taraの日常

好きなものいろいろ

出合った本②

2008-02-24 09:14:29 | コミックス・本
ここ最近買った本、再読した本。
■「へたも絵のうち」熊谷守一
■「女たちよ!」伊丹十三
「日本世間噺大系」つながり。田舎から出てきたばかりの大学生の私は結構この本でいろんなことを知った。ルーの下着、ジュールダン(今はジョルダンっていうよね)の靴、グッチのバッグ、シャネル、サンローラン、ジャグァ(今はジャガーって以下略)ルノー。それから本に出てくるお料理も結構作ったなあ。キュカンバーサンドイッチ、クレッソンのサラダ、マイクルのキャベツ、トルティーヤ。伊丹十三30代半ば、まだ宮本信子と結婚する前の本。伊丹さんの若々しい毒舌正論っぷりが堪能できます。
■「東京に暮らす」キャサリン・サンソム
1928年~36年までイギリス外交官夫人として日本に滞在した夫人の日本印象記。時代的には世界から日本が孤立していく暗い時代ではあったけど、夫人は使用人と語り合い(って言葉が通じてないから、そこがまた面白いんだけどね)バスに乗ってデパートに行って、温泉にも入る。美しい日本の四季、穏やかな日本人がユーモラスかつ暖かなまなざしで語られる。…夫人が今の日本をみたらどう思うだろう?
■「しぶちん京都」グレゴリ青山
「ひみつの京都」に続くいけずの京都第2弾。なんのかんの行って「旅のグ」以来ほとんど買ってる。絵上手いですよ、この方。インド映画好きとか内田百好きとか「そうそう…!」ってうなずけるとこがわりとあって。
■「子どもとの暮らしと会話」銀色夏生
…結局つれづれノートなのでした。カンチもますます自由好き放題に生きてるし、さくはものわかりのよい、良い子になっているご様子。昨日買ってきたばっかりなのでこれからじっくり読むつもり。
■「B型自分の説明書」JamaisJamais(じゃめじゃめと読むらしい)
これは…買うかどうか凄く迷った。だって…だから、なに?って本なんだもん。1,000円もするし。でも結局買った。そこがB型なんだよ、とか言われそう。ちょっと読んだだけだけど、クスッとするとこもある。四文字熟語が好き、とかよく蚊にさされる、とか話がとぶ、とか…。
■演劇のチラシのブックカバー
後ろ3冊はきれいなチラシだったのでカバーにしてみた文庫本。あああ、あたくしも立派なオカンアート(←知ってる?)の仲間入りです

出合った本①

2008-02-24 08:43:27 | コミックス・本
昨日、行きつけの病院(そんなものがあるなんて…歳をとるって悲しいわァ)で、ふと手に取った写真集。
なんだか涙が出てきて止まらなかった。かわいいとか癒しとかそういう言葉では片付けられない。なんだろう?自然と共に悠然と泰然自若、無心に生きる…その姿はたとえようもなく高貴で美しい…どうしてヒトはそういう風に生きられないのだろう。このケレン・スーという写真家、なかなか。他の写真も見てみたい。