無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

色々な草マルチの仕方

2011-05-30 19:38:35 | 自然菜園の技術 応用
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本日、の予報。




先日、夏野菜の定植をし、草マルチを早速しました。

草マルチ?

それは、野菜の株下に草を敷いてあげることです。

写真は、ネギと一緒に植えられた日本カボチャです。

草マルチの基本は、株下除草した後に、周りに生えてきた草を株下に敷いてあげることです。

草マルチすることで、
1)株下の草を抑えることができる。
2)草マルチの下にミミズなどいろいろ土の生きものがやってきて、土を団粒化してくれる。
3)乾燥防止。
4)草が自然に堆肥になる。
5)結果、野菜の生育が良くなります。



草が生えていない耕した畑の場合、
写真のように、野菜の通路に牧草(緑肥)の種を蒔いておき、栄養価の高い草を生やすのも手です。


5月の草マルチにも大きく分けて、2つあります。

先程のカボチャやキュウリのようにつる性のウリ科は根元までしっかり草マルチするのですが、

上の写真のナスやトマトなどは、まだまだ地温をあげてあげたいので、株下の土は露出させてあげたり、


写真のピーマンのように反対側のみ草マルチしたり、


トマトのように、2条植えの場合、真ん中だけ草マルチするのもいいかもしれません。

これからどんどん草が生えてくる季節です。
「草を敵とするのか、無限に生えてくる資源として草マルチに役立てていくのか」
どっちにしますか?

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6月の菜園教室の予定

6月8日(水)NHKカルチャー「失敗しない無農薬野菜の育て方(夏)」
今年から、野菜別により実践的に学ぶことができます。
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html

6月18日(土)19日(日)あずみの自然農塾2011「耕さない田植え」
シャロムヒュッテで、自然農を自分の区画を持ちながら学べます。単発参加できます。
http://www.ultraman.gr.jp//sizennou/2011azuminosizennoubosyuyoukou.htm

6月22日(水)『ずくなし家庭菜園教室』 
内容:ニンジンのタネの蒔き方、草マルチの仕方
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会
http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/news/#1

6月25日(日)Azumino自給農スクール(田んぼコース)「田んぼの草とり」
田んぼの基本から自給できるノウハウまで、一緒に体験しながら学べます。

6月26日(日)Azumino自給農スクール(畑コース)「夏野菜の世話&雑穀」
自然農園の作り方から、栽培の基本を体験しながら学べます。
http://39zzlife.jimdo.com/%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E8%8F%9C%E5%9C%92%E6%95%99%E5%AE%A4%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/azumino%E8%87%AA%E7%B5%A6%E8%BE%B2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB-%E9%80%9A%E5%AD%A6-%E5%AE%BF%E6%B3%8A/

6月28日(火)NHKカルチャー「マクロビオティック&キッチンガーデン」
マクロビオティックの講師小幡先生とのコラボ企画、無農薬自然栽培野菜で造るマクロビ料理教室&自宅でできるキッチンガーデン講座。
http://www.nhk-cul.co.jp/categorys/category_1902.html

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12 コメント

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草マルチのカビ (mot )
2011-05-31 09:53:16
以前は草が生えてくると憂鬱だったのですが、草マルチをする様になってからは逆に嬉しくなります。
去年の梅雨のころ、草マルチの表面にカビが生えてしまったのですが、取り除いた方が良いのでしょうか?
その時はそのまま放置していたのですが、いつの間にか無くなっていました。
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2011-05-31 13:13:00
motさんへ

早速のご質問ありがとうございます。

表面にカビ?真っ白ですか?何色ですか?
返信する
カビの色 (mot)
2011-05-31 20:35:53
白いものが生えた所と、黒っぽいものが生えた所がありました。
同じ場所に両方は生えていなかったと思います。
風通しが悪かったのかと思い、今年は株間と条間を去年より広めにとってみました。
今年は今のところ生えていません。
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2011-05-31 20:55:10
motさんへ

カビは、もともと有機物を分解するものです。

うちでも、梅雨時期や米ぬかを草マルチに撒くと白いカビが出る時はあります。
たぶん、麹カビや酵母のようなものだと思っています。

黒は、何だかわかりませんが、発酵か、腐敗のいずれかだと思います。

風通しが悪いと、病虫害になりやすいので、株間を空けるのは正解だと思います。

今後も自然を観察して発見したら教えてください。
返信する
草マルチ ()
2011-06-02 04:45:21
土を出してあげた方が地音を上げられるということでしたが、
上記の片側だけマルチや2条の真ん中だけマルチなど、
こういう場合はこうと使い分けられているものですか?
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2011-06-02 06:06:32
直さんへ

草マルチは、草のまだない5月は少なめ、
梅雨に入ったら、こまめに刈って敷き重ねていき、
7月は厚く敷いて完成させ、8月は草が少ないので、伸びたら刈ることが基本になってきます。

つまり、草の伸び方と敷く量は比例して増えていきます。

そうすることで、初期は、地温を上がることを優先し、後半は、乾燥防止に役立ちます。

そこで、草の少ない時期は、全体に敷くことができないので、

真ん中に敷くことによって、草を抑える意味で集中して真ん中にマルチをして、両脇は地温をあげるのに役立ちます。

片側マルチもそういったところです。

実は、これはフランスのブドウ栽培から学んだことなのですが、

難しくいうと片側が保湿、片側が乾燥させることによって、栄養生長と生殖生長の駆け引きを誘導させます。

簡単にいうと、保湿で根を生長を促しつつ、乾燥させ根を抑制し、樹の生長と実の生長のバランスをとる最新の技術になると考えています。

イメージですけどね。
返信する
なるほど ()
2011-06-03 05:57:31
栄養成長と生殖成長の駆け引きって、おもしろいですね。興味深い。

また一つ教えてください。
今時分にたしかに草が少なくて、植えつけ後にマルチをあまりしてなくて、少し雨降りが続くと泥はねがけっこうひどいです。今年は新たに耕して畑をつくったせいもあると思うのですが、こういうケースだと泥はねをふせぐのを優先すべきでしょうか?
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2011-06-04 06:27:52
直さんへ

そうですね。梅雨の泥はねにも有効なので、草マルチしたいでしょうが、草が足りないと思います。

草はある分だけで、大丈夫です。
これからどんどん生えてくるので、上手く生やしながら、いくといいですよ。

うちの場合、まだ畑にしたばかりの農地では、
通路に緑肥(牧草)の種を蒔いて、写真のように野菜の両脇に草を作っておきます。

草と上手に付き合えるようになると、草が伸びてくるのが楽しくなりますよ。
返信する
草マルチの草って… (ジージ)
2012-05-08 14:20:55
先日、“ずくなし講座”で初めて草マルチのことを聞きこのページに辿りつきました。そこで一つお尋ねしたいのですが、草は種類を問わず何でも構わないのでしょうか?昨年から荒れ地で野菜作りを始めて少しずつ畑を広げているところですので、クローバ・タンポポ・スギナ・ハコベ等を含めてあらゆる雑草が生えてきます。
返信する
ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2012-05-09 06:40:50
ジージさんへ

菜園教室にご参加いただき誠にありがとうございます。

草マルチの基本は、生えてきた草や周囲の草を刈って敷くことなので

生えている草はなんでもいいです。

ポイントは、
野菜の株下や周囲の草は、除草もしくは刈り取ってしまい、
野菜の生えていない通路や畦、空いている場所の草は、なるべく大きくなるまで育ててから刈るか、株元5~15cm残して刈ることで何回も草マルチの材料になるように残しておきます。
返信する

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