京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

1年半の時が過ぎて

2024-06-15 18:00:00 | 日常日記

長い間ご無沙汰してしまいました。

前回のブログが2022年12月13日、
あれから1年半の月日が経ってしまっています。

この間、次から次へと色々なことがあり、
ブログを書く事はもちろん、自分のブログを
開く気力さえおこらない日々を過ごしていました。
でも、最近になって、また、ほんの少しずつ思い出を
書いていこうかなと思うようになりました。

本当にぼちぼちですが、また、お付き合い頂けたらなと
思っています。よろしくお願いします。

 

母の他界

2022年の年末に母が突然他界しました。
クリスマスのチャームのブログを書いていた頃は
親切な人がいがるもんやね~!と母も感心していたのに。。

  クリスマスツリーのチャーム

あの後、母は家で転倒して大腿骨にひびが入り、
立ち上がれない日々が続いていました。

入院や手術は嫌だというし、(97歳だったので手術は無理でした。)
かかりつけ医さんに来てもらいながら家で介護をしていましたが、
だんだん痛くなるし全身状態も悪くなり、
家でクリスマスを過ごした後入院することに。

ちょうどコロナが猛威を奮っていた年末で入院自体が難しかったのですが、
かかりつけの先生と搬送先の病院との連携がうまくとれ、
なんとか入院することができました。
これで痛みだけでもましになると私はほっと。

入院はいや、痛いのもいや。。と言っていた母も
入院したら痛みが楽になるからねと私が言うと
うんと頷いて、ちょっと安心したような顔をしたのでした。

 

ところが。。

入院した次の日の夜、病院から電話が入り、
「母がお世話になっております。。」と言おうとしたら
「お母様の心臓がもう止まりそうなんです。。」と。

信じられない思いで私たち夫婦や弟夫婦が駆け付けたあと、
その夜そのまま静かに母は臨終を迎えました。

年末年始を病院で過ごした後、体制を整えて
母の希望通り家での介護に切り替えようと
ケアマネさんたちと話し合っていたのに。。

あまりにも突然の事に何が何だかわからない日々でした。

 

あと20日ほどで98歳の誕生日を迎えるはずだった母、
周りの方達からは大往生ですねと言って頂き、

ケアマネさんは、自宅介護でご本人は痛みが辛く、
ご家族も毎日の介護でどんどん疲弊される姿を見てきているので、
お母様はある意味お見事でしたねと
目を真っ赤にしながら言って下さいました。

入院はいや、痛いのもいや。。と言っていた母の言葉通り
入院もたった一日だけ、痛みもあっというまになくなって。。
本当にそうなのかもしれません。


家での介護は母にとって痛い日々の連続で
苦しみがずっと続くのだから、
希望通り一番楽に父のもとにいけたのだと
私もよくよく分かっているのですが、


それでも、前日まで一緒に暮らし、
ともに話したり笑ったりしていた
母が突然いなくなった寂しさは
予想をはるかに上まわるものでした。

お見事、そう、本当にお見事、
私だって見習いたいよ。

でもね、ちょっとお見事すぎるよ、お母さん。。

 

 

 

 

最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。

たんぽぽのお花
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