ひとときの駿感.blog

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フェブラリーS回顧・・・まるで芝馬のように。ひと叩きで見えたもの。

2010-02-21 21:05:42 | 競馬回顧

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フェブラリーS エスポワールシチー 1.34.9
12.1-11.0-11.7-12.2-12.2-12.1-11.6-12.0(JRA)

ラップとしての内容は予想以上に流れは緩くなった。
それでも王者は1.34.9で駆け抜けた。

残り600Mから12.3-11.6の後続を突き放す瞬発力は昨年のJCDと同じ。
実はレッドスパーダはダート適性がないわけではない。
ダートでこういうラップを自在に踏むエスポワールシチーに
付いていけないのだ。他馬もそう。

エスポワールシチーのその4コーナーで前をいく
ローレルゲレイロを射程に構えるその姿。

舞台はダートなんだけでも、弾むように、軽やかに
まるで緑のターフを駆けていくようなそんな印象を強く持った。
これでは他の歴戦を勝ち抜いたダートの強者達の太刀打ちは不可能だ。

最後は流すようなフィニッシュで目標とするドバイが見えてきた。
ひと叩きしたエスポワールシチーにとって理想的なステップとなったのだ。

レッドスパーダは全く悲観するに値しない。
長い競争生活はこれからも続く。
東京新聞杯で見せたあのパフォーマンスは今日の担保に
なりうる価値あるもので、安田記念での有力候補には変わりはない。

そして迷走するリーチザクラウン。
7番手から強烈な脚で追い込んだ新馬戦。
2.1秒ブッち切った未勝利戦。
超スローで折り合い、他馬を子ども扱いしたきさらぎ賞。

僕は密かに狙ってる京都芝1600のマイルCS。
無我の境地で瞑想に励んだ僧が眠りから覚めるように
一気に悟りを開眼するように…

この世には自らのみの存在しかありえないと信じきり、
淀の舞台で思う存分思いの丈を叫んで欲しい。
秋まで待ってるから。

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