冬の怪談話シリーズ 神様って霊能者使いが荒いの(T . T)な話

先日、YouTubeの撮影をしたのですが、動画の編集をしなければならなく今週はバタバタするので来週に持ち越しをしようと思っていますが、本当は編集せずにこのままアップで来たら楽だな〜と思っている良斗です。
もう少し待ってね(^○^)

大大大好評頂いている冬の階段話シリーズ。
怪談話ではないですが今回は、神様に呼び出された話。
あれは今から10年ほど前の話。
その日は、なんだか眠たくていつもより早くベッドに入り、横になった時に窓を背中に寝ていたんです。
ウトウトしていると背中に何かがピトっとくっついて来る感覚が・・・
ん？と思ったけど眠たかったので無視しようと思うとモゾモゾ動く。
背中に感じるのは、小さな背中。
“子どもの幽霊か？“
と思ったけど面倒なので無視。
すると小さな手が脇腹をトントンとする。が、大きさ？指の長さ、あり方がちょっと違う気がする。
「なんだ？」と言って背中を見ると・・・猿・・・？！
猿がいる。しかもちゃんちゃんこみたいなの着てるし！
「猿？！！」
って言うと嬉しそうに手を叩いて北方向を指す。
「何？」
というと手を合わせまた、北方向を指す。
で猿に
「何？どこか行けって言ってる？」
って言うと頷く。
「明日ね。」と言って横になると猿が消えた。
手を合わせたと言うことは、どこかの寺か神社だな。と思った。
翌日、家から北の方角にある寺か神社で思いつくのは2つ。
そのうちの1つは、猿は関係ない。
もう一つは行ったことない隣町の小さな村の神社。
「猿って神社に関係ないと思うけど、猿から何か連想しろってことかな〜」
と思いながらその神社に向かった。
鳥居から少し森を抜け狛犬が見えた。
狛犬を過ぎると少し階段があり、階段を登ると本殿のある門がある。
ふと横を見ると「ん？猿！」
それがこれ

猿がいるじゃん！！(◎_◎;)
と思って本殿へ入ると「遅い！」って声が(^◇^;)
ここは「木之花佐久夜比賣命」がご祭神の神社・・・
やばい・・・この方、怖いんだ・・・
「ややこしい呼び出し方するからでしょ！」
って言ったら軽くブチ切れモードで文句言われ・・・
いや、あんな夜にきてすぐ行く訳ないっしょ・・・普通・・・
「で、呼び出した理由は何でしょう？」
って言うと
「お前に一つ頼みがある」
と言われ、聞いた内容は到底お答えできないものなので丁重にお断りすると
「お前の意見は聞いておらん！」
と言われ、“じゃ頼みじゃないじゃん！“と思ったけど
「でも、状況的に無理ですよ。できません！」
って言ったらまた、軽くブチ切れモードで
「状況など何とでもなるわ！言われた通りにするだけで良い！」
って言われ
「はいはい、引かない感じですね。じゃお好きにどうぞ！」
って言ったら
「分かれば良い」と・・・
で、その頼みってのがまた、大変な話で下手すりゃ人生がぐちゃぐちゃになりかねないのですが、本当にその通りになって1年半かけて何とかやりきり・・・
終わってまた、神社に言ったら
「ご苦労であった」以上・・・
おいおい「で！私になんかご褒美的なものはあるのでしょうか！？」
と言うと
「もちろんじゃ！楽しみに待て！」
と消えていった・・・
確かに経験というものは積めたけど、割に合わない仕事だったんですよね・・・しんどかった！
そのご褒美は未だ、なんなのか分からない・・・
ってか、貰った記憶はない！
そろそろ頂戴！

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