失敗したらどうなるのかしら？

「人の心が知りたくて、心理学を学んでみたいと思いました～」…わかるかっ！そんなもん。

放送大学「認知行動療法」結構真剣に見ています。
問題行動を何とかしないとその人が生きていく上で困る…そんな時に原因とか育成歴とか考えているヒマはないし、わかったからって、じゃあどうするの？という方向にはすぐには結び付かない。表出する行動や感情をまずは転換していく、そのバッサリした方針は現場でとても受け入れやすい考え方だと思う。ぶれない決まりを作る。飴と飴なしを上手く使う。…ふむふむ。
なぜそのような行動をとるのか？という原因を追究していくことも無駄だとは思いませんが、自己の内面を表出させずに本人の困り感が解決するのであれば、それに越したことはないのではないかと思います。
このスキルと考え方は対人療法に限らない。自分自身の行動や意思決定の問題点を探る上でも効果的ですね。

講義終了後の放送大学宣伝タイムにしょっぱなのインタビューが流れます。「心理学＝心がわかる」…そう思っている人ってやっぱり多いんだねぇ。うーーん…「心がわかる」なんてのは宗教の世界だよなぁ～と思います。

さて！最近どうも脳みそがゆるゆる状況になってきているようなので、引き締めるためにも勉強してみようかなと思っています。ちょっとお金がかかるので「失敗したらどうしよう…」とウジウジしていましたけど…「失敗したらどうなるのかしら」ほらほら、どうですか？行動は見方や捉え方で価値が転換するもの。頑張ってみますね。