ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

小作人新顔、デビュー!

2023-03-28 14:05:39 | 米つくり
我が家の田んぼ2枚、作り手がリタイヤ。跡継ぎ新顔さんを募集するよぉ、ってブログに書いたら、さっそくのご応募!ありがとうさんです。じゃぁまず田んぼ見に来てよ。ついでに作業もして行く?
もちろん、もちろん、って意欲溢れるご返事。
よっしゃ、ハウスのビニール張り手伝ってもらちゃお、と下心いっぱいで日取り設定したら、生憎と、その日は雨!残念、お天道さま、悪心を見通しなさったな。
まっ、いいや、雨でできる塩水選と温湯消毒一緒にやってもらおうか。
まずは、田んぼの見学会だな。
うわぁっ、この田んぼですかぁぁぁ!降りしきる雨なんて気にも留めず、畔を歩き田を歩き、ぐるぐる回りのテンションマックス。大変だから、1枚だけでもいいよ、ってこちらの思いやりも、作ってよければ2枚とも作りますよ、って田んぼクリエーターの役割に大満足のご様子だ。一緒に来た高校生の息子さんともども、次々に写真を撮りまくっていた。
田植えは、手植えでやってみたい!とさらに意欲は駆けあがる。他にも手伝う仲間がいるってことなので、2枚で3aほどの広さだから、手植えしたって1日仕事、頑張れ!と、けしかけた。
興奮冷めやらぬ二人を連れ戻して塩水選の作業。塩水作り、比重計、塩水選の桶と笊。何もかもが珍しい。未熟な籾を取り除くため、と塩水選の目的を伝えて、あとは二人にお任せした。
親子二人で協力して、コシヒカリ4袋、ヒトメボレ、マンゲツモチ各1袋の塩水選を終えてくれた。
塩水で下に沈んだ充実籾は袋に入れ直し、家に持ち込んで温湯殺菌作業。あれこれおしゃべりしながらついつい浸漬時間オーバーしちまったりして、和やかに終了した。
次の共同作業は種まき、予定の日にちが仕事が入ってるってことだったが、なんとか、都合をつけるって、なんと、頼もしいことだぜ。息子の方も、かなり気に入ったようで、学校が休みの5月連休中、堆肥撒きに参加することを約束してくれた。
ご苦労さん、気をつけてお帰りを、って見送ったら、車は別の向きに。
も一度、田んぼ見てから帰ります、だってさ。

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