taraの日常

好きなものいろいろ

藤田嗣治展

2018-08-20 19:41:19 | 美術
 8月12日、都美館に見に行ってきました。
藤田嗣治っていうと、乳白色の肌の裸婦と猫、あと戦争画で日本を追われた画家さん、くらいの情報しかなかったのだけれども。ある伝手で招待券をいただいたので、ごく軽い気持ちで見に行きました。・・・結果、すみません。素晴らしいお作品の数々!結構こころ掴まれました~
  パリに行ったばかりの頃の作品。自分の画風を模索しているこの時代の絵、一番好きかな。古びていないっていうか…というより新しくないですか?コンテンポラリーアートの人の作品といっても通用しそう。シャープでおしゃれ。
 戦争退避でメキシコに行っていたときの絵も素敵。このドライブ感、いいですよね。

戦争画については…うーーん、時代や藤田嗣治の純粋さなんかを考えるとやむをえないのかな。祖国のために芸術家ができることは何かって驀進してしまった結果なのかもしれない。アッツ島はあまり好きになれなかったけれど、サイパン玉砕は残酷で重厚で…ヨーロッパの歴史画みたい。祖国に名を遺す芸術家になりたかった、これが日本のためになる…と信じてたんだろうなぁ。藤田は「風俗日本」(近代美術館でも見たな~)の映像を見ても、日本を愛する気持ちがいっぱいあった人だと思う。でも、本人の性格なのか、パリ在住が長かったからなのか、もはや異邦人の目線でしか日本に接することができなかったというのが、この人の悲劇なのでしょう。
 彼が最後に建てたフレスコ画で埋め尽くされた教会…見にいってみたいです。
 しりあがり寿先生作のハンドタオル、買っちゃいました。

チワー焼き

2018-08-20 01:04:53 | おうちごはん
近頃、夜回り猫ファンの間で流行っている「チワー焼き」やってみました。

卵(めんつゆとお砂糖ちょっとで味付け)を焼いて、紫蘇を並べてひっくり返して紫蘇がカリカリになるまで焼く。これだけ。紫蘇もっと多くても良かったな~。夜回り猫でおなじみの魚肉ソーセージの薄く切ったのなんかを並べてもいいかも。卵を焼く時に「チワー」って音がするからチワー焼き、なんだって。どこにでもある安い材料でほっこりするものを作る。夜回り猫レシピはいいねえ。
じつはこの卵焼き、黄身が少ない。というのも最近、卵の黄身の醤油漬けにハマっているから。白身多めの方がさっぱりした卵焼きになるように思います。
 黄身の醤油漬けはアボガドの穴にいれてスプーンで果肉と一緒に食べます。

もういっちょ!今年は茄子とピーマンを良く食べました。茄子ピーマン炒めの味付けに、きゅうりの酢の物で使った三杯酢のあまりで味付けしてみたら…まあ、さっぱりして美味しいじゃありませんか。炒め物にお酢を使うのって割といけますね。