夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

明日への希望

2020-09-15 21:53:31 | 日記・エッセイ・コラム
明日への希望

先週の火曜日9月8日に、第3回目の入院点滴治療の予定だったケビンは、
血液検査で肝臓の数値が悪くて、入院点滴治療が、明日9月16日水曜日に延期になってしまいました。

センターの医師からの処方薬をしっかり服用して、明日入院予定です。

今までは、火曜日入院。金曜日退院。
次の週の水曜日に一日だけ通院点滴治療と言うサイクルでしたが、
九月もまた四連休が有って、月曜日、火曜日が連休なので、水曜日には、本来月曜日と火曜日に通院点滴治療する患者さんが点滴ベッドを使用します。
よって、ケビンの通院点滴治療は24日木曜日に変更。
この点滴ベッドも100床位有って、予約していても一時間位待つそうです。

入院点滴治療の後、八日目に二回目の点滴治療で通院点滴治療と言うサイクルなので、
患者さんも病院側もなかなか大変です。
病院側は、ベッドやスタッフの確保。

患者側で大変なのは、まず体調管理です。
自営業の働き手だと、経済的にも体力的にも物凄く負担が掛かって、家族みんな
本当に悲観的になってしまうと思います。
でも入院して点滴治療が出来るだけでも、幸運だと考えないと駄目だなと思っています。





誰にも看取られずに孤独死とか
貧しさ故に医者にも診て貰えないでとか
所謂手遅れで
医者に匙を投げられてとか
姥捨て山に捨てられてとか

永眠への道はいろいろ有りますが、
そんなに慌てることはありません!

この山を乗り越えたら、何をしょうかとかと将来の夢を見たり、
今までの人生でやり残したことはないかと来し方を振り返ったり
ベッドに横になって点滴をしている間にも、独りで考えることは出来ます。


医師には必ず Г食欲は有りますか?」と質問されるので、
ケビンに体力を付けさせようと、 何時もより数割増しの、ケビンの好きな食べ物を用意していたように思います。
この一週間は、手作り野菜中心の何時ものバランスの取れた食事。
二人でいわゆるダイエット食に徹しました!

明日への希望
明日こそ第3回目の入院点滴治療が受けられますように!
今年中の希望
今年中に点滴治療1クール終了出来ますように!!








見知らぬ老婆に「おばあさん」と呼ばれて

2020-09-14 23:10:20 | 日記・エッセイ・コラム
見知らぬ老婆に「おばあさん」と呼ばれて

2020年9月14日 (月)
庭の角虎の尾の花


朝晩は、大分 涼しく過ごしやすくなったので、家の前の庭で草花の手入れをしていると、
見知らぬ白髪の老婆が通りかかり、Гお花が綺麗ですね~」と声を掛けて来ました。

Гお花お持ちになりますか」と言って、ハサミで角虎の尾の花と鶏頭、赤と藤色の千日紅を切って、差し上げました。

Гどうぞ中に入って下さい」と、入り口のチェーンを外して
屋敷の中に案内すると、
老婆は、家の内外を一通り点検した後で、
Гどこもかしこもものすごく綺麗にしているね~」とほめてくれました。

続けて、
Гおばあさんが綺麗にしているの?」と衝撃的なお言葉。

ひょっとして、『おばあさん』て私のこと?

もじゃもじゃで櫛もろくに使っていないような白髪の山姥みたいな老婆に
『おばあさん』 て呼ばれるなんて……………

本物の老婆だと思われたなんて、かなりショックでした!

が先程花や屋敷の内外が綺麗だとほめてくれましたので、
冷静を装って、Гお幾つですか」と質問すると「私は80才」
あんたはと顔に書いてありましたので、
Г私はまだ60代です。」と返答。

80代の正真正銘の老婆は、「うそ~」と言う感じで、グレーヘアで背中の丸くなった私をしげしげと見ていました。

自分でも、身体能力の衰えは痛感していて、老いは自覚していますし、正直鏡を見るのも恐ろしい時もあります。
がそれなりに身嗜みには気を付けているつもりですし、毎日髪や肌、歯等の手入れも欠かしません。
それでも一回り以上年上の80才の女性には、同類項と思われたようです。
マァ四捨五入すれば、70代ですけれど……
若い人々から見れば
67才6ヶ月は高齢者で間違いありません!!



今日、新総裁に菅さんが選ばれました。
世代交代どころか、老人パワー炸裂!?
70過ぎの高齢者に新しい時代を切り開く元気やエネルギーが残っているのでしょうか?
苦労を掛けた奥様とせめて老後はゆっくり過ごしたいとか思わないのでしょうか?


昔は、勇退とか、後進に道を譲るとか、隠居とか、
老人のリタイアの選択肢が沢山ありましたが、今は死語のようですね。


野生化した青い朝顔の花


雨にも負けず













怒涛の半年間

2020-09-13 21:00:34 | 日記・エッセイ・コラム
怒涛の半年間

2020年9月13日(日)
私は、3月の誕生日から半年経ち、67才6ヶ月になりました。
67才と言う年齢が半年間経過しただけでも正直少しホッとしています。
後残り半年恙無く経過して欲しいと毎日祈念しています。

ただの偶然と言えばそれ迄ですが、
母がクモ膜下出血で急逝したのが、67才5ヶ月。
1923年3月1日生~1990年7月31日没。

祖母が67才2ヶ月の時に、長男(私の父親)が46才3ヶ月で脳溢血で急死。

三代に渡って命に関わる嫌な事が起きなければ良いがと、案じていました。
長い間闘病している自分の身に何か起きるのは仕方がないとしても、
家族に何か起きるのは勘弁して欲しいと毎日思っていました。
が残念ながら私の不安は的中してしまいました。


コロナウィルス感染を甘く見ているのではありませんか?

2020年は、世界中の大抵の人々にとって、
忘れられない年になることと思います。
新型コロナウィルス感染拡大だけで、
世界中が混乱状態に陥る等と今年初めにどれ位の人が予想したことでしょうか?

まるで大三次世界大戦のようと
表現されていましたが、本当に大惨事が世界中あちらこちらで起きています。




地方の医療現場は 、大変なことになっていると痛感します。

我が家の場合
ケビンは、新年早々、市内の検診クリニックで受けた健康診断で、肺に影が有ると指摘され、そこで
紹介された地元の市立中央病院の呼吸器科を受診しました。
3月三日間入院検査。
主治医になった医者は内視鏡で肺から何も取れないで、痛い思いと高額な料金だけ支払わされて、結局
ろくな検査も出来ないで、「何でもないからと二ヶ月後に再受診するように」と言いました。
内視鏡で切除する技術が無い。充分な施設もない。 専門医もいないなら、直ぐに専門的な病院を紹介するなんて、医師ならば当たり前のことです。

中央病院の中で、誰かが指摘したのか、二ヶ月後、5月には、直ぐ県立センターの呼吸器外科を紹介されました。
その時にもまだ主治医になっていた医者は、「僕は肺結核だと思うけど..」と宣ったそうです。

何故検診クリニックの医師は、直接センターを紹介しなかったのでしょうか!?
市立中央病院の、呼吸器科の医師が再受診に二カ月間も時間を取ったのは何故でしょうか?

静岡県東部地区でコロナ感染症に対応する病院になっていて、手が足りなかったから?

関東からの患者さんたちを受け入れていた?

そうでなくてもふだんから物凄く混んでいて、検査も入院も簡単には出来ません。
地方の公立病院の医療従事者の方々も赤字続きと経費削減でとても大変なのです。

3月から5月迄の二カ月間中央病院の呼吸器科の医師は何をしていたのでしょうか?
多分コロナ対応に振り回されて、
頼りにしている地元患者さんへの対応が疎かになっていたのでは………

政府の無能な新型コロナ感染対策のおかげでみんな泣いています。




ケビンは3月から5月の二カ月の間に、急速に進行してしまって、
県立センターならば、3月には僅か三日間で退院出来た状態だったのに、

6月に呼吸器外科で
右肺切除と転移したリンパ節の郭清等の手術を受けました。
県立センターで肺の摘出手術の順番を待っている時間も長かったです。

それでも、専門医の的確で丁寧な検査や対応に希望を持って、5月から6月迄
手術の日を待っていました。

手術から3ヶ月経ち、7月末から呼吸器内科で始めた入院点滴治療も2セット終了。
来週の水曜日からまた入院治療の予定です。4セットで1クールですから、
後残り半分です。
今年中に入院点滴治療が終了して、来年の1月には、呼吸器外科を再受診の予定です!

2020年、怒涛の半年間が経過しました。
現在は、猛暑、酷暑も去って
大分落ち着いた毎日が戻って来ています。




医療従事者に感謝の心で青い花













富士山が良く見えます!!

2020-09-12 21:48:36 | 富士山
富士山
2020年9月12日 (土)
自宅庭から撮影



山頂左端に富士山測候所跡

右側稜線添いに白い点が富士山の山小屋です!








大沢崩れ 左側稜線の裂け目を下る雲が良く見えます。















夕方の富士山


電線と雲の間に見える白い人工的な建物が、静岡県富士宮口、
富士山五合目の山小屋です!
富士山五合目の山小屋迄は、例年ですと、五月雪が融けると自家用車で行くことが出来ます。
今年はコロナ感染防止の為に、山小屋は全部お休み。
来年は富士登山が再開出来るようにと思っています。

富士山への憧れ

私は、60年以上富士山麓に住んでいるのに、一度も富士山に登ったことがありません。
高校一年生の時に、学校行事の富士登山が悪天候で中止。
混雑していなければ、富士宮登山口迄車で一時間以内で行ける近場に住んでいるので、
何時でも登れると思って、夏は他県からやって来る富士登山者の民宿ケビンの洗濯、
食事係りをしている内に、
病気になって、登山は無理な身体になってしまいました。
多分一生登れ無いと思います。

良いんです。
眺めるだけで!!

だって手が届かないから、憧れて毎日朝晩眺めているのですもの。。
『朝夕富士山が見えないと寂しい』
富士市生まれの私の亡き母が、晩年何時も言っていました。
朝夕 富士山が見えるなんて
なんと幸せなんでしょう!











背景の空の色が微妙に変化しています。


今日の花
2020年9月12日 (土)
朝6時過ぎ自宅庭にて撮影

名残の朝顔
紫色


藤色





主な色の朝顔は、八月に種を採取しましたが、遅咲きの朝顔の種として、今朝今年最後の採種をしました。
薬の袋に入れて来年の春迄保存します。












秋の富士山麓

2020-09-11 21:12:30 | 富士山
秋の富士山








2020年9月11日 (金)
富士市にて撮影










水争いを避ける為に真半分に分けられた、用水路

農業用水路
潤井川から取水した豊富な水が、市内のあちらこちらに流れています。
此処は、農業用水路の交差点です。
北西から流れて来た水は、半分に別れて、
上は南側へ
下に落ちた水は、西から来た水と合流して、東側に流れて行きます。
















2020年9月10日 (木)

自宅庭にて撮影


























窓ガラスにはりついている雨カエル