京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

2016 秋の旅9 信州安曇野

2018-01-19 00:27:00 |  国内旅行

2016 秋の旅1 信州 諏訪湖
2016 秋の旅2 信州 霧ヶ峰
2016 秋の旅3 信州 松本ホテル花月
2016 秋の旅4 信州 松本城
2016 秋の旅5  信州 松本市内
2016 秋の旅6 信州 上田真田城址
2016   秋の旅7 白馬リゾートホテルラ・ネージュ
2016   秋の旅8 初雪北アルプス白馬三山
2016 秋の旅9  信州安曇野
2016 秋の旅10 山代温泉 葉渡莉
2016 秋の旅11 山代・山中・九谷陶芸村

2016  秋の旅8 初雪北アルプス白馬三山 の続きです。

2016年11月5日

安曇野アートライン

白馬から安曇野までの50㌔ほどの道は、
安曇野アートラインと呼ばれ19館もの美術館が点在しています。

その道を走ってきた訳ですが、
その中でも北アルプスのすそ野に広がる安曇野には、
色々な美術館がぎっしり。

安曇野は美術館の里でもあるんですね。

いっぱいある美術館の中から、
私達がやって来たのは、安曇野のちひろ美術館。

諏訪湖畔の原田泰治美術館は主人の希望で行きましたが
こちらは、私のリクエストです。 

 

もう十年以上前に一度来たことがあるちひろ美術館ですが、
もう一度行ってみたいな~と思ってたんです。 

前に安曇野に着た時は、ここの他にも、
碌山美術館やジャンセン美術館にも行ったのですが、
今回は、時間がなくてここだけかな。 

 安曇野ちひろ美術館

安曇野ちひろ美術館は、ちひろ美術館・東京の開館20周年を記念して、
ちひろさんのご両親が第二次世界大戦後に開拓農民として暮らした松川村に
1997年に開館しました。

いわさきちひろさんの絵や資料を集めた安曇野ちひろ美術館。

私は、ちひろさんの愛らしくて優しくて
見る人の心をふわっと温かくさせる絵が大好き。

こちらも美術館の中は写真が撮れませんでしたが、
ゆっくりと色々な作品を見て周りました。

窓際のとっとちゃんといわさきちひろさん

ちひろ美術館の館長である黒柳徹子さんが、
トモエ学園時代のことを
つづった「窓ぎわのトットちゃん」。

黒柳さんは、本の挿絵はちひろさんにと希望されていましたが、
ちひろさんは55歳という若さで亡くなってしまわれ
本の挿絵を描くことはできませんでした。

でも、その後、ちひろさんの弟さんのご尽力もあって、
いわさきさんの
遺された絵の中から、
トットちゃんや友だちの絵がたくさん選ばれたそうです。

トットちゃんにぴったりの絵がたくさんあったみたいですよ。

そうしてできたのが窓際のとっとちゃんの本でした。

この部屋には、そんな窓際のとっとちゃんに
使われた絵が飾られています。
この部屋だけは撮影OKだったんですよ。

⑤の絵なんて、トモエ学園の子供達そのものの絵ですよね~。

こんな絵が遺っていたなんて、きっとお二人にはご縁があったのだろう
と思います。

 絵本カフェ・カフェテラス

お昼ご飯は、絵本カフェのテラス席で。

テラス席では、北アルプスや田園風景を眺めながら、
お食事したり、カフェタイムを楽しんだりできます。
 

私達が食べたのは、信州名物おやきと 松川村農家の手づくり山菜おこわ。

おやきは、一つは甘辛く煮付けた野沢菜入り、
もう一つは、キャベツやごぼう・しいたけなどを
うまみたっぷりに煮た野菜のおやき。
これ、予想以上に美味しかったのです。

本当は、山菜やきのこの乗ったピザにしたかったのだけど
オーダーの時、なんと私達の前の人で終了。

え~。。。という感じでおやきにしたのですが、おやきで大正解。

素朴で温かい味のおやきにちょっと感動でした。

松川村農家の手づくり山菜おこわも山菜たっぷり、
素朴な味で美味しかった~。

安曇野ちひろ公園・とっとちゃん広場

信州は、ちひろさんの両親の出身地。
ちひろさんにとっても、幼い頃から親しんだふるさと。

そこに、安曇野ちひろ公園が広がり、清流、乳川(ちがわ)が流れています。

2016年7月にできたというとっとちゃん広場。
小さな子供たちが楽しそうに遊んでいましたよ。

黒姫山荘

こちらは、1966年信濃町の黒姫高原に、いわさきちひろさんが建てた
アトリエを兼ねた黒姫山荘を復元したもの。
 


こんなに素晴らしいところで制作されていたんですね。

でも。。

55歳で肺がんの為亡くなられたちひろさんですが、
望まぬ結婚、最初の夫の自殺、戦争体験、などの辛い過去を乗り越えて
その後に、穏やかで優しく人の心を癒すあの画風ができていったようです。

幸せいっぱいの穏やかな生活の中で生まれた画風なんだろうと
漠然と思っていた私はびっくりでした。

色々な辛さを越えて昇華したことで、たどり着かれた画風なのかもしれませんね。 

ちひろさんがいつも見ていた景色を学の中に入れてみましたよ。
 

 

 クラフト陶片木

さて、その後、クラフト陶片木という陶器と木の作品が並ぶ
お店に行ってみました。

小さなギャラリー「クラフト陶片木」。
息子さんが木の作品、お父様が陶器の作品を作ってられます。 

この日、お店にはお父様の方がおられました。

素適な陶器や、温かい木の作品が並んでいますよ。 

こちらは、ちひろ館で買った絵。結構大きくて、
階段の踊り場に飾っています。絵本は、なーちゃんとまーちゃんに。

主人とお揃いの湯飲みを陶片木で買いました。
ちょっと変わっていて、いい感じでしょう。

安曇野にさよなら

この日は、京都への帰りを考えて、石川の山代温泉に宿を取っていました。

もう、そろそろ安曇野とさよならですね。 

主人は、松本経由で山代まで行くつもりだったようですが
3連休中ということで高速の渋滞がかなり始まっているみたいで。。

 結局、遠回りだけれど北陸自動車道で行く事になりました。

 白馬まで戻ってきて、北アルプスにもさようなら。 

途中見事な紅葉もありましたよ。 

おかげさまで北陸自動車道は空いていて、
すいすいと走れました。 

 有磯海サービスエリア

途中、有磯海サービスエリアで休憩。 

美味しい柿を買って帰りました。
これだけ入って一袋500円ですよ~。

夕暮れ

だんだんと日が暮れていきます。

早く旅館に着いてゆっくりしようと思いつつ、
いつもついつい、色々な所に寄り過ぎて
旅館に着くのが遅くなってしまいますね。

母と一緒の時は、チェックイン前に着いてしまうんですけどね。

 さて、もうすぐ、山代温泉に到着ですよ。

 2016 秋の旅10 山代温泉 葉渡莉へ続きます。

 

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