無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

発酵飼料(コンフリー)大人気!!

2009-02-11 21:53:54 | 自然自給養鶏
本日のち

今日は、薪を切りに行きました。

うちには、小さな薪ストーブがあり、毎日暖をとっています。

今日は、友人が来年から桃を植える予定の地に今植わっている柿を伐採させてもらいに行きました。ありがたいことです。

鶏は元気です。

最近は青物が全くなく、ハコベがちらほら生えているくらいです。

秋口に、野良に生えているコンフリーという野草と米ぬかボカシ、
そして麦ふすまを重ねて発酵させておきました。〈写真)

寒さと、乳酸発酵のボカシのお蔭で、
コンフリーの漬物状態です。

朝昼、2回に分けて鶏たちにあげると喜んでついばみます。

それと、ミミズコンポストにいるミミズも10日に一度あげると
ミミズを求めて、我先にと血眼になって捜します。

本来、この時期の鶏は何を食べたいのか、
何を食べさせたら、自然なのか、自問自答しながら、飼っています。

とりあえず、身の回りのあるものをあげて
元気そうにいるので安心しています。

鶏を飼ってからの生活は楽しいさが増しました。


今度、3月1日〈日〉2日〈月)に
友人のイベント「東京で種をまく」に自然農の講師として参加します。
場所は東京の狛江市。
詳しいことは、このブログhttp://tegamisha.cocolog-nifty.com/ima/22834/index.html
でチェクしてね。


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家禽(かきん)について

2009-02-10 16:58:02 | 自然自給養鶏
本日

最近はとても暖かく、雨も降らない。
いつもなら、地面は、雪の下か。
もしくは、霜で溶けた後ぐちゃぐちゃになっている頃。
異常な暖かさに、在来生物の生態に対する危機感を感じてします。

先日、伊勢神宮(正確には「神宮」らしい)に初詣してきました。
江戸時代、生きていいる間に「お伊勢参り」に歩いて行くことが、
悲願だった頃に比べれば、現代は車で簡単に行ける。

伊勢神宮は、内宮・外宮以外に、別など125社の総称。
農業と関連の深い、外宮の豊受大神宮(とようけだいじんぐう)にも参拝し、
今年の豊作をお祈りしました。

内宮には、写真のように、鶏が放し飼いになっており、
うちでも鶏を飼っているので、どうしてもよく観てしまいます。
30分近くもずっと観察していました。

在来の日本鶏らしく、尾も長く、スレンダーでとても大人しかったです。

現代の鶏は、卵を産む産卵率を高めたものや、
肉用に、育ちの早いものなどいろいろ品種改良されています。

昔は、伊勢神宮のようなスレンダーな在来種が、庭に放し飼いされ、
今のような高タンパクな餌ではないでしょうし、
庭や畑のお菜や、ミミズで自給していたので、
卵もめったに産まなかったことと思います。

鶏を自然に飼うことを実際にし始めて、
餌のこと、飼育法、品種、いろいろ興味が深まってきています。

今回、お伊勢参りでき、鶏にも会えてよかったです。

そうそう、お知らせがあります。

今度、3月1日〈日〉2日〈月)に
友人のイベント「東京で種をまく」に自然農の講師として参加します。
場所は東京の狛江市。
詳しいことは、このブログhttp://tegamisha.cocolog-nifty.com/ima/22834/index.htmlでチェクしてね。


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うちの有精卵が、プリンになった!!

2009-01-28 16:34:56 | 自然自給養鶏
本日

おきな堂
うちの野菜のオリジナル「コラボ」ランチ第三弾!!

うちで毎日4~5個の卵が生まれます。

今回、昭和8年創業の老舗カフェレストランの名物デザート「おきな堂のプリン」に、なんと!うちの卵を使ってのスペシャル版がうまれました。(写真)

ある方は、おきな堂に行くと必ず、「人数分プリンを頼んでしまう」それくらい隠れ名物のおきな堂プリン。

そのプリンにうちの卵が使用されるなんて名誉です。

オーナーいわく、普段使ったている卵よりも、味が濃く、かかっているカラメルが負けてしまう。そこで、今回のプリンにあわせてカラメルも濃く作ってくれました。

プロが美味しいといってくれるとやっぱり嬉しいものです。

うちでも、今度プリンを作ってみたくなりました。
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2009年の夢(おからで自家飼料)

2009-01-25 14:22:23 | 自然自給養鶏
本日。旧暦12月31日(大みそか)です。

昨晩は、安曇野地球宿に44名も県内外から集まり、ドリカム新年会と銘打って「夢」を1人8分の持ち時間で語りました。

大人になっても「夢」はあります。
1)夢を現実にするためには、期限をつけること。
2)声に出して宣言すること。
3)イラストや文字で書くこと。などが有効です。

自給自足の生活や、半農半Xを求める現代には、夢を語り合える仲間が大切です。


私の今年の夢は、
1)裕子さんと菜園教室カフェ(Deva菜園食堂)の実現の一歩を踏み出すこと。
2)Webやカルチャーセンター講師、出版、投稿などでより多くの人に持続できる自給菜園の魅力を伝えること。
3)自家採種を中心に自給農園を充実させること。


です。具体的にはインターネットでのサービス・情報発信の充実。油(菜種・ひまわりオイル)の自給率アップ。自家採種の充実・技術向上。

新たにはじめたことも持続できるうように、自分の規模に合わせたり、技術を向上させたり、質を高めたり、だいたい自給できるようになってきたので、自給自足Life 事業の経営を軌道にのせていきたいです。

写真は、近所の美味しいお豆腐屋さんから安価で譲っていただいているオカラと、米糠、そして魚粉をミックスする前です。

これを混ぜて、鶏のえさにしています。
自分だけの自給よりも、地域とのつながりのなかで、おからと卵を交換したり、お金だけでなく持っているものを分かち合うことで少ないお金でも豊かになる様な気がします。


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自家製発酵飼料(コンフリー)

2009-01-20 23:33:55 | 自然自給養鶏
本日

今日夕方は、産業廃棄物処分施設の関連について市の行政の地域説明会に出席した。

今の行政の仕組みでは、合法的には産廃処理施設問題は解決しにくい現実や、住民の声が行政になかなか届かない現状にイライラしました。

産廃施設が、自分の近所にできたら引っ越しを考えたくなるほどいやなことですが、実際は家庭や企業から多くのゴミが出て処分しなければならない社会になっています。

自分が支持できない産廃施設は、利用しない。ゴミを出す企業の商品は買わない。といった選択や、自給できるものは自給し、無駄に買わないことがとても有効だと再確認しました。

************************************

最近、飼っている鶏が大好きな食べ物に、自家製発酵飼料があります。

1)まず、EMといった乳酸菌を主体とした有効微生物群によって、米ぬかともみ殻から元ダネ。つまり、発酵ボカシをつくります。

2)コンフリーや白クローバーという、自然に生えている柔らかい草を、1)のボカシとサンドしながら樽に詰めます。

3)ボカシと草だけでは、水分が多く失敗しやすいので、
草―>ボカシ―>生ぬか+小麦ふすま―>草―>ボカシの順で生糠や小麦ふすまを間に入れます。

こうしてできた、米糠主体の天然草の漬物を秋口に漬けておきます。

まだ、草や野菜くずがあった秋口や12月は全く自家製発酵飼料(ボカシや草の漬物)に見向きもしなかった鶏ですが、

雪が降り、寒くなった1月現在、他の餌があっても一直線に自家製発酵飼料に飛んできて、われ先にと集中的に食べます。(写真)

天然の草も、米糠も、ふすまも、もみ殻も
自然に在ったものや、自給農園で出てくる副産物です。


そんな、ありがたい副産物(廃鶏・もみ殻・米ぬか・ふすま)も、大量生産大量消費型に作られている現在の農業では産業廃棄物として処分されます。

自給できる暮らしを小さく始めてみて思うことに、 小さな自給暮らしは、無駄やゴミを出しません。

週末の家庭菜園はその第一歩だと思います。
環境問題を解決するツールとして、自給菜園はおすすめですよ。

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鶏と飲み水

2009-01-10 10:15:17 | 自然自給養鶏
本日。小寒の「泉水温をふくむ (せんすい あたたかをふくむ)」旧暦では、まだ見えない土の下では陽気が生じ、泉も温かさがある頃だそうです。

実感としては、ますます寒くなっているかのように思いますが、冬になると地下水の水温が温かく感じるように、 昔の人は今の人とは違った何かをつかんでいたのしょうか?気になります。

毎朝の日課に、鶏小屋の水の交換があります。

この時期になると、毎朝水が凍ってしまい鶏たちは飲むことができなくなります。

餌も大切ですが、気管支系統がか細い鶏たちにとって、新鮮な水と空気は欠かせないものだそうです。

そこで、毎朝餌をあげに行くときに、飲み水を新しくしてあげます。

そうすると、写真のように、喜んでゴクゴクと飲みます。

鶏の飲む姿は愛らしく、まずは、水をつついて、首を持ち上げ〈写真〉てから飲みます。

連日の大雪で、車が出ないときは、30分くらいかけて歩いて鶏に会いに行く時もあります。

鶏のお蔭で朝起きることができよかったです。
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鶏の餌箱改良中~

2009-01-01 23:41:49 | 自然自給養鶏
明けましておめでとうございます。

2009年、新暦の元旦です。

今年もよろしくお願い致します。

昨年から鶏を飼い始め、留守をする際に近所の友人達に世話を頼む事があります。

今までは、野菜相手だったので、苗を育てる期間2月末~5月中旬以外は、外出外泊も自由でした。

鶏の面倒をお願いすることは、相手に気を使います。
しかし、引く受けてくれる友人がとても気軽に引き受けてくれるので感謝しています。

留守にすると、鶏はどうしているか気になったりしてしまいます。

今回は、寒い1・2月を乗り切るように小屋の改装と供に、餌箱を改良してみました。

写真はまだ改良修理中の風景ですが、
餌箱上部に、「返し」をつけている途中の写真です。

とても人になついている鶏なので、餌がなくても餌箱修理中に寄ってきます。

今までの餌箱は、食べている最中に餌がこぼれてしまい、ロスが出ていました。

今回、餌箱の縁に、ストッパーになる板をつけ「返し」構造にしました。

現在の餌は、自給率60パーセント。
40パーセントは、トウモロコシを主体とした混合飼料です。

石油の高騰→トウモロコシの値の高騰→養鶏業者の廃業。
そんな流れがあります。

小屋を覆い温かくしたのも、餌箱を改良したのも貴重な餌を大切にしたかったからです。

自給自足は、循環を小さくします。

依存は、循環を大きくし、ロスを大きくします。

地球の裏がわで羽ばたいた蝶の羽ばたきが、いずれサイクロンを起こすように、地球規模でおこなれるものは、全て循環しています。

関係ないことなどありません。

今年はとくに小さな関係性を関係付け、大切にしていきたいと思います。

身近な小さな動きや、感じる事を味わいながら、感謝できれば、きっとその羽ばたきは、どこかで大きな幸せのハリケーンとなると思います。

小さな一歩。

池に投げた小さな小石が波紋を広げるように、

自分の投げかけた意思に集注出来たらいいなーと思います。

今年も皆様にとってよき年でありますように願います。
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大晦日の仕事

2008-12-31 10:33:24 | 自然自給養鶏
本日。昨晩降った雪で一面銀世界です。

昨日の夕方に移動させた日本みつばちたちは、さすがに寒くて動けないご様子。

鶏小屋も越冬準備を完成させました!!

本来鶏は寒さに強く、氷点下でも元気なものです。

しかし今回いただいてきた廃鶏は、種鶏品種です。つまり、今一般に売られている鶏は、ハーフの掛け合わせで両親とは種が異なります。その両親の系統は子供より劣性の場合が多いものです。

今回、ボリスブランの種鶏品種は、耐寒性が低い。つまり鶏としては寒さにものすごい弱い系統だそうです。

そこで、鶏小屋の産卵部屋をビニールで内張りし、隙間風を防止しました。写真参照

写真左手が、止まり木。つまり鶏が止まって寝る場所です。

その背後に木箱に黒いシートが被せてあるのが産卵箱。毎日朝食後、この中に入って卵を産みます。

今回鶏小屋をつくってみて、鶏を放し飼いするには、ある程度の広々とした庭。そして夜獣から身を守って寝るため登れる木が必要だと思いました。

鶏は庭で放し飼いしたいものです。夜は勝手に木の上で休み、朝は自分でご飯を食べる。そんな環境つきの家がほしくなります。

今回、鶏小屋づくりから多くのことを学びました。それはとても貴重な体験でした。今旅する元研修生と、近所の元鶏のプロたちのご指導、土地を貸してくれた友人に感謝です。

今できることを今する。この瞬間に感謝できるといいと思います。

2008年いろいろありました。本当によかった年です。2008年ありがとうございました。皆様もよいお年をお過ごしください。

●お知らせ●
あずみの自然農塾2009年間コース募集開始しました。第一募集1月末締切。先着順。定員18名。
http://www.ultraman.gr.jp/~sizennou/2009azuminosizennoubosyuyoukou.htm
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寒くても鶏は元気です。

2008-12-17 08:40:39 | 自然自給養鶏
本日

半分、雪になったような雨のような寒々した天気です。

畑の野菜は、あとキャベツ、白菜を取り込んだらほとんど終了です。今年は、来年の菜花になりそうなアブラナ科の野菜を多く育てたので、来春は、菜の花がきれいでしょうし、野菜がないころに菜の花をおいしく頂けると思います。

早朝に、友人を駅まで見送ってきたのですが、道端に珍しくキツネが車に轢かれ死んでいました。タヌキはよくそういう事故にあうのですが、キツネは珍しく、かわいそうでした。

やっぱり近くにキツネの巣があるのは確かです。

そのあと、鶏を見に行くと、元気に餌をついばみ、瞳を輝かせ寄ってきました。嬉しい瞬間です。

毎日獣にヤラレテいないかチェックするのですが、数がちゃんといるとホッとします。

本来鶏は寒さに強い動物ですが、うちの鶏は寒さに弱い系統らしく、寒さが増した11月には混乱もあったものの、今は落ち着いてきています。

寒くなってからの餌の増量と、ハイカロリーな内容にしたのがしたのがよかったのかもしれません。鶏が元気だとホッとします。

鶏ほど朝早く起きれない自分ですが、今朝久々に早起きして気持ちがよく、明日から早起きする習慣をつけたいと思います。

写真は、研修生と完成させた鶏小屋の第1プレイルームです。透明なトタン屋根と金柵をつけたことで雨・雪・害獣対策が改良されているので、いつでも24時間外で餌を食べることができるのが売りです。


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鶏の餌箱

2008-12-13 12:10:31 | 自然自給養鶏
本日

ぽかぽか陽気で、布団を干す片脇で、乾燥野菜たちが日向ぼっこしている。


今までは、地べたに直接餌をあげていました。

ところが、最近困った状況が発生したので、

最近、鶏の餌箱を作ってみました。(写真)

というのは、

1)廃鶏なので、くちばしが半分しか元々ないのに、その半分が更に減っているからです。たぶん、土をつつくときに磨り減ってしまったと思われます。

2)食べ残したちょっとの餌を翌日無視して新しい餌しか食べないことが何度も合ったからです。

3)お菓子の箱などでは、鶏が入って滑ったり、うまく食べられなかったり調子が悪かった方です。

そこで、今ある廃材でヤマギシ式の餌箱を作ってみました。
まだまだ改良の余地はありますが、すごく調子がいいです。

ヤマギシ式養鶏の完成度の高さを痛感しました。

ヤマギシ式餌箱の利点
1)一斉に横に並んで食べるため、全ての鶏が安心して餌にありつける。
2)餌の量が減った。(効率よく食べるため)
3)鶏が餌箱に入らないため、こぼしたり、フン等が入らず衛生的な感じ。

また一歩自然養鶏を学んだ気がします。

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