無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ベスト7の農業書籍

2012-02-12 17:38:29 | 日々の自然菜園
本日、

いやー、本日ついにやっと1冊目の本『コンパニオンプランツで 失敗しらずのコンテナ菜園』(家の光)の校了をむかえることができました。

実は、恥ずかしくて余り周りに言ってこなかったのですが、
今年の冬は、執筆という慣れないお仕事をいただき奮闘しております。

本が1冊できるまでに、たくさんのプロのご協力があり、エネルギーが必要だと体感しました。
ここのところ、昼夜逆転や何回も編集部の方とやり取りを重ね、校正に次ぐ校正を行っての校了でした。

後は、印刷→出版→本屋さん→みなさんの元に行きます。

それは、タネを蒔き苗を育て、定植した後は、野菜が自分の手元を離れ、それぞれの畑に根を張っていくような気分です。
拙い本かもしれませんが、身近な野菜栽培のきっかけになってくれればと思います。


今日は、今までお世話になった本の仕分けを行いました。

写真は、農業書の一部ですが、ずいぶん色々な本にお世話になって今があります。


本を2階からひとかかえ持ってきては、取捨選択し、仕分けていきます。


本の大きさや、作物別、作者別に


どんどん空いた本棚に並べていきます。


たくさんある農業書籍の中で、最も宝物を一つあげれば、

この道に入ったきっかけの福岡正信さんのこの本。


開くと、直筆のサインが入っています。

10年前の2002年に直接書いていただいたものです。


私が農業でお世話になった方は、たくさんいます。

自然農・自然農法も無農薬栽培の右も左もわからなかった私が頼りにした本は多々ありますが、
中でも特に影響を与え、今でも大切にしている本がこの7冊です。

絶版のものもありますが、本当にお世話になりました。

今日は一つの節目として、本に改めて感謝できた日でした。
もう1冊春までにがんばります。


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公開講座「無農薬・家庭菜園のコツを学ぶ」(土づくり&菜園プランの立て方)

今年で、5年目の無農薬栽培ための公開講座。
無農薬栽培の基本を学びながら、実際に家庭菜園からプロまでよく失敗するポイント、
改善策をわかりやすく解説します。菜園計画も立てるポイントを教えます。

3月 4日(日)
3月11日(日)
※両日同じ内容です。

時間:13:30~16:00(開場13:00~)

会場:三郷農村環境改善センター(安曇野市三郷温2267-2)
   会場の  0263-77-8088 

参加費:500円(会場費)
参加方法:予約不要(当日、直接お越しください)※駐車場がございます。

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「プロの家庭菜園講師・竹内孝功が教える
『5分で学ぶ超カンタン週末無農薬栽培のコツのコツ』
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1月は、菜園プランの作り方など春までに知っておくとお得な内容になっております。

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メルパルクカルチャーセンターNAGANO教室(長野市) 
無農薬で「ずくなし菜園」 楽しく美味しく野菜の育て方
無農薬栽培で家庭菜園を始めたい方、
菜園プランの立て方・土づくり・病害虫に負けない堆肥肥料の使い方・連作障害の防止などを学びます。  
畑で困っていることを  Q&A で解決します。

第1回 1月25日(水)
第2回  2月22日(水)
第3回  3月28日(水)
時間:13:30 ~ 15:30
受講料:3回 一般 5,670円  会員 5,040円
教材費:3回  1,600円

NHKカルチャーi-City松本教室(山形村)
失敗しない無農薬野菜の育て方(春までの準備)

無農薬栽培で家庭菜園のはじめ方や野菜の作付計画を一緒に作りま す。失敗しない土作りや連作障害しにくい輪作体系を学べます。畑で「困った!」をズバリ解決します。

1/11-無農薬栽培の土作りの考え方、病虫害に負けない堆肥・肥料の使い方
2/8-菜園プランを立てる(1)コンパニオンプランツで菜園プランを作る
3/14-菜園プランを立てる(2)一緒に作った菜園プランを検証する Q&A
時間:13:30 ~ 15:30
受講料:3回一般 7,875円  会員 7,245円
教材費:3回  1,575円

※カルチャーセンターの内容はほぼ同様です。お近くの教室をお申し込みください。

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2012年度 あずみの自然農塾 6期生募集始まりました!!

自然農(しぜんのう)とは、奈良の川口由一さんがはじめた無農薬栽培、
「耕さない」、「草と虫を敵とせず」、「持ち込まず待ちださない」自然の理に沿った生き方です。

あづみの自然農塾では、シャロムヒュッテで、基本的に、毎月1泊2泊で3月~12月自然農を学びます。自分の区画も持てます。

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2012年新講座のお知らせ
土から学ぶ~永続可能な自然菜園講座・春夏秋冬~タネまきからタネとりまで

体に優しい食事。ヨーガや散歩などに適度な運動。心身の深いリラックスができるホリスティックな穂高養生園で、
年4回春夏秋冬で、2泊3日泊りながら、土から学ぶ自然菜園づくり講座です。

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Azumino自給農スクール2012生徒募集始まりました。

2012年は、更に育苗コースも新設し、充実プランになりました。

当スクールでは、無農薬の自給菜園を中心に野菜の自然栽培を学びながら、
田んぼ、雑穀、日本みつばち、自然養鶏、蕎麦打ち教室など自給自足の暮らしに欠かせない体験や見学会も行っております。
宜しくお願いいたします。

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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2013-07-08 14:33:26
矢島 信幸さんへ

ありがとうございます。
ピロール農法、、確か、うる覚えですがシアノバクテリアで、酸素を出す農法だった気がします。間違っていたら申し訳ないです。

以前お世話になっていた農家さんで、シアノバクテリアを使用してマコモだけがとても大きくなったことを憶えております。
返信する
はじめまして (矢島 信幸)
2013-07-08 14:00:44
はじめまして
私は信州
中野市でピロール農法を推進している会社です。

自然農法拝見させていただきました。

私どもの農法もらん藻を繁殖させるものなので
地球と大きな関わりがあります。
今の時代、安心・安全なものを消費者及び生産者が好む時代になってきました。
よかったらピロール農法も検索してみださいな。

今後も拝見させて頂きます。
では、失礼します。
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2012-03-07 21:30:51
たつきさんへ

手近にあってよかったですね。

私も図書館で明治以前の農業書を見つけた時は嬉しかったです。
返信する
Unknown (たつき)
2012-03-07 21:24:08
さっそくありがとうございます。
図書館で蔵書があったので、とりあえず借りてみます。
欲しい本がたくさんあって、優先順位を付けないと全ては買えません…。
返信する
ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2012-03-07 11:29:58
たつきさんへ

基本的な育苗については、農文協さんの『果菜の苗つくり』がよくまとまっていると思います。

ブログ拝見いたしました。いろいろ実験されていてとても勉強になりました。

自然栽培に合った育苗にはさらにいろいろな技術がありますが、まずは育苗の基本を抑えることがとても重要だと感じでおります。

今その点について執筆もしているだけに、伝える難しさを感じているところです。

また何かございましたら、ご質問ください。
返信する
育苗の良書は何でしょうか (たつき)
2012-03-07 05:25:30
おはようございます。
相当の本を読まれておられるようなので教えてください。
固定種の自然栽培(的)なのをしていますが、育苗について詳しく書かれたオススメの本などありませんか。発芽、徒長を防ぐための技術、温度管理、定植の技術等々、知りたいことがたくさんあります。

よろしくお願いします。
返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2012-02-20 23:10:41
瀬尾良二さんへ

どういたしまして。
いろいろやってみて、自分のやり方を見つけてみてください。

こちらこそ、やってみてどうだったかいろいろ教えてくださいね。
返信する
ありがとうございます。 (瀬尾良二)
2012-02-20 22:40:21
ありがとうございます。
自然農仲間の方とも相談しましてセスバニアで試してみようということになりました。
早速、実践してみます。

また、電気柵を友人が協力してくれまして安価で太陽光を利用した電気柵と人毛も有効だそうですので行きつけの床屋さんで人毛を頂きまして撒いてみようと思います。
また、肥毒層もセスバニアを蒔くことで土壌改善させて頂こうと思います。
大変、参考になりました。
ありがとうございます。
また、分からないことございましたら、教えて下さい。
返信する
ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2012-02-20 00:10:53
瀬尾良二さんへ

残りの質問が2つありましたね。

1)イノシシ対策
いのししですか、これだといわれる方法は、
複合的な対策のようです。

電柵、忌避液、周囲の草刈りなど併用することで効果をアップさせることが有効です。

一度入られると癖になり繰り返すので、入り口や周囲を中心に、防御することが必要になってきます。

2)肥毒層(農薬・化成肥料の層)
肥毒層については、私も河名さんの師匠に直接教えていただいたことがあります。

肥毒層があるかないのかはわかりませんが、

機械や肥料、農薬の依存により、土が死んでしまっているのは確かです。

死んだ土では根張りがよくなく、収穫はよくありません。

そこで、通気性がよく、保湿性が高い、団粒構造が発達した畑に改善する必要はあると思います。

無肥料栽培するには、まだまだ秘密があり、その秘密が重なると無肥料でも収穫できるようになります。
返信する
ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2012-02-19 23:52:07
瀬尾良二さんへ

そうですね。エンバクとソルゴーでもいいかもしれません。

特にエンバクは、ムギ類の中で最も湿度に強く、
夏に育てることができる点が特異です。

緑肥には、いろいろな特性があるので、その特性を活かすことで一層効果的です。
そのため、効果的に利用するためには、単一で使うよりも複数混播することをお奨めします。

排水の悪い元田んぼでは、乾燥に強く、湿害に弱いソルゴーの利用は一般的ではありません。

それは、透水性の改善はあまりないとされているからでしょう。

ですからは、耐水性が強く、マメ科特有の窒素固定能力、透水性の改善能力ともに高いセスバニアをお奨めしました。

長くなりましたので、あと2つのご質問は別に書きますね。つづく
返信する
土作りとイノシシ対策? (瀬尾良二)
2012-02-19 22:14:40
こんばんわ。お世話になります。
わたしも近所の方にお貸ししていた水田を今年より返して頂きまして自然農畑に変えるべくエンバクを蒔いて土壌改良しようとしております。
水捌け悪く、やはり30センチくらいしか掘れません。
セスバニアとライ麦がいいそうですが、エンバク・ソルゴーでもいけますか?
また、イノシシによく荒らされますが、何かいい方法があれば教えて下さい<m(_ _)m>
 また、ナチュラルハーモニーの河名さんのご著書に書いてありました肥毒層(農薬・化成肥料の層)というのがあってそれを除くと収穫量がよくなるそうなのですが、竹内さんはどう思われますか?


返信する
コメントありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2012-02-13 13:02:27
じゅんさんへ

どういたしまして。
土の上に3年。

すぐには畑で何でもできるわけではありませんが、
適切なアプローチで、どんどん変わっていき生えてくる草も変わってきて、
野菜が育つようになってきます。

余計なことをせず、世話をすることは子育てのようなものかと思います。

その過程を楽しめるようになると菜園づくりは、楽しいものです。

役に立てば幸いです。
返信する
Unknown (じゅん)
2012-02-13 10:12:01
竹内さん、ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
また、何かありましたら相談させてください。
返信する
ご質問ありがとうございます。 (たけうち あつのり)
2012-02-12 20:58:58
じゅんさんへ

水田の場合、水田で使うのが一番ですが、
そうもいかない場合は、工夫が必要です。

じゅんさんの場合、私なら3つの点に注目します。

1)以前田んぼだった点
水はけが悪い。

2)山の土を入れた点
痩せていて野菜は育ちにくい可能性が高い。

3)根が30cmぐらいでストップの硬い層
水はけが悪い。

以上の3点から、
畑にするためには、水はけをよくすること。
そして、野菜が育つ肥えた土にすることです。

そこで、水田の畑化にはいろいろありますが、自然農的な改善策として、
緑肥によって水田を畑化しながら、肥沃にしていこうと思います。

夏は、セスバニア。
春と冬は、ライムギ。
の2種類をメインに導入し、土壌改良します。

セスバニアは緑肥作物として、また硬盤破砕、防風などの用途で栽培される農業用作物です。

草丈は3~4m、根は地中に1m以上伸び、硬盤破砕能力が高く、土壌の排水性・通気性を高めます。
重粘土質土壌や湿害圃場の改善に効果的です。

また、同じマメ科のレンゲの4倍の窒素を土に固定し土を肥やしてくれます。

ライ麦の場合、緑肥としての主な作用効果は深根性に由来する土壌物性改良です。

2mの地上部を支えるだけの逞しい直根が地中深くに進んでいき、長期的に垂直方向の地下腐植となって、透水性改善作用があります。

どのように導入するかはいろいろありますが、
とても効果的な緑肥なので、お奨めです。
返信する
硬い畑の耕し方 (じゅん)
2012-02-12 18:32:19
竹内さん、いつも参考にさせていただいています。ありがとうございます。
ところで今、悩んでいる事があります。
実は自然農で使用させて頂いている畑なんですが硬い層があってその対処法に困っています。
その畑は以前、水田で使用。その後周辺の宅地化に合わせ水田との使用を止めて山から土を入れてしばらく放置されていたそうです。
3年前に自然農の畑として再開したそうです。
今回、掘ってみますと表土から下30~60cmぐらいが硬い層でした。(部分的に粘土質っぽい)
根を見ますと30cmぐらいでストップ、または横に這う状態でした。
今後、畑としてベストな状態で使用するにはどのような対応で作業を行った方が良いでしょうか?
個人的には鍬やスコップでひたすら硬い層を崩す(自然農という事で機械は使用しない)もしくは麦などの根で硬い層を崩すなどを考えましたが竹内さんとしてどのような方法がお勧めでしょうか?
狭い畝ですので出来れば種を蒔く時期やスペースの事も考えながら畑の状態を良くしたいです。
実行するには種を蒔いていない今のタイミングだと思いまして相談させて頂きました。
長文となってしまいましたがどうぞ宜しくお願いします。
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