め専門店、
画商、衣料品屋などさまざまな店がありました。





さて、次は南京東路や新天地に向かいます。

      2007 中国旅行9 上海へ続きます。

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2007 中国旅行9 上海

2007-07-23 08:49:08 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

上海 7月14日(土)②

旅の始まりはこちら  2007中国旅行1 北京

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
  8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国


外灘(わいたん)

豫園から南京東路へ行く途中、上海租界時代の重厚な建物が並ぶ
外灘(わいたん)を通りました。

ドーム型の屋根を持った建物は、「華麗なる一族」で
万俵大介(北大路欣也)が頭取だった阪神銀行のモデルとなった
上海浦東発展銀行です。

実際の、「華麗なる一族」の上海ロケは、この街並みを
このまま再現した「上海影視楽園」で行われたらしいです。



南京東路(なんきんとうろ)

市内随一の目抜き通り南京東路。すごい人です~
老舗やデパートなどが続く観光ストリート。
向こうには浦東(ごーとん)の摩天楼が少し見えています。



反対側を見渡すと、やっぱりこちらも人が多い~
歩行者天国ですが、このストリートの買い物の為、
こんなかわいいバスだけはゆっくり走っています。



ここで、薬局を探して、人参入りの真珠クリームを買いました。
以前、中国土産で貰ったものが結構よくて、
中国に行ったら探したかったのです。

ガイドさんに言うと、ちゃんと売っている薬局に
連れて行ってくれました。
私は気に入っているんだけど、でもこれはお土産にはできないな。。
中国製のクリームなんて、ちょっと今の日本であげたら
引かれてしまうだろうなぁ。。

新天地

豫園や豫園商場のような、歴史を感じる旧い上海に対して、
ここ新天地は、ヨーロッパの香りがする新しい上海を
感じる場所です。



レンガ造りの家並みをそのまま残して、モダンなカフェやバー、
ギャラリー、ショップなどが続いています。



道端でチェスを楽しむ、イケメンの男の子。



お洒落なカフェテラスで、ティータイムをとることにしました。
でも、テラス席は、どこも空いていません。
主人がアイスティーを買いに行っている間に
私は座る場所探し。。

昼下がり、テラス席でゆっくりと時間を過ごす人々は
ドリンクは空になっていても、誰も席をたちません。
ゆったりと午後の時間を楽しんでいるのです。
無理かな~と思った時、2人が席を離れました。

私はさっと、そばに行って空いた席を確保。
その席を狙ったのは、私だけではなかったのですが、
勝ってしまいました~

アイスティー二つをのせたトレーを持って出てきた主人は
「よく、席がとれたな~」とえらく感心。
そりゃ、まぁね。。


     カフェのテラス席



かわいい小物のお店や屋台もいっぱいあって、
新天地はとっても楽しい街。
もっと、もっと何時間でもいたい気がします。

淮海中路(わいかいちゅうろ)

新天地から、淮海中路(わいかいちゅうろ)を通って、
ホテルまで戻ります。

淮海中路(わいかいちゅうろ)は、有名ブランドや
カフェ、デパートなどが並ぶ通りで、
お洒落な上海っ子の集まるストリートだそうです。
ホテルまで約2キロの道のりです。



でも、このストリートをガイドさんと3人で歩いていると
「ローレックスいる?」
「ビトンあるよ。」という客引きに何度も何度も呼び止められます。
にせものを安くで売りつけようとしている人達なのです。
ガイドさんが中国語で、断ってくれるのですが、
なかなか向こうも引き下がりません。

ふ~ぅ、これ、二人だけだったら結構大変だったかも~
と思ってしまいました。



今日もよく歩きました。ようやくホテルに到着です。
オークラガーデンホテルにも、上海三越が入っていて
シルク製品やかわいい小物類がいっぱいでした。

オークラガーデンホテル 白玉蘭

今日の夕食はホテル内のチャイニーズレストラン、白玉蘭。
32階にあって、ライトアップされた上海のきらめく夜景が
見渡せます。素敵~



しかも、胡弓と琴の生演奏が流れ、気分はすっかりリラックス。。



お料理も、さすがにおいしいのですが、量的には相当多く
やっぱり食べきれません。

 
  オードブル              海老   セロリの炒め物
 
 かにのスープ           たらのソティー ブロッコリーベーコン
 
 坦々麺              タピオカココナッツミルク フルーツ

それに、また例の北京ダックもカットショー付きでありました。

事件勃発?

坦々麺、北京ダック、たらのソティ-には、
ほとんど手がつかなかったものの、
このレストランの雰囲気に、今までの警戒心をなくし、
安心しきってしまった私は、薬を飲み忘れていた事を思い出し、
お水を頼んでしまったのです。

それまで、どんなレストランでもお水を頼む事はしませんでした。
絶対に熱いお茶を頼んでいました。
それが、旅行も後1日を残す時になって、気を許してしまったのです。

ウエイトレスさんが持ってきてくれたのは、
きれいなカットグラスに入った、氷入りのお水でした。
ビールも頼んではいたのですが、あまり飲みたくなく、
のどの渇いていた私は、薬といっしょに冷たいお水を、
グッグッっと半分以上一気に飲んでしまいました。

そして、飲み終わったあと、すぐにあれ。。。??
と、思ったのです。何か臭いが残ります。
墨をすった時のような、なんか変な臭い。。

普通、オークラガーデンのようなホテルは、
日本人には蒸留水を出すはずなのですが、
氷までは蒸留水で作らないので、そのせいでしょうか。。

ちょっとまずかったかな。。と思いましたが
その時は、そんなに心配していませんでした。
そして、そのまま黄浦江ナイトクルーズへ行ったのですが。。

  (2007 中国旅行10 上海へ続きます。)       

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2007 中国旅行10上海

2007-07-22 08:14:56 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

上海 7月14日(土)③

旅の始まりはこちら  2007中国旅行1 北京

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
  8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国


黄浦江ナイトクルーズ

初めの予定では、ナイトクルーズは入っていなかったのですが、
「今、上海で一番人気はナイトクルーズですよという
ガイドさんの言葉に、急きょナイトクルーズを入れることにした私達。

ガイドさんの後をついて歩き、建物の中に入ると、ちょっとここで
待っていて下さいといい、彼はどこかへ。。
帰ってきた時は、チケットを持っていて、こちらへ並んで下さいと言います。
言われるがまま、動いていたのですが、実はこのツアー、
今日は1時間半待ちだったようなのです。

建物の外には長い列ができているらしいのです。
全然知らなかった。。。

「いいんですか。。」と聞く私達に
「ここには知り合いがいっぱいいて、大丈夫
と、にこにこ顔のガイドさん。

なんだか悪いな~と思いつつ、でも歩き疲れている私達は
助かった。。と思ったのも事実で。。ごめんなさい。。

日本のように、みんな公平にきちんと順番を守るというより
色々な所で、顔が効くというより、袖の下が効く社会のようです。

同じ中国人通しのツアーで、待たされているグループと
先に行かせてもらえるグループとの間に、大喧嘩が起こっていて
待たされているグループの添乗員さん初め、グループ全員が、
大声で怒鳴り散らしています。

先に行かせてもらえるグループの人も、大声で反論しているようで
今にも取っ組み合いの喧嘩が始まりそうな雰囲気。
日本人は私達も含めて皆、唖然としてただ黙って見ているだけでした。

でも、何とか無事に、両方のグループが乗船できる事になったようで、
一件落着。ガイドさんは、いつもの事ですよ~と平気な様子でした。

私達も無事に船に乗り込み、いざ出航です。



こちらは、外灘(わいたん)側を見ています。
アールデコ調の重厚な建物がライトアップされています。
水面に、光の影が映ってきれい~



華麗なる一族の、阪神銀行もライトアップ



そして、こちらは、浦東(ごーとん)摩天楼側。
東方明珠テレビタワーが見えています。



前を行く船が、分かるでしょうか。。
それぞれの船もライトアップされているのです。



ゆっくりと50分ほどの、ナイトクルーズ。
上海の夜の美しさを、しっかり胸に刻む事ができました~。


ナイトクルーズが終わり、橋の上から外灘(わいたん)を。

橋の上で写真を撮っていると、ガイドさんが、
「泥棒がいるので気をつけて下さい」と。。
「え。。?どの人?」と私達には分からないけど
ガイドさんは、見ただけで分かるようです。
「早く行きましょう~」と言われ、
私達は、しっかりと鞄を抱えて車まで小走り。。
え。。なんで私達が逃げんの。。??

ガイドさんが言うには、あの橋はライトアップされた街を見る
最高のロケーションなので、美しさに気をとられている人や
写真を撮るのに一所懸命な人を狙って、
泥棒がうろうろしているとの事でした。怖いですね~

ホテルに帰ったのが、10時過ぎごろ。
いよいよ、明日は楽しみにしていた烏鎮(ウチン)への日帰り旅行です。

。。。と思っていたら、突然お腹がごろごろ鳴り出したのです。
やっぱり、水がまずかったのか~。。どうしよう~と真っ青。
わざわざツアーの最終日を連泊にして、予定に入れた烏鎮(ウチン)ツアーなのに
行けなかったら、泣くに泣けません。。

お向かいさんが、上海に行った時、
お水に当たり3日間下痢と嘔吐、熱に苦しめられ、
ずっと旅行中ホテルで寝ていた人がいたという話を思い出し、
とりあえず、症状の出る前から、下痢止め、整腸剤、嘔吐止めを飲み
ホッカロンでお腹を暖め、できる限りの対応策を。


後は、なんとかお腹がもってくれますよう、神に祈るしかありません。。
でも、夜中の2時ごろになって、突然お腹が痛くなり
トイレに行くと完璧な水便。(すいません尾篭な話で。。

30分ごと位にお腹が痛くなり、これは本当にやばい~
追加で、下痢止め、整腸剤、嘔吐止めを放り込み様子を見る事に。
このままの状況が続けば、明日はキャンセルするしかありません。

でも、意地でもなんとか治そうと、ソックスをはいて足を暖め、
ホッカロンを張った上にタオルを巻いてお腹を暖め。。
時間をあけて、様子を見ながら下痢止めを追加し。。

ようやく7時ごろになって、水便は治らないものの、
だんだんトイレに行くスパンが長くなってきて
1時間半はもつようになってきたのです。

9時出発なので、これはなんとかなるかもしれない。。と
少し明るい兆しが見え始めたような。。。
でも、ほとんど、寝てないし。。。

で、主人はというと、
夜中、私にそんな下痢とのバトルがあった事もしらず
「おはよう~。。。え。。どうしたん??」

でも、主人もちょっと鼻風邪をひいているみたいで、
主人も鼻風邪の薬を。

やっぱり、二人ともちょっとお疲れさんなのでしょうね。。
でも、なにがなんでも烏鎮(ウチン)、行くよ~

 (2007 中国旅行11 烏鎮(ウーチン)へ続きます。)











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