烏鎮(ウチン) 7月15日(日)
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お腹がなんとか1時間半くらいは持つようになったとはいえ、
爆弾を抱えているような状態で、不安がいっぱい。
やっぱり、中国のお水は怖い。。。
とりあえず朝食に行きましたが。。
今日はブッフェスタイルの朝食、「ROSE」へ。
和洋中、色々なお料理が並んでます。
が、私が取ったのは白いお粥さんだけ。。
梅干が欲しくて探したのですがなく、ウエイトレスさんに
聞いてみました。そしたら、
「ここにはありませんが、日本食堂に行ってもらってきます」
と、言って下さいました。
。。ということで、今日の私の朝食は白粥と梅干です。
ミネラルウォーターをポットで沸かし、日本から持ってきていた
ほうじ茶パックで、熱々のほうじ茶を作り水筒へ。
ここで、水筒、ようやく大活躍です。
これを湯たんぽ代わりに抱きしめて、お腹を暖めるつもりです。
もしもの為の、着替えもいっぱい用意しました。
お薬もしっかり飲みました。
ガイドさんに、昨日の事を説明して、
「なんとか、1時間半くらいはもちますので。。」
「わかりました。お二人なのでなんとかなるでしょう。。
どうしても、だめな時は草むらですね~。」
と、冗談とも言い切れない冗談を言われつつ出発です。
途中、1時間過ぎのころ嘉興サービスエリアで休憩。
いつお腹が痛くなるかと、はらはら、どきどきしましたが
大丈夫でした。よかった~ほっ。
烏鎮(ウチン)
さぁ、いよいよ烏鎮(ウチン)に着きました。
よかった~無事に来れて。本当に嬉しいです。
日本ではあまり知られていない烏鎮(ウチン)ですが、
中国では大人気で、中国の各地からバスツアーで
たくさんの中国人が来られているようです。
烏鎮(ウチン)は水と緑が織り成す風景がとても美しく、
昔の中国の名残を至る所に残したノスタルジックな街です。
予想以上に素敵~ほんとに、来れてよかった~。
船着場から、船に乗って運河(クリーク)をいきます。
「北京バイオリン」を見て憧れた石橋。
その下を、船がゆっくりとくぐって行きます。
ゆったりとした水の上を、船頭さんが船を滑らせます。
風が少し吹き、水面が揺れ、
時間がここだけはゆっくりと過ぎていくよう。。
どこからか、胡弓の音が聞こえてきそうです。
運河に沿って、今も普通に生活をする人々の民家が続いています。
私達は、チケットを買って中に入るのに、
その中に普通に生活する人々がいるのです。
観光地と、庶民の普段の生活とが共存する不思議な場所でした。
観光客達と、運河で洗濯する地元のお母さん。
運河に面した、生活感いっぱの民家。
洗濯物が干してあったり、人々が洗い物をしていたり、
窓の開いている家では、中の様子も目に入ってしまいます。
九江楼 卿土料理
昼食の時間、卿土料理の九江楼へ行きます。
烏鎮(ウチン)には、特別有名な食べ物はないらしいのですが、
羊の肉がよく出るとか。。
小さな個室に、わざわざクーラーを入れて下さいます。
でも、今の私に冷えはご法度。
お願いして切ってもらいました。折角の親切なのにごめんね。。
お食事は、地元の卿土料理なのですが、お肉が主流。
お粥しか食べれない私には、とうてい無理そうなものばかり。。
主人が、頑張って食べてくれましたが、
主人もそうそう食べれなく、いっぱい残してしまいました。
ガイドさんに、前もって
「ここのお昼代は、地元の人の1週間分の食費に当たるのですよ。」
と、言われていたので、
もったいない事をしているな~と申し訳なく、
たくさん残す事に抵抗があったのですが、仕方ありません。。
ごめんね。。
でも、中国の中でも、それだけ烏鎮(ウチン)の物価は
低いということで、確かになんでも安かったように思います。
食後、烏鎮(ウチン)観光で、お寺や、茅盾故居、古代コイン陳列館
江南風ベッド陳列館などを回りました。
でも、前日ほとんど寝ていないのと、朝昼ほとんど食べてない事もあって
だんだん疲れてきて。。。
観光は、もう、これくらいにしようかということになりました。
ごめんね、ご迷惑おかけします。。。
路地を行くおじいさん。
ずっとずっと昔に見たような。。なんだか懐かしい気がします。
運河沿いの椅子に座ってしばらく休憩してから、
買い物をゆっくりしよう!ということになりました。
運河の向こう側に行く為、石橋を渡って行きます。
この石橋で、「北京バイオリン」の小春(シャオチュン)が
バイオリンを弾いたのでしょうか。。。
「北京バイオリン」の一場面がさっと浮かび、
小春(シャオチュン)の弾くバイオリンの音が
聞こえてくるような気がしました。
石橋の上からみた運河です。
船が、いくつもの石橋の下をくぐり、
生活感溢れる運河沿いの風景を楽しませてくれています。
ゆったりとした水郷の趣は、江南地方の昔の風情を今も残しています。
以前は蘇州でもこういう風情が残っていたらしいのですが、
蘇州は都市化してしまい、今はここ鳥鎮(ウチン)が
江南地方の昔の風情を今も残す代表となっているとの事でした。
運河沿いの椅子に座って休憩。
行きかう船をじっと見ていると、
疲れがす~っと消えていくような気がします。
元気復活です さ、お土産やさんを覗きに行きましょう~
烏鎮(ウチン)はお酒で有名だそうです。
藍染でも有名な烏鎮(ウチン)。
若い女性が、ミシンで藍染の作品を手作りしています。
かわいい藍染の作品たち。
値段は、日本に比べるとずっと安かったです。
お土産用と自分用に6個も買ってしまいました。
主人が筆のセットを買った筆の専門店。
ここで、烏鎮(ウチン)で初めて日本人の観光客に会いました。
元で表示されている値段を見て、
「これって、日本円でいうといくらやったっけ。。」
と、言ったら、その方がさっと教えて下さったのです。
「え。。日本の方ですか~」と、なんだか嬉しい
ご夫婦でしょうか、カップルで来られてます。
本当にいいところですね~と4人で意気投合
しばらく色々話したあと、お互い
「気をつけて。いい旅を~」と、お別れです。
買い物も終わり、また、船着場に戻ってきました。
素敵だった烏鎮(ウチン)にお別れです。
もう一度、船に乗って、運河を廻っていきたい気がします。
さよなら、烏鎮(ウチン)。
お腹もホントよくもってくれました。えらかったね~
本当に、今日来れてよかったです。ありがとう~
そしてまた、いつの日か、来れたらいいのですが。。
帰りも、1時間過ぎで、サービスエリアで休憩を。
この嘉興サービスエリアの粽子(ちまき)は有名らしく、
運転手さんが、家族へのお土産にたくさん買ってられました。
烏鎮(ウチン)で買った思い出の品々です。
(2007 中国旅行12 帰国へ続きます。)