taraの日常

好きなものいろいろ

2016秋の観劇~サイゴン・貴婦人

2016-12-12 18:27:03 | 観劇
長くなってしまいそうだったので分けました~。

10月29日ソワレ 「ミス・サイゴン」
   
【キャスト】エンジニア:市村正親/キム:笹本玲奈/クリス:上野哲也/ジョン:上原理生/エレン:知念里奈/トゥイ:藤岡正明/ジジ:池谷祐子
1階B列どセンター、神席であります。市村エンジニアをじっくり観られる!と気合を入れて帝劇へ。ロビーではドリームランドがハロウィン仕様になっていました。
この前の週のNHK「ミュージック・ポートレイト」で市村さんがエンジニアのオーディションの頃の話をしておられました。この役をどうしても取りたい!と思っていた市村さんがオーディション会場に入ってきた時に、みんなが「エンジニアが入ってきた!」と思ったんですって。それ程までに市村さんのものになっているエンジニア。だって、アメドリなんて「なんちゃらかんちゃら、アメリカンドリーーム♪」って繰り返してるだけなんだよ?でも、なんか…エンジニアの強さや切なさ、儚さを感じる名ナンバーになってるんだよね~凄いよ。市村エンジ、見納めかもしれないけれど(ファイナルって言ってても再演ってあるからね~)充分堪能、なんか満足。
さて、この日は藤岡トゥイに大注目。うん、なかなか良いではないか。結婚式の鉢合わせ、貧民窟でのキムへの愛情、タムを見ての驚愕とキムの銃弾に倒れる絶望と悲しみ…藤岡くん、演技素晴らしい!です。勿論歌もよい。
ヘリコプターシーンでは観客席に風が!…この演出前からあったっけ?もともとこのシーンはクライマックスともいえるシーンなので、より一段と臨場感が増していいと思います。
ま、大体は満足だったのですが…ちょいイマイチだったのが「ブイドイ」の理生くん。そんなに動き回らなくてもいいよ。歌上手いんだから演技や手振りは不要だと思うなぁ。あと、ラストシーンのキムが…B列だと見えない!…まさかの見切れ。ま、贅沢は言えませんね。

11月22日ソワレ 「ミス・サイゴン」
 【キャスト】エンジニア:駒田一/キム:キムスハ/クリス:小野田龍之介/ジョン:上原理生/エレン:知念里奈/トゥイ:藤岡正明/ジジ:池谷祐子
小野田くんはCLUBSEVENで観て、おっ歌上手いな~と思っていた役者さん。まさか帝劇でプリンシパルとは!うん、期待を裏切らない素晴らしいクリスでした。そもそも、この舞台でクリスって結構重要な役だと思うんだよね。歌はもちろん、演技力も必要。だって、キムがあっという間に恋に落ちて、その後何年も待ち続ける人なんだよ?魅力的な男子でなければ説得力がないよね。その点、小野田クリスはとっても素敵でひたすら優しい。「世界が終わる夜のように」の明るい表情。電話線が外れるんじゃないか(笑)と心配しちゃうぐらいの舞い上がり方。キムを必死で求め続けるヘリコプター場面。よかったねぇ。それからスハキムも歌にメリハリがあって可愛らしく、激しい。小野田・キムは、藤岡・ソニンの次くらいにココロにぐっとくるペアなんじゃなかろうか。もう一度この組み合わせで観たいです。

11月27日マチネ 「貴婦人の訪問」
【キャスト】山口祐一郎/涼風真世/瀬奈じゅん/今井清隆/石川禅/今拓哉/中山昇
いやはや、チケットが捌けなくって…結局姉に来てもらいました。うーーん、なんだろう?みなさん、チケット押さえすぎだったのかしら?決して人気のない舞台ではないと思うんだけどなぁ?クリエ満席だったしねぇ。感想は去年とあんまり変わらない。「祐さんが祐さんだった」…以上です(笑)


2016秋の観劇~ヅカエリザ・月歌舎・スカピン

2016-12-12 14:35:51 | 観劇
今年の秋はちょこちょことしたお出かけが多かったのですが、観劇もちゃんとしていますよ!(…「ちゃんと」って何だ?「ちゃんと」って(笑)仕事か?)

10月4日ソワレ 宝塚宙組「エリザベート」
 【キャスト】トート:朝夏まなと/エリザベート:実咲凜音/フランツ・ヨーゼフ:真風涼帆/ルキーニ:愛月ひかる
久しぶりにヅカ行ってきました。お友達のピンチヒッターで行ったのですが…マジで良かったよ。エリザベートも初演から20年。ということで今回は初演を意識した演出…だったのかな?東宝エリザがどんどん斬新になってしまう昨今、なんだかとっても懐かしいエリザに会えた感じ。トート閣下は黒髪ストレートのクールなトート。でも優しいね。シシィに惚れてる感ががっつり出ていました。エリザの実咲凜音さん、歌も姿もお芝居も申し分なし!ストレスなくエリザベートの世界に入れます。…そして私は、ヅカ版エリザの何が好きってフィナーレなんだよね~。タキシードとドレスの美しさったらなかったわ~いや~この晩は「世界一美しい人類の集団を見た!」と心の底から思いました。

10月8日夜 月歌舎「ミュージカル魔王」
お友達の公演です。お友達の公演だから義理で…とかじゃないのよ。最初はそうだったんだけど、なんかね~この劇団のお芝居って吹っ切れていて好きなんですよ。
【ストーリー】引きこもりを続けるお父さんの前に、魔王の使いと名乗る男が現れ、息子を誘拐したと告げる。お父さんは息子を取り返すため、魔王が住むと言われるカルチャースクールに乗り込み、なぜかスキルアップを図る!果たしてお父さんは手に職を得ることが出来るのか!それよりも息子は助かるのか!?
ね?面白そうでしょ?特に入月謙一さんの声がいい!一気に空間が引き締まるっていうか。狂言すり足歩きお見事でございました。興味のある方はHPへGO!

10月19日ソワレ 「スカーレット・ピンパーネル」
 【キャスト】パーシー:石丸幹二/マルグリット:安蘭けい/ショーヴラン:石井一孝/アルマン:矢崎広/佐藤隆紀/川口竜也/相葉裕樹/太田基裕/廣瀬智紀/上口耕平/植原卓也/駒木根隆介
うーーーん…石丸さん、10年前にやってほしかった。お若いピンパーネル団とのギャップが…ね?しかし、パーシー・マルグリット・ショーヴランのアンサンブルは聴きごたえばっちり!…やはり、3人がこのキャリアだからなせる業なのかしら?と思ったり。ピンパーネル団の若者達は耕平くん、相葉くんはじめみんなちょっと緊張気味でしたが頑張ってました。特に佐藤くんのプリンスとロベスピエールの早変わりと演じ分けはお見事。最後のマルグリットの殺陣…あれは…笑うところ?さすが宝塚。ま~いろいろツッコミどころはありますが、結構楽しめました。背景は暗い時代なのですが、基本的にはコミカルでおしゃれで、ちょいと能天気なお話なので、これはこれでいいのかなと。







2016秋のお出かけ~世田谷九品仏

2016-12-12 11:53:01 | 旅行
東京の城南・城東方面ってなんだか今一つなじめない。…渋谷あたりにきっと結界があるに違いない(笑)とはいえ、素敵なお店や街並みがたくさんあるのもこの地区です。アド街で「D&DEPARTMENT」のショップを見て素敵だな~と思って行ってみました。
九品仏からすぐのところにある大きなお寺、浄真寺。紅葉がすっごいキレイ
              
京都や鎌倉に行かなくても古都堪能!地面一面を埋め尽くす銀杏の黄色い葉っぱが美しい。お堂の中も大判振る舞いで、仏像の後ろ側まで見せてくれる太っ腹さ加減がまたよい。駅の傍にこんなに広くて静かなお寺があるの、なんか羨ましいなぁ。
九品仏駅は小さな駅。島式ホームで駅の両端に踏み切りがある。ホームの長さが足りないので、1両目のドアが開かない。久しぶりに見た構造なので思わず写真を撮る。
 
  商店街の傍らに咲いていたお花。
  
商店街を抜けて環八沿いのD&DEPARTMENTに到着。ランチをいただきました。オーダーしてから、軽く30分は待たされましたが、ソファの座り心地(カリモク製と見た)がとても良く、こころゆくまで呆然とできるので…ま、いっかって感じ。ショップは地味だけど長く愛されてきた食器や家具が沢山置いてありました。すぐに買いたいな~ってものはなかったけれど、やはりソファはとてもよい!いつかは買いたいなぁ。
さて!ここまで来たからには、等々力渓谷にも足を伸ばしてみる。
   バス停傍のおうちの寄せ植え。多肉植物…アートっぽいね。
等々力渓谷…予想を上回る大自然が堪能できます。ここも紅葉が本当に素敵なのであります。
                        
この上を環八が通っているとは思えない静けさ。
      猫さんも気持ちよくお昼寝中。