ひとときの駿感.blog

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5月も終わり。aikoさんの『花火』。

2012-05-30 23:58:49 | 音楽・CD
今日はときおり
曇りがちの気候も
夕方は落ち着いた晴れ間を
オフィスの中から
眺めたっていう感じ。

そういえば
今年の新年が明けて
すぐさま深夜のTBSで
aikoさんの『花火』を

今年最初に聴いた
曲がaikoさんだったので
ものすごくいい年を迎えていたんだな
とちょっと思い出した。

『夏の星座にぶらさがって
上から花火を見下ろして~♪』

この花火を見下ろすという
思いもよらない俯瞰の
衝撃的な詩が印象的で

確かに星座にぶらさがれば
花火を見下ろせるくらいの
高さにはなるなぁとは
思いつつも

曲を聴いていて
爽快な気分になったのを覚えている。

でも聴いていると

涙で火を消して
その残り火に手を振る

なるほど
『涙』は下に落ちるもの。

落とすもの。

その消えそうな
花火の残り火に
Bye-Byeと手を振る

涙で消そうとしたもんだから
確実に消えていく

悲しいひととき。

でも涙で消したから
しばらくしたら
スッキリだと…

こういった展開の感性は
シンガーソングライターのaikoさん
の10年以上たった今でも
抜群な曲を編み出していることが
その才能の証というか

編曲も
バックで流れる
弾むようなピアノが
即興的で最高で

もちろん
『かぶとむし』もいいかもしれないけど
やっぱりいきつくのは
この曲なのかなと思ったりもする。

もうじき
ちょっと憂鬱な梅雨を迎えて
初夏に期待を込めて

どどーっと花火を下から眺める
そんな季節が待ち遠しい。


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