京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

2007 中国旅行 11 烏鎮(ウチン) 

2007-07-21 08:45:15 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

烏鎮(ウチン) 7月15日(日)

旅の始まりはこちら  2007中国旅行1 北京

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
  8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国


お腹がなんとか1時間半くらいは持つようになったとはいえ、
爆弾を抱えているような状態で、不安がいっぱい。
やっぱり、中国のお水は怖い。。。

とりあえず朝食に行きましたが。。

今日はブッフェスタイルの朝食、「ROSE」へ。
和洋中、色々なお料理が並んでます。



が、私が取ったのは白いお粥さんだけ。。

梅干が欲しくて探したのですがなく、ウエイトレスさんに
聞いてみました。そしたら、
「ここにはありませんが、日本食堂に行ってもらってきます」
と、言って下さいました。


。。ということで、今日の私の朝食は白粥と梅干です。

ミネラルウォーターをポットで沸かし、日本から持ってきていた
ほうじ茶パックで、熱々のほうじ茶を作り水筒へ。
ここで、水筒、ようやく大活躍です。
これを湯たんぽ代わりに抱きしめて、お腹を暖めるつもりです。

もしもの為の、着替えもいっぱい用意しました。
お薬もしっかり飲みました。

ガイドさんに、昨日の事を説明して、
「なんとか、1時間半くらいはもちますので。。

「わかりました。お二人なのでなんとかなるでしょう。。
 どうしても、だめな時は草むらですね~。
と、冗談とも言い切れない冗談を言われつつ出発です。

途中、1時間過ぎのころ嘉興サービスエリアで休憩。
いつお腹が痛くなるかと、はらはら、どきどきしましたが
大丈夫でした。よかった~ほっ。



烏鎮(ウチン) 

さぁ、いよいよ烏鎮(ウチン)に着きました。
よかった~無事に来れて。本当に嬉しいです。
日本ではあまり知られていない烏鎮(ウチン)ですが、
中国では大人気で、中国の各地からバスツアーで
たくさんの中国人が来られているようです。

烏鎮(ウチン)は水と緑が織り成す風景がとても美しく、
昔の中国の名残を至る所に残したノスタルジックな街です。
予想以上に素敵~ほんとに、来れてよかった~。




船着場から、船に乗って運河(クリーク)をいきます。



「北京バイオリン」を見て憧れた石橋。
その下を、船がゆっくりとくぐって行きます。

ゆったりとした水の上を、船頭さんが船を滑らせます。
風が少し吹き、水面が揺れ、
時間がここだけはゆっくりと過ぎていくよう。。
どこからか、胡弓の音が聞こえてきそうです。



運河に沿って、今も普通に生活をする人々の民家が続いています。
私達は、チケットを買って中に入るのに、
その中に普通に生活する人々がいるのです。
観光地と、庶民の普段の生活とが共存する不思議な場所でした。



観光客達と、運河で洗濯する地元のお母さん。



運河に面した、生活感いっぱの民家。
洗濯物が干してあったり、人々が洗い物をしていたり、
窓の開いている家では、中の様子も目に入ってしまいます。



九江楼 卿土料理

昼食の時間、卿土料理の九江楼へ行きます。
烏鎮(ウチン)には、特別有名な食べ物はないらしいのですが、
羊の肉がよく出るとか。。



小さな個室に、わざわざクーラーを入れて下さいます。
でも、今の私に冷えはご法度。
お願いして切ってもらいました。折角の親切なのにごめんね。。

お食事は、地元の卿土料理なのですが、お肉が主流。
お粥しか食べれない私には、とうてい無理そうなものばかり。。

主人が、頑張って食べてくれましたが、
主人もそうそう食べれなく、いっぱい残してしまいました。

ガイドさんに、前もって
「ここのお昼代は、地元の人の1週間分の食費に当たるのですよ。」
と、言われていたので、
もったいない事をしているな~と申し訳なく、
たくさん残す事に抵抗があったのですが、仕方ありません。。
ごめんね。。

でも、中国の中でも、それだけ烏鎮(ウチン)の物価は
低いということで、確かになんでも安かったように思います。

   
  

食後、烏鎮(ウチン)観光で、お寺や、茅盾故居、古代コイン陳列館
江南風ベッド陳列館などを回りました。
でも、前日ほとんど寝ていないのと、朝昼ほとんど食べてない事もあって
だんだん疲れてきて。。。
観光は、もう、これくらいにしようかということになりました。
ごめんね、ご迷惑おかけします。。。



路地を行くおじいさん。
ずっとずっと昔に見たような。。なんだか懐かしい気がします。



運河沿いの椅子に座ってしばらく休憩してから、
買い物をゆっくりしよう!ということになりました。

運河の向こう側に行く為、石橋を渡って行きます。
この石橋で、「北京バイオリン」の小春(シャオチュン)が
バイオリンを弾いたのでしょうか。。。

「北京バイオリン」の一場面がさっと浮かび、
小春(シャオチュン)の弾くバイオリンの音が
聞こえてくるような気がしました。

石橋の上からみた運河です。
船が、いくつもの石橋の下をくぐり、
生活感溢れる運河沿いの風景を楽しませてくれています。



ゆったりとした水郷の趣は、江南地方の昔の風情を今も残しています。

以前は蘇州でもこういう風情が残っていたらしいのですが、
蘇州は都市化してしまい、今はここ鳥鎮(ウチン)が
江南地方の昔の風情を今も残す代表となっているとの事でした。




運河沿いの椅子に座って休憩。
行きかう船をじっと見ていると、
疲れがす~っと消えていくような気がします。
元気復活です さ、お土産やさんを覗きに行きましょう~



烏鎮(ウチン)はお酒で有名だそうです。



藍染でも有名な烏鎮(ウチン)。
若い女性が、ミシンで藍染の作品を手作りしています。



かわいい藍染の作品たち。
値段は、日本に比べるとずっと安かったです。 
お土産用と自分用に6個も買ってしまいました。



主人が筆のセットを買った筆の専門店。

ここで、烏鎮(ウチン)で初めて日本人の観光客に会いました。
元で表示されている値段を見て、
「これって、日本円でいうといくらやったっけ。。」
と、言ったら、その方がさっと教えて下さったのです。
「え。。日本の方ですか~」と、なんだか嬉しい

ご夫婦でしょうか、カップルで来られてます。
本当にいいところですね~と4人で意気投合

しばらく色々話したあと、お互い
「気をつけて。いい旅を~」と、お別れです。



買い物も終わり、また、船着場に戻ってきました。



素敵だった烏鎮(ウチン)にお別れです。
もう一度、船に乗って、運河を廻っていきたい気がします。



さよなら、烏鎮(ウチン)。
お腹もホントよくもってくれました。えらかったね~
本当に、今日来れてよかったです。ありがとう~
そしてまた、いつの日か、来れたらいいのですが。。



帰りも、1時間過ぎで、サービスエリアで休憩を。
この嘉興サービスエリアの粽子(ちまき)は有名らしく、
運転手さんが、家族へのお土産にたくさん買ってられました。



烏鎮(ウチン)で買った思い出の品々です。

2007 中国旅行12 帰国へ続きます。)

コメント

2007 中国旅行12 帰国 

2007-07-20 09:47:09 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

帰国 7月16日(月)

旅の始まりはこちら  2007中国旅行1 北京

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
  8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国


今日はいよいよ帰国の日です。ホテルのロビー集合は朝10時。
ゆっくりと時間があります。

昨日、烏鎮(ウチン)からなんとか無事に帰った私ですが、
その前の夜から、ほとんど寝ていない、食べていないので
やっぱり体はくたくた。。しかも、水便は続いているし。。

ホテルに5時ごろ着いたのですが、何も食べず、お薬だけ飲んで、
そのままベッドに倒れこんでしまいました。

上海最後の夜、元気だったら、きっと街まで出て、
二人でウィンドーショッピングをしたり、
お洒落なレストランを探して、最後のディナー
をしていたと思います。悔しい~。。

でも、ホントそれどころではありませんでした。
とにかく、寝る事しか考えられませんでした。
なんだか、新婚旅行の時と、ダブってしまう感じですが。
 (カテゴリーから、海外旅行アメリカを読んでみて下さい。)

主人はテレビでサッカーの試合を見ていたようですが、
主人の鼻風邪も治っていないらしく
しばらくして、ベッドで寝てしまったようです。

ふっと気がつくと、もう夜の9時。
今日の夕食はついていないので、自分達でなんとかしないと
いけないのですが、着替えて食べに行く気力もなく、
食欲もありません。

。。と、そこで登場したのが、もしもの時の為にと
日本から持ってきていたインスタント食品

私は梅のおかゆに焼きなすのお味噌汁、
主人はさけのおかゆと、焼きなすのお味噌汁と、天ぷらそば。


ミネラルウォーターでお湯を沸かし、カップに注ぐと
夕ご飯の出来上がりです。

ちょっと寂しい夕食ですが、これがおいしかった~。
お腹もすいていたし、慣れ親しんだ味だし。。
主人も「これ、うまいな~

上海最後のディナーもあっという間に終わり、
またすぐに寝て、そのまま朝の7時まで、
トータル12時間以上寝てしまいました。

朝7時に起きた時は、気分爽快。
ただ、下痢だけはまだ治っていません。。
ずっとお薬は飲み続けているのですが。。やっぱりきついですね~。

今日の朝食も、昨日と同じ「ROSE」に行ったのですが、
少しは食べれるようになってました。
さぁ、10時までに荷物をまとめないと。。いよいよ、中国とさよならです。



ホテルの部屋からの眺め。
この景色ともお別れです。なんだかちょっと寂しいな~。



上海浦東空港へは、リニアモーターカーで行くので、
リニアモーターカーの発車駅、滝陽路駅まで送ってもらい、
運転手さんとはここでお別れです。
少し日本語が話せる運転手さんは、
ガイドさんが電話で話している時など代わりに、
車中ガイドをして下さった事もありました。

やさしかった運転手さん、色々と本当にお世話になりました。
ありがとうございました~



ここから、上海浦東駅まで30キロを、7分で走る
リニアモーターカー。
乗車前には、空港と同じように持ち物検査があります。



一般席車中です。革張りの1等席もあるようですが。。
でも、7分ではね。。もったいないですよね。。



発車して、3分30秒程で、最高速度431キロに到達
記念写真を撮る人も多いです。
もちろん、私もカシャ、カシャ



この速度が続くのは1分足らず。。
そのときの車窓風景です。
風景がもっと流れるように映って、怖いのかな~と思ったけど、
全然、普通でした。ガイドさん曰く、
「これは、ドイツの技術です

それを聞いて、今度は日本の技術を導入してほしいと思った私は
やっぱり、日本人なんだと再認識。



途中、空港からのリニアモーターカーとすれ違いました。
あっという間の1秒ほど、ほんの1瞬でした。
そりゃまぁ、こちらの速度と、あちらの速度を
足して考えれば納得です。



上海浦東駅に到着。あっという間の乗車でした。



ちょっと隠れてますが、Shanghai Transrapid と書いてあります。
前面の斑点のような汚れは、虫がぶつかった後だそうで、
虫の影も形も一瞬で消えるとのことでした。


上海浦東空港なんだか南国チックでお洒落な空港です。



ここで、手続きを手伝ってもらい、ガイドさんとは
お別れです。息子と同い年のガイドさん。
本当によくしてもらいました。ありがとうね~。
なんか、別れが寂しいです。


これは、烏鎮(ウチン)で撮ったガイドさんの写真。
ちょっとサングラスをかけてもらいましたが。。
やさしさはやっぱり表れてますね~。
これからも体に気をつけて頑張って下さいね。

1:25の搭乗まで時間があるので、空港内でお買い物です。



主人は残った元を使ってしまおうと、判こを造ってもらっていました。
お気に入りの判この値段に、ちょっと元が足りなかったようですが、
「値切ってしまったわ~」と言っていました。
お。。空港で値切るなんて、すごいね~



ここで、商品を見ていた時、何かが引っかかってしまい
商品をバラバラと床に落としてしまった私。

「ごめんなさい。。Sorry。。」ほんと、どじです。
でも、中国語で
「トイプチー(ごめんなさい)」と言うと、
にっこり笑って、
「メイグワンシ(かまいません)」と言ってくれました。
やった~

後、この旅行で役に立った中国語は、
「ニーハオ(こんにちは)」「シェシェ(ありがとう)」
「ザイジェン(さよなら)」。。。
と、わざわざ中国語練習する必要ないものばっかり。。。
4月からのNHK中国語会話はなんだったのか。。

でも、烏鎮(ウチン)では、
「ツォースォ ツァイナール(トイレはどこですか?」」
も役立ちましたよ~

地元の中国人親子と話した時に、
お母さんが、子供に、私の事をJapaneseと説明していたので、
「ウォシーリ-ベンレン(私は日本人です)」と言ったら
とても喜んでくれました。
ガイドさんにも、いい発音ですね~と褒めてもらいました。
嬉しい~これだけでも充分

でもそれくらいで、後はほとんど使っていません。

「シェシェ(ありがとう)」とともに一番よく使ったのは、
「トイプチー(ごめんなさい)」でしたね~。



お土産のチョコレートをさがしました。
made in アメリカを探したのですが、
「ありますよ~」と、見せてくれたのは「Hawaii]と
大きく書いたチョコレート。
ハワイはまずいだろう。。と思っていると、
ありました~ made in オーストラリア
上海の絵がちゃんと描いてあるチョコレート。



これをまとめて購入です。でも、あげる時は
「made in オーストラリアです」という事を
ちゃんと言わないと。。



JL0794便、大阪行きの搭乗を待ちます。



この飛行機で、関空へ。



3時間もかかってないと思います。。もう、関空到着。



色々とありましたが、充実した、楽しい旅行でした。
これから、中国へ行かれる方、くれぐれもお水にはご注意。


        
      上海での思い出の小物達です。




すっごく長かった中国旅行記も、これで終わりです。
最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。

でも、私もホント大変でした~ふぅ。。。
でも、これで、きっとこの旅行忘れないと思います。

さぁ、次またどこかへ旅行に行く日まで、
これから日々の生活、頑張っていきましょう~








コメント (2)