一時、千六～千八の間の距離使いで狙い続けていた時期が
あったが結果全く馬券に繋がらなかったヤマニンエマイユ。
どうしても繊細で燃えすぎる気性ゆえに、常の課題とする折り合い難
の弱点は未だ解消されない。ただそんな不甲斐ない結果の連続でも
溜めに溜めていざ追い出しての、その末脚の爆発力の一端を時々
チラホラと垣間見ることのできたレースは間違いなくあったはずだ。
距離短縮へ。やはり千二しかないのか。去年ひたすら折り合いに苦労を
し続けていたキンシャサノキセキがマイル路線を諦め、千二のGⅠの舞台
でようやく連対を果たしたように。
なんとかレースの流れに完璧に乗りたいという、ただそれだけの願望を
叶える為には、もうこのGⅠのスプリント戦、坂のある中山の千二しか
残されてないような気もする。
中山短距離での爆発力はリファール系の特徴でもあったはずだ。
ヤマニンフライトが走っていた時から注目していた血筋で底力の
源泉は祖母ワンオブアクライン。激走があっても不思議ではない。
さらに願うならば33秒を切るＨペース。折り合えば最後方でも何とか
なる。いつぞやの勝浦騎手が乗った１枠のタガノバスティーユの再現
をイメージさせるような爆走を田中勝春騎手カッチーに期待した。
対抗には同じ気性難でスプリントにおいてやっと活路を見出した
キンシャサノキセキ。去年ほどの勢いはないが実績と三浦皇成騎手の
手腕に賭けた。
そしてアルティマトゥーレは前走の勝ち方があまりにも鮮やか過ぎて
逆にその「軽さ」が底力への連鎖としての疑問が不安要素なのだが
母父トニービンと、母系に内包しているリファールの血を認めれば、
押さえないとマズイ気もしてくる。
最後に、前走キーンランドCで上がり最速、中山の坂超えで確実に
伸びてくるプレミアムボックスに期待。
〇キンシャサノキセキ▲アルティマトゥーレ
△プレミアムボックス
3連単1着2着固定3頭流し◎→〇▲→▲○△（計4点）
※本命馬◎が3着以内の馬券対象（つまり複勝的中）になれば、
そのレース自体のみの収支はプラスになるような賭け金配分を
します。
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