出来るかねぇ、面積狭いって言っても、田6枚だぜ。
それに、働き手は年寄り3人、初心者2人。うーん、・・・
なぁに、出来る、刈れる!
信じて進めば、為せば成る!全部、やり切るぜぇ!
と強がってみたものの、小作人さんたちの田んぼは、畔波板も外していないし、イノシシ防止ネット張ったままだ。うーん、前途多難。
彼らの田の準備が整う前に、女性一人田を作るIさんの田んぼを刈ってしまおう。何故か、ここのイネは倒れるんだよなぁ、毎年。我が家の苗と同じもの、しかも丁寧に手植えしてるのに、根の張りが良くない。肥料や堆肥、微量要素も加減しちゃいるんだが、相変わらず・・多分土のせいなんだろう。残る手段は土壌改良剤の投入かな。
バインダー(稲刈り機)は刈り歯も交換して事前調整お願いしてあるので、順調そのもの、トラブルは一度もなし、頼むぜ、この調子で行ってくれよ。
小作人さんの2枚の田にかかる。こちらはイノシシにやられたところなんだが、数度にわたる木酢液散布と最終手段!防御ネット張りのお陰で、被害は一部にとどまった。まぁ、この程度なら、我慢の範囲と諦めなくっちゃ、獣とも共存だ。
小作人さん二人もようやく作業のコツを掴み始めたようなので、こっちはどんどん刈って行くことにする。とにかく、刈っちまえば、あとはなんとかなるんだから。
若い?男手あるってのは助かるんだよな、穴あけとか杭打ちとか、力仕事を任せきりにできる。以前はすべて俺がやっていたんで、稲刈り作業を途中中断してやったりしていたんだが、これがなかなか厄介だったんだ。稲束を運んだり杭に掛ける速度は遅くとも、こういう部分を担ってくれるだけでも助かるのよ。
彼らの田2枚、刈り終えて、まずはその杭掛けを優先するって判断もあったが、常に刈り取りが先攻しないと、全体の作業の流れは停滞してしまう。昼前にもう1枚、我が家のコシヒカリも刈ってしまえば、否応なく本日刈り取り目標を達成できるはず。雨もぱらっと来たし、ええい、行け、行けじゃ。
この強硬策、狙い違わず、昼食後、最後の黒米2枚も刈り取り、杭掛け完了!
素晴らしい。
3時過ぎ、疲れがピークを越す前にすべて終われた。
仙台、米沢から通って田植えから除草、草刈り頑張り通した小作人さんたちも、これで来年の米は確保できたと大喜びだった。
もっとも、我が家にとっては大きな田2枚、これからなんだけど。
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