霞城セントラル前、って人少ないんじゃないの?街頭演説したって、聞く人いないぜ、きっと。
手作り看板持参で応援に駆け付けたけど、やっぱりなぁ、時折通行人、その多くが高校生。
ほぼ無人の交差点向かって、繰り返し主張を訴えるキムテヨンさん、やらねばならぬ!伝えねばならぬのただならぬ決意にじんと来る。
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もっと多くの人に聞いてもらえる場所ってないのか?
せっかくのド派手なれいわキムテヨン号を見てもらえるところはないのか?
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まぁ、どこに行っても50歩100歩だろうな。車社会の地方はみんなこんな具合だ。人がいるのは大型店の店内と駐車場のみ。公の場所で人々が出歩くことなどありゃしない。厳重に隔離された生活、情報のロックダウンだぜ。
接する情報と言えば、かなりバイアスがかかりつつある大手メディアと個々の嗜好に特化したSNSばかり。
立ち止まることがない、話を聞く機会がない、議論する場もない。せめてチラシだけでも受け取って目を通してくれればいいんだが、それも9割がた知らんぷりか頑なな拒絶だ。
必死で耳を塞ごうとしてるみたいだぜ、みんな。投票率50%以下って、当然の結果だよな。
見たい、あるいは見るように仕向けられた情報のみに目を向けている間に、この国は世界のじり貧国になっちまった。でも、それにさえも気が付かない。
いいのかそれで?これで民主主義って保っていけるのか?
選挙なんて要らないんじゃね?って時代がじわじわと忍び寄っているぜ。
ほれ、緊急事態条項さ。
井上ひさしさんの『イーハトーヴの劇列車』締めのセリフが聞こえて来る。
「もっと広場があればなぁ!」
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