京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

ニュージーランド39 ロトルアマオリショー

2019-04-05 00:30:00 | 海外旅行2017 11月ニュージーランドの旅

桜便りが、京都のあちこちから聞こえてくるようになりました。
お天気もいいし、お花見にぴったりの昨日。

私が行ったのは眼科医院でした。
先日充血した目がなかなか治らなくて受診したら、
充血自体は大丈夫だけど、年齢も年齢だし、
眼底検査や視野検査もしておきましょうといわれ
昨日、その検査に行ってきたのでした。

視野検査は、結構集中力が必要でかなり疲れます。
眼底検査は、目薬で瞳孔を散大してから写真を撮るのですが
そのあとも、なんだかすごく眩しいし、なんかふらふらするし。。

診察の帰りにお花見をと思っていたのに、
それどころじゃない、下ばっかりみて、
途中電柱にぶつかりそうになりながら歩いて家に帰りました。

検査結果は、両方とも無事でほっとだったんですけどね。


 さて、ニュージーランド旅行記の続きです。

ニュージーランドゴールデンルート8日間旅程
1オークランドからクライストチャーチへ 2クライストチャーチ紙の大聖堂
3カテドラルスクエア 4ボタニックガーデン 5ホテルとモナベール公園 
6シャートーオンザパークH 7クライストチャーチ~デカポ湖 8デカポ湖・プカキ湖
9マウントクックハーミテージホテル 10ケアポイントハイク 11パノラマレストラン
12フッカーバレー半日ハイキング1 13フッカーバレー半日ハイキング2 
14クイーンズタウンへオマラマ 15ワイタキディストリクト 16クロムウェルフルーツ
17ワカティブ湖へ 18クイーンズタウンホテル・夕食 19クイーンズタウン散策
20 テアナウ 21エグリントンバレー 22ミラー湖  23キャズム
24 ミルフォードサウンドフィヨルド遊覧クルーズ1 25遊覧クルーズ2
26 ミルフォードサウンドセスナ遊覧飛行1 27セスナ遊覧飛行2
28 クイーンズタウンホテルでの夕食 29 クイーンズタウン~オークランド
30オークランド市内観光1  31オークランド市内観光2 32スタンフォードホテル
33 オークランド散策 34 オークランド夕食  35オークランド夜の散策
36 ワイトモ洞窟 37 ロトルア羊の毛刈りショー  38 ファームツァー
39 ロトルアマオリショー 40 ロトルアポフツ間欠泉  
41ロトルアポフツ間欠泉~オークランド  42スカイタワークリスマスイベント  
43スカイタワー回転展望レストラン 44 オークランド~帰国

ニュージーランド38 ファームツァーの続きです

2017年12月2日

ファームツァーが終わり、ショップで羊のぬいぐるみを
買おうと思ったのですが、集合時間まであとわずか。

キャッシャーには何人か人が並んでいるし、
無理だなと思って諦めました。
色々な国の方が乗っているツァーバスです。
遅れる訳にはいかない。。

バスが出発しない

そう思って、後ろ髪を引かれつつもバスに戻ったのですが、
時間がきてもバスは出発しません。

運転手席の反対側の一番前から2~3列ほどの席が
荷物が置いたままで人がいない。

どうも一組のお客さんが戻ってきていないみたいなのです。
運転手さんも、ちょっといらいらして待っている様子です。

私は、あ~あ、これだけ時間があるんだったら、
あの時ひつじちゃんを買えばよかった。。と残念。

10分以上待って、皆も、どうなってんの。。と
ざわざわし始めた頃、
ワイワイ言いながら楽しそうに白人のおば様達4~5人の
グループが戻ってこられました。

手にコーヒーカップを持ったままバスに乗って、
運転手さんに、

コーヒー買ってたら遅くなっちゃった。。
行列ができてたのよ。。
。。って、それなら諦めてよ。。って話ですよね。

おばさま達は、バスの皆に、遅れてごめんなさいの
言葉も言わず席に座り、
コーヒーを飲みながら賑やかに楽しそうに話を続けています。

周りの皆は、。。。と、思いながらも、
何も言わずバスは出発。
でも、何?、あの人たち。どこの国の人?なんて空気は
バスの中に流れています。

とその時、運転手さんがマイクで、遅れてきた人に対して
注意のコメントを始めました。

バスの中の人達は、あなた達が戻ってくるのをじっと待って
いたのです。私は、待たされている人の気持ちが分かるけど
私自身何もできない、待つしかない。
色々な人と一緒のツァーでは、時間を守ることは絶対に必要な
事です。あなた達は皆に迷惑をかけたのですよ。
(運転手さんはもっといろいろ言っていたようですが
 聞き取れないところを全部飛ばして、
 なんとなく分かるところを次足すとこんな感じ。。

その言葉でおばさま方の賑やかな話はピタッとやみ、
他のお客さんは、びっくりするとともにちょっとすっきり。
私は、運転手さんの勇気すごいな~と感心してしまいました。

ロトルアマオリショー

さて、そうこうしているうちに着いたのは、
ロトルアのマオリショーです。

バスを降りる時、先ほどの前列のおばさま達が
みんなに向かって、ソーリーと言ってくれ
いやな思い出が、ちょっといい思い出に変わりました。

やっぱり、運転手さんの勇気のおかげですね。

さて、では気を取り直してマオリ観光に出かけましょうか。

マオリはイギリス入植前からニュージーランドに住んでいた
先住民族です。

300年ほど前にニュージーランドに住み始め
今でも人口の15%を占めているそうですよ。

テ・プイア

ロトルアにはマオリの伝統や文化を伝えるマオリの村がいくつかあります。
私達が行ったのは、その中のテ・プイアと言われるマオリ村。 

テ・プイアには、マオリ村のほか、世界的に有名な間欠泉や
暑い泥が湧き出す泥泉、キウイハウス、伝統工芸の展示などが
敷地内に点在しているそうですよ。

チケットは、日本人のガイドさんが買って渡してくれました。
このガイドさんが、日本人グループを案内してくれます。

マオリ村には先祖の魂が集うとされる神聖な集会場所マラエがあるそうで、

 

そのマラエで私達は、まず、マオリの踊りを見る予定です。
私達がマラエに着くと、マラエの建物の前で、
ウェルカムのショーが、もう始まっていました。

やっぱり、ちょっと遅刻だったみたいですね。

マオリ語講座

さて、ちょっとここで、マオリ語講座を。
マオリ語って日本語と発音や意味が似ている言葉が結構あるそうなんです。

たとえば、・魚はイカika  ・川、泉は泡はawa
     ・空は青ao   ・食べ物は貝kai  ・洞窟は穴ana
     ・割るに至っては、割るwaruなのです。

ほんと、なんだか似ている。。面白いですよね~。
祖先が一緒だったのかしら。。

このテ プイアにあるマラエは、彫刻学校の生徒さんの手によって
10年間かけて作られた建物だそうです。すごい。。

歓迎のマラエ前での踊りも終わり、
いよいよ順番にマラエの中に入っていきます。

マラエでの舞踊

マラエの中で披露されるのは、「ハカ」と呼ばれる先住民族マオリの舞踊。
ニュージーランドのラグビーチーム「オールブラックス」が
国際試合の前に披露することで有名になった踊りです。 

まずは、歓迎の温かなパフォーマンスで舞台は始まりました。 

 素晴らしい笑顔の女性。和やかなムードです。

 

 ポイと言われるひものついたジャグリングをつけていますよ。

HAKAハカ

マオリ族は狩猟民族で、部族間での争いが多かったこともあり、
敵への威嚇・挑戦を表す為の舞踊がハカだったのですが、

今では友好・平和の意味を表しているのだとか。。

どの辺が友好・平和的なんでしょうね。。

顔や体にタトゥーを入れる習わしもあるそうです。

HAKAという言葉は、HA=Breath (呼吸)、KA=Fire(火)という意味で、
気持ちを火のように吐き出す魂の叫びなのだとか。

マオリの子どもたちは、小さい頃からHAKAを練習するそうですよ。

プカナとプテ

また、HAKAでは男性は必ず、舌を思いきり出すPukana(プカナ)をします。
これも、相手を威嚇するポーズだそうです。

女性はPute(プテ)と呼ばれる、大きく目を見開き、口をへの字に硬く結び
ゆっくりとあたりを見回すしぐさをします。

プテは、ふくろうが夜の見回り番をしている様子を真似たもので、
子どもたちを守る母の象徴なのだそうです。

ホンギ

マオリの伝統的挨拶は、鼻と額をすり合わせて
キオラ(こんにちは)と言います。

この、鼻と額をすり合わせる挨拶をホンギ(Hongi)というそうです。

マオリの人は全てのモノに命の息吹が宿ると考え
命の息吹が宿る鼻を触れ合わせることで、相手と一体になると考えたそうです。

ホンギは、今では、だんだんなくなっているようですが、
でも、この舞台では、観客たちを呼んでホンギも。。

男性観光客が数人呼ばれて一緒に舞台に立ちます。

呼ばれるのは、主に真ん中の通路に面した席に座っている男性。
一緒に踊ってみたい方は、ぜひ真ん中通路側へ座ってみて下さい。
そうでない方は、通路側をさけて。。

そして、プカナ(舌をだす)を一斉にして下さいと。。
でも、なかなか人前で舌を出すというのも難しそうですね。。

2015年のラグビーワールドカップで、史上初の連覇を成し遂げた
オールブラックス。

 

その世界最強のオールブラックスが試合の前に踊るHAKA(ハカ)について、
知ることができてよかった。面白かったです。


最後に、女性の穏やかで優しい笑顔でさよなら。

 

 舞台が終わって

舞台が終わった後は、  

 途中、マオリ民族が使っていた船や、

 マオリ族の道具の展示を見て。。

 マオリ村とさよならです。

 次は、ポフツ間欠泉を見にいきますよ。

 

ニュージーランド40 ロトルア ポフツ間欠泉
 へ続きます。

 

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主人や家族と行った海外旅行や国内旅行の思い出を
忘れない様に残しておきたいと記録に綴っています。
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