本日、の予報。
最近お問い合わせが多いので、久々に陸稲を育てようと思いました。
陸稲とは、水田に植える水稲に対して、畑(陸)で育てる稲の系統です。
水稲用の品種でも育てる可能ですが、陸稲専用の品種の方が乾燥に強く本来はそうした方がいいのですが、
今回は、陸に強いハッピーヒル(福岡)という手持ちの品種を使いました。
ちなみに、陸稲にもモチ米とウルチ米がありますが、米飯として育てるなら断然モチ米の方が食味がいいと思います。
今でも、田んぼの作れない中山間地域や水の引けない場所では、煎餅など加工用に陸稲を育てている地域があります。
陸稲では、苗を育てて植える移植法と直接種を播く直播法がありますが、
早くて発芽まで2週間位はかかるので、初めての場合セルトレーなどで1穴10粒播きで育てたものを移植した方が無難です。
陸稲は水田に比べ、草負けしやすく、分けつも少ないため、一か所5~10粒程度まとめて育て、株間は30cm、条間50cm以上と草を刈りやすく作付します。
今回は、通路の空いた場所がありましたので、緑肥mixの間に曇りの日に定植しました。
追筆
陸稲をやる場合は、緑肥mixのイネ科と競合してしまいがちなので、
本来は30~50cm離したところにマメ科を中心にした緑肥mixを播いておくともっといいのですが
、
もったいない気持ちから空いていた場所に育てるので、緑肥mixに負けないように、
陸稲より背が高くなった緑肥mixは頻繁に刈って草マルチする必要がありそうです。
株間に、ラッカセイと極早生エダマメを蒔きました。
陸稲とマメ科は相性がよいからです。
他にもマクワウリなどウリ科も相性がよいものです。
最後に、まだ小さかった緑肥mixは刈らずに、周囲(土手など)の草を刈って陸稲の乾燥防止、草抑え、そして豆の鳥対策として草マルチをして完成です。
陸稲といっても水は大好きなので、1週間~10日ほど雨がない場合は、水やりをすると育ちがぐっと良くなるので、草マルチを重ねながら余りに乾燥が続く場合はたっぷり夕立のように水やりも行います。
陸稲は畑で育てることができるお米なので、田んぼの持っていない方でもお米を自給できる嬉しい存在です。
最近お問い合わせが多いので、久々に陸稲を育てようと思いました。
陸稲とは、水田に植える水稲に対して、畑(陸)で育てる稲の系統です。
水稲用の品種でも育てる可能ですが、陸稲専用の品種の方が乾燥に強く本来はそうした方がいいのですが、
今回は、陸に強いハッピーヒル(福岡)という手持ちの品種を使いました。
ちなみに、陸稲にもモチ米とウルチ米がありますが、米飯として育てるなら断然モチ米の方が食味がいいと思います。
今でも、田んぼの作れない中山間地域や水の引けない場所では、煎餅など加工用に陸稲を育てている地域があります。
陸稲では、苗を育てて植える移植法と直接種を播く直播法がありますが、
早くて発芽まで2週間位はかかるので、初めての場合セルトレーなどで1穴10粒播きで育てたものを移植した方が無難です。
陸稲は水田に比べ、草負けしやすく、分けつも少ないため、一か所5~10粒程度まとめて育て、株間は30cm、条間50cm以上と草を刈りやすく作付します。
今回は、通路の空いた場所がありましたので、緑肥mixの間に曇りの日に定植しました。
追筆
陸稲をやる場合は、緑肥mixのイネ科と競合してしまいがちなので、
本来は30~50cm離したところにマメ科を中心にした緑肥mixを播いておくともっといいのですが
、
もったいない気持ちから空いていた場所に育てるので、緑肥mixに負けないように、
陸稲より背が高くなった緑肥mixは頻繁に刈って草マルチする必要がありそうです。
株間に、ラッカセイと極早生エダマメを蒔きました。
陸稲とマメ科は相性がよいからです。
他にもマクワウリなどウリ科も相性がよいものです。
最後に、まだ小さかった緑肥mixは刈らずに、周囲(土手など)の草を刈って陸稲の乾燥防止、草抑え、そして豆の鳥対策として草マルチをして完成です。
陸稲といっても水は大好きなので、1週間~10日ほど雨がない場合は、水やりをすると育ちがぐっと良くなるので、草マルチを重ねながら余りに乾燥が続く場合はたっぷり夕立のように水やりも行います。
陸稲は畑で育てることができるお米なので、田んぼの持っていない方でもお米を自給できる嬉しい存在です。
待ってました\(^^@)/
陸稲は参考になる所が無いに等しいので手探り状態で2年目の種をもう蒔いてしまいました。バラマキで……
ハッピーヒルは多収で、美味と書いてあるので楽しみです。 野口種苗さんで、農林1号は水選しなくて良いと伺いましたが、ハッピーヒルも水選しなくて良いのでしょうか?
すでにバラマキしてしまった陸稲が発芽しましたが、
それを抜いて、一箇所に植え直しても良いものでしょうか? お忙しい所、恐縮です。
陸稲は昨年、直播でほとんど発芽せず失敗しました。
モミガラには撥水性があり、播種した頃に雨がすくないとダメだったのか、鳥対策が不十分だったのかな、という解釈でよいでしょうか?
今年は2~3日水につけた種を、ポット&直播に分けて播いています。ポットは無事発芽。直播は、これから1週間ぶりに畑でチェックです。
うまくできれば、秋のタマネギ用ワラを確保できます。
そうですね。
ばら蒔きが出たのであれば、もったいないのでそれはそれで、他の場所に苗を植えるのはいかがでしょうか?
陸稲は浸水してもしなくても大丈夫ですが、苗を起こす際には、10~15℃くらいの冷水で5日~1週間ほど浸水して芽出ししてから播くと育てやすいものです。
水稲の様に休眠の深い品種に関しては、浸水が必要になります。
たつきさんへ
確かに、鳥対策を怠るとせっかく出かかったものから次々食べられてしまいます。
個人的には、色々やった結果誰でも育てやすいセルポット苗である程度育ててから、移植する方が、収量もよく育てやすいと思います。
御著書には
30x60cmで6X12穴のセルトレイが出ていますが、この陸稲も同じセルトレイですか?
がっしり育っていて
とてもあの小さな穴に入るとは思えなかったもので・・・
福岡正信氏から始まり
幾つかの書物を巡りましたが
御著書は平易で客観的
且つ座学がお好きの通り
理由原因も腑に落ちます
良い本に巡りあったと感謝している者です
以前長野で、お世話になりました、ご無沙汰しておりますが、
無農薬栽培でのアブラムシ対策を教えてください。
牛乳、酢ではためしました。
執筆に3年半かかってしまいましたが、本がお役にたててよかったです。
来月家の光さんから新刊が出るのでそちらもよかったら参考にしてください。
陸稲は5×5の25穴のセルでおこなってみました。
大きさは、苗のステージと大きさによって様子をみてください。
じじさんへ
アブラムシ対策の上策は、肥料を控えアブラムシが来ない健康な野菜をそだてること、株間を空けて風通しをよくすることです。
中策は、コンパニオンプランツなどを混作することによって分散することです。
アブラムシは、さまざまな種類がおり、それぞれに食べに野菜が決まっていますので
下策は、発生してしまってからは、手でつぶさず(手でつぶすとモザイクウイルスの被害を拡大させる可能性がたかくなります)、
ふのりなどを水で溶いたものをスプレーし、枯死させたり、
黄色いバケツに水を張り、風上に置いておくと溺死させることができます。
発生してからでは農薬でも効かないアブラムシなので、
そこに原因がある限りやってくるので、原因を突き止め中・上策を行って、それでもだめなら下策をやってみてください。
やはり、栄養過多でしょうか、
油粕、鶏糞、米糠、を使いましたが、量が多いのかな、
葉の裏側に、小さい黒い虫がびっしりです、
広いので、バケツは無理ですが、
昨日、現代農業から牛乳とかきガラ石灰を、まいてみましたので、少し様子を見て、ふのりを試してみます、
ありがとうございました。
油粕、鶏糞は、化学肥料並みに窒素が効くのでそれが原因かと思います。
与えた窒素が利用できるぐらい野菜が大きく、生育もよく適度に雨が降ればいいのですが、
野菜が小さく、生育も悪く、雨も極端に少なかったり多かったりするとアブラムシがたくさんやってきます。
たくさんやってきた場合、牛乳とかきガラ石灰の効果は私の実験ではかなり低く、ふのりのスプレー後乾燥させ、枯死させるのが一番効果的でした。
ふのりはスプレーできる濃度にし、朝に直接アブラムシにかけ、日中乾燥させ、2~3日おきに行うと効果的でした。
まずは原因軽減させ、いろいろ工夫してみてください。
ご自身の講座に、ご自身の畑、、、そして新たな本の執筆にお忙しい中、唐突ながら失礼いたします。
貴方の書かれた「これならできる自然菜園!」農文協 に出てくる草マルチ素材のミックス種子ですが、有料で構いませんのでお分けいただけませんでしょうか。
畑は5U+3303程、3年目になります。少しずつ自然菜園への移行をしていきたいと考えております。コンパニオンプランツは今年ネギやニラバジル、豆などで実験中です。
もう、季節的にはかなり遅いですが、ダメなら来年の春から、今からでも良ければ是非とも草マルチの実践をしてみたいと考えております。
このblogのコメントの仕方が分からず、貴ホームページの問い合わせからも同じ内容のメッセージを送ってしまいました。重複申し訳ありません。よろしくお願いいたします。