電話が繋がらないの。

携帯じゃなくて　家の電話ね。義母が新しい電話に買い換えたみたいなの。

いつの間にかコピーが出来なくなってて　それで　新調したみたいで。

仕事から帰ってきたら　なにやら騒がしくて。

「ちょうどいいところに。電話がおかしいのよ。」

観ると電話から　ひっきりなしに　音楽が鳴っている。

ん？　何？　電話がかかってきてる？

「ちゃんと電源も入れたのに　電話が繋がらないし、ボタンを押してもかからないの。なんだか音楽がひっきりなしにかかるし。変なのよ。」

おじいちゃんは？

「なんだか中のリボンが足らないって買いに行ったよ。」

で、説明書読んだ？

「読んでないわよ。」

じゃぁ、読まなきゃ！

おもむろにぱらぱらめくった私。

ふと気づいた。

あっ！　電話線のジャック・・・。

あのぉ～、電話は　電話線につなげないと　かからないんですけど？

「えっ、だって　おじいさんは　電源だけでいいって言ったから。」

いや　ありえないし・・・。

かくして　めでたく　お初電話が　かかってくる。

義弟が　電話が調子悪いって聞いて電話してきたみたいで。

「直ったの？」って。

だって、今　繋がってるし・・・。

ほんま　大笑い。

でもね、電話なんて　何回も買い換えてるから　そのぐらいおじいちゃんもわかってるはずなのにね？

おばあちゃん曰く、歳いったから　わからなくなってるのかも？って。

だんだんこういう事例が増えてくるのかもねぇ～。

ちょっと心の準備しておかないとね。